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恐懼に堪えない日々

【恐懼】(きょうく)・・・ おそれかしこまること。日々の生活は恐懼に堪えないことばかりですよね。

体育祭から得たもの

2005年06月01日 | 日記とか
夏のような熱い太陽が降り注ぐもと、体育祭が開催されました。
昨日もまぁそうだったんですが、授業を行うよりもこういう行事の方が、
生徒と直に触れ合う機会が多いというのは実習生にとってはありがたい限り。
我々は実際に競技に参加することはありませんが、
応援席に同席して一緒になって応援したり、声援を送ったりと、
久々に高校生と一体となっての体育祭を楽しむことができました。
ここでふと思うのは、高校を卒業して数年経ってしまった私にとって、
何か大事なものを思い出させてくれるようなものがそこにはあったということです。
大声を張り上げて競技をする人間に声援の声を送ったり、
はたまた怪我をしているにもかかわらず自分の責務を全うしようと、
必死になってグラウンドを駆け回る生徒の姿には、熱いものを感じずにはいられません。
大学生になってある意味大人としての達観したものの見方に馴れてしまった私には、
こういう一体感や熱い思いという元気を改めて生徒から気付かされました。
何か忘れてしまった大事なものがそこにはありました。
私が担当するクラスの赤組が最終的には優勝したということもあり、
熱狂と興奮が場を包み込むなか、体育祭は幕を閉じましたが、
今日も授業からだけでは得ることのできない貴重な体験となりました。
そして体育祭という一つの行事を一緒に闘ったということにより、
私と生徒の間にあった見えない壁の一角が崩れてきたかな、と感じました。
つまり生徒たちと私が気軽に話せる環境ができつつある、ということですな。
そのおかげでようやく多くの生徒の顔と名前が一致するようになりました。
こういう良い雰囲気を明日からの授業にも持ち込めていければ、と考えています。

余談ですが、久々に長時間屋外にいたので、日焼けで顔や腕が真っ赤に。
恐懼謹言。