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恐懼に堪えない日々

【恐懼】(きょうく)・・・ おそれかしこまること。日々の生活は恐懼に堪えないことばかりですよね。

2025/05/21 スタジオフォー巣ごもり寄席

2025年05月21日 | 噺とか
4月に神田鯉花さんの水戸黄門記の連続読み第1回にきた関係で、引き続きです。
今回は落語協会、芸術協会、圓楽一門会の3派の出演者が揃います。

鈴ヶ森    小太郎
水戸黄門記
出世の高松  鯉花
夢の酒    好二郎

小太郎さんは意外にも初めて拝見。
どうしても先代の名前のイメージが…
比較的落ち着いた雰囲気で、
派手な印象はありませんが、
独特の面白さのある噺家さん。
鯉花さんよりも入門は早いものの、
楽屋入りは後だった関係でどちらが先輩か、
非常に複雑な関係なんだとか。

鯉花さんは前回のあらすじをさらっと。
徳川光圀の兄である頼重がなぜ家督を継がなかったのか、という、
そんなエピソードが明らかになります。
肝心の徳川光圀の出番はわずかながら、
非常に良いお話でございました。
トータルで30分ほどで、前回よりもボリュームがありました。

トリの好二郎さん。
連雀亭で一度聴いていますが、非常にこちらも安定感のある高座でした。
笛の腕を買われて神田伯山襲名興行や、
錦笑亭満堂武道館公演にも出演したエピソードも。
ネタの夢の酒もとても楽しい高座でした。

鯉花さんの水戸黄門記が目当てでしたが、
こちらも期待通りでしたし、
小太郎さん、好二郎さんも楽しめました。
さぁ、来月は足を運べますかどうか。

恐懼謹言。




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