恐懼に堪えない日々

【恐懼】(きょうく)・・・ おそれかしこまること。日々の生活は恐懼に堪えないことばかりですよね。

明大前駅下車3分

2005年06月30日 | 日記とか
今朝は選挙カーの喧騒で邪魔されることなく、すっきりと目覚めます。
バイトは3時からですが、それまでにサークルの話し合いに参加するため、
今はめっきり行かなくなってしまった和泉校舎へと向かいます。
サークルは既に隠居の身とはいえ、一応は前幹事長であるので、
後輩に対してアドバイザー的な感じでたまには参加、ってわけです。

電車に乗るために駅へ向かうとそこには地元の友人に遭遇。
彼は今現在就職活動に勤しんでおり、当然ながらスーツ姿。
一応はベンチャー企業に内定が決まったものの、
それじゃ長い目で見た時に不安だってことで今尚活動してるわけですが、
もう見た感じの元気のなさ、やつれ具合に少々心配してしまいました。
就職活動ってのはここまで人を変えてしまうのかと思うぐらいに。
かたや私は就職活動もせず、みんなが血眼になって企業訪問している時に、
バイク旅に明け暮れていたりしたわけですからね。
彼と私との間には目に見えない差ができてしまったように思いました。

まぁそんなことを思いつつ大学に到着、サークルの連中が集まる教室へ。
引退してしまった身の自分にしてみれば今の1年生とはほぼ面識がなく、
何となくアウェー感があるのは否めませんな。
それでも現在のサークル上層部の人間は私が任命した人間なわけで、
その辺りで全く孤立するっていう状況にはならないんですがね。
で、この日のサークルの議題はなんとも深刻なもので、
なんと今年の学園祭の出店申請を忘れ、参加できなくなってしまったので、
その代替措置としてサークルはなにを行なうかというものでありました。
個人で事務手続きの書類を出し忘れるってことはあっても、
仮にもサークルっていう団体でこの凡ミスはかなりありえないだろ、
と突っ込んでしまいましたが、それでも無理なものは無理なら、
それなりにその一大イベントに代わる行事を企画せにゃならんのですが、
どうにもこうにも、これだ!っていう意見が出ずじまいで、
結局はまだ先の話だからってことで持ち越されましたが。
自分が去ってしまった後でもサークルの動きは気になるもんですな。
そもそもの設立の本義を忘れてイベント系サークルに化けないことを祈ります。

しかしまぁ和泉校舎に行ったのは一ヶ月ぶりぐらいでしたが、
いつも行ってる駿河台校舎とは同じ大学だとは思えないほど、
雰囲気がちがうっていうのは本当に実感します。
私とてかつては二年間和泉通いをしていたわけですが、
駿河台の空気に馴れてしまうと「和泉は若いなぁ」って思ってしまいます。
なんかもう駿河台の空気っていうのは常にみんなが何かに追われてる、
というような感じがするので、空気がピリピリしてる気がします。
そりゃまぁ三年生にもなればそれぞれ就職活動とか、
資格のための勉強に追われてしまうので仕方ないといえば仕方ないんですが、
それでも何かに追われて焦ることで人ってのは変わってしまうんですね。
朝会った友人のことと重ね合わせてしまいました。

私のように本当は焦らなきゃいけないのに、
「なるようになる」って感じでいるのもどうなんだって話ですがね。
駿河台に居心地の悪さを感じるっていうのは私の精神構造が問題なのかも。
ま、時間に追われてセカセカしてるより余裕は持っていたいものですが、
余裕の持ちすぎもまた命取りですな。
そんなこと考えてると鬱になってきます。

恐懼謹言。
コメント (3)
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