HK-1Zの打ち味は「ソフト」と書きましたが、それは私の調整ミスでした。
下の写真をご覧下さい。
閉じた接点ですが、右側が閉じていますが左側が僅かに開いています、この状態ですと接点が芯を外したところで接触しています。
この状態ですとソフトなうち味になりますが、本来の姿では有りません。
次の写真です。
この状態で全面がしっかり閉じています、これが本来のコンタクト状態です。これは接点調整ネジの角度が僅か20度程度の違いです。
これ以上行き過ぎると、逆の状態になり、また歯切れの悪い状態になります。
この調整がしかり出来るとかなり歯切れの良い打ち味になります、この電鍵は接点の調整が出来て初めて真価を発揮できるようです。
しっかり見たはずだったのに明るいところで見て気が付きました。
HK-1Zは接点の状態が打ち味を決める大きな要素を持っていることが分かりました。
接点のギャップ調整は後部接点の調整ネジで行います、これはKY-3Aなどと同じです。
打ったときと戻った時の差が無くなり、打ちやすい電鍵に仕上がりました。
ショックを和らげる物かと勘違いしてました・・・だとすると・・・・随分電流が流れますね・・・・
まさか・・・火花送信機用・・・・??
それでも跳返り感の無い落ち着いた硬さですよ、HK-807よりは落ち着いた硬さです。
大理石の上に乗っているのでそれなりの感覚ですね。
アマチュア用ですので好みで硬さを選んでも良いのかもしれませんが・・・・・・
接点の太さは、物の本によれば発光信号にも使えるそうです。
それなりの速度で叩けますので、夏にはシャックの机の上に乗る事は間違いありません。
あれは軍用かな・・・・
「モールスキーと電信の世界」と言う題名のCQ出版社の本ですよ。
B電圧は切らないと思いますが、カソードやグリッドでキーイングしていた時代の名残なのでしょうね。
ライトの前のシャッターは潜水艦映画で見ましたね、手でガチャガチャやっていましたね。
発光信号は、昔の懐中電灯でやった事がありましたが、だれも読めませんでした(笑
未だに、キーイングは「カソードキーイング」「バイアスキーイング」しか知らない・・・・・・わをー化石になっちゃった・・・・ぶちぶちぶち
発行信号は護衛艦「たちかぜ」だったかなー、そこのブリッジ脇で、米国空母「キティーホーク」に向かって・・・・強力なライトですね、昼間でも良く見えた。
一段目は押しボタンを押した時だけ点灯、二段目で連続点灯
でもぉーーーーーーー50年以上昔の話ですが・・・
今でも有るのかなー・・・・・?
済みません言葉足らずで・・・・昔のファイナルのカソードを切る直接キーイングですね。
通常ははブロックバイアスキーイング、変わったところでKWM-2のようにサイドトーンでキーイングするような物も有りましたね。
懐中電灯はそうです、あの押しボタンの付いたヤツです、あれでペカペカやるのですが、よほどゆっくり打たないと誰も取れませんでした。
短点と長点の対比が1:3では判別が付かないのです(笑