本音と建前

最近テレビ朝日の報道番組での放送事故にも近いような騒動が話題になっています。
確かに正論を述べその通りであるので在ろうことなのかもしれませんが、何かスッキリしない出来事でした。

元来日本人は「本音と建前」を上手く使い分けそれを飲み込む能力に長けていたと思うのですが最近は事情が違ってきたようです。
会話の一部や言葉尻を捕まえて追及する風潮が強くなり前後の会話や成り行きを見ない風潮は如何なものかと思うこのごろであります。

この様な出来事を目にするたびに現代人は言葉や会話から意図をくみ取る、文章からその裏にある意味を読み取る、そんな能力が欠けて来たと思うのであります。

それは受ける側だけではなく情報を発信する側にも大きな責任が有ります。

これは話し言葉が蔓延したインターネットの台頭や読書量の減少などが原因しているのではないかと考えております。

そう言う私も偉そうな事を言えるほど文章表現力は有りませんが、今回の出来事は深く考えさせられる出来事でした。