今年こそ全国の棚田巡りが出来ればと思うばかりです。
諏訪地区の棚田を廻っています。
ここは長野県・茅野市・豊平・上場沢(かんばざわ)です。
「スズメ張り」です。2005年8月7日撮影。
訪れた時、母・娘・孫(中2の女の子)がスズメ張りをしていました。
孫がキラキラ光るテープを持ち走り、母がその後を追いかけ、ポールに巻きつけ、
田んぼにテープを張り巡らします。それを祖母が見ています。
8月の田んぼでは、昔から人間とスズメとの虚々実々の戦いが繰り広げられてきました。
穂が出て色づく前の米は液状のため、スズメはこの液をチュウチュウと吸ってしまうそうです。
スズメに吸われた穂は中身のないままモミガラのようになってしまいます。
「スズメは小さいけど、たんと来るから困るよ」と祖母は言っていました。
カンカン照りの暑さの最中、本当にご苦労様です。
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