東京はコロナが蔓延中。東京人は嫌われるので6年前に行った「貴州省の棚田の旅」をご案内します。
ここは貴州省・従江県・黎平県・肇興郷です。「肇興郷の藍染め」です。
鼓楼と風雨橋を巡ったり、のんびり川沿いに歩いてみると、いろいろ楽しめます。
メインロードから一歩奥に入れば、そこにあるのは普段着の村の姿。日向ぼっこしながら雑談する老人、染物や稲・モミの乾燥作業をする女性、自由きままに歩き回る子犬達。ゆったりとした時間が村に流れます。風雨橋に藍染めの布が干してありました。
街を歩いていて、すぐに目に留まるのが藍染した反物を干している光景。川沿いにも藍染めの布が干してありました。染め方や処理によって、生地は黒色、藍色、茶色、紫色と色を変えていきます。トン族は伝統的な文化を大切にしています。染め物もその一つです。
これらの布地を使って、正装衣装や伝統的な普段着が作られます。この肇興郷に新しい時代が来ました。ミシンで刺繍をしています。