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ホルマリンのマンネリ感

北海道在住、ホルマリンです。旅行、怪しい珍スポット訪問、廃墟潜入、道内ミステリー情報、昭和レトロなどなど…。

札幌市 気になる珍物件コレクション

2015-08-10 16:19:10 | ホルマリン漬け北海道 珍スポット編
札幌の街中にはワンダフルな珍物件があふれている!!

・人形屋佐吉  中央区南1条西6丁目


 この建物、誰もが気になったことあるはず!!ビルがそびえる中心街に、ひときわ小さな建物。真っ黒の看板には大きく「人形屋佐吉」の文字。そして最も謎なのが、ほとんど店が開いていないということ。不気味なオーラを放ち続けるこの人形屋佐吉こそ、札幌を代表するミステリースポットだ。
 僕もこの建物は前から気になっていて、前を通るたび「人形職人さんの工房かなぁ~??」などと考えたりした。中に入りたくても、シャッターがいつも降りていて、入れない。一度あの中に入ってみたかったので、ネットで開館時間を調べてみると、昔は年に1、2回ぐらいしか開いていなかったのだが、最近は頻繁に営業しているらしく、毎日15:00~19:00の4時間だけ開店しているということだ。
 土曜日の16:00頃に行ってみると、確かに開いている!!恐る恐る中に入ると、想像以上に狭い!中は意外と普通のアンティーク雑貨店で、壁には日本人形や西洋人形の写真がたくさん貼られていて、棚にはひな人形や年代物の人形、アクセサリーなどが売られていた。
(※人形屋佐吉は2014年に閉店し、現在は解体されてしまいました。)

・大同生命ビル  中央区北3条西3丁目


 駅前通りにそびえたつこのビル、おもしろい建物だなあと思ったら、なんと数々の珍建築で有名なあの故・黒川記章氏の設計ではないか!奇抜な選挙カーで東京都知事選に出馬したあの人である。
 渋谷109みたいな円筒形の建物の中はらせん階段になっていて、見上げてみるとドキドキしてくる。階段を登りきった先にあるビルの3~4階部分は空中庭園になっており、木が生い茂っていて不思議な雰囲気。建物を外側から見ると、ビルの上にビルが建っているようにも見える。とにかく、周りのビルと比べてもかなり目立つ、氏の作品らしい異色建築物である。
(※近ごろ建て替えられる計画があるようです。見学はお早めに!)

・菊水円形歩道橋  白石区菊水3条4丁目


 菊水にあるこの歩道橋、僕の下手な写真では分かりにくいかもしれないが、上空から見るときれいな円形をしている珍しい歩道橋である。全日本建設技術協会・全建準賞も受賞した美しい物件だ。「水曜どうでしょう」の伝説の企画「雅楽戦隊ホワイトストーンズ」で取り上げられ、一部で有名に。珍スポット雑誌「ワンダーJAPAN」第5号の最初のページにもドドンと紹介されている。直径56メートルのこの歩道橋は、階段を上ってみると緩やかな曲線が楽しく、グルグルと何周でもしたくなる。

・千秋庵の子供  中央区南3西3丁目


 冬の札幌の隠れた名物として、市民には比較的知られているのがこちら。毎年雪まつり期間になると、千秋庵本店の前に現れる子供のマネキンである。スキーウェアを着た後ろ姿はあまりにもリアルで、実際に本物の子供と間違う人もいるとかいないとか。

・東月寒の仰天集会所  豊平区東月寒2条14丁目


豊平区東月寒に存在する町内会の集会所。小さな公園内にあり、1階建ての何とも細長い建物である。
それはともかく、建物の右半分、なんか変だ。何故かドキリとしてしまう、この形と雰囲気。どこかで見たことのあるドアには「自動扉」とある。もしかしてこれは・・・。


うをっ!!廃バス!!
しかも2台!!


…そう、この建物は、前代未聞の「廃バスリサイクル集会所」だった!


なんか怖い!!

後ろから見てみると、「バス2台持ってきて無理やり建物の一部にしちゃいました~」感が伝わってくる。建築費削減のためだったのだろうか?
バスとバスの間のスキマが鉄板で丁寧にふさがれているのが微笑ましい。

この日は建物内は無人だったので、内部を拝見させてもらいたかったのだが無理だった。2台のバスの接合部分や、運転席はどうなっているのかが気になるところ。

完。
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