ホルマリンのマンネリ感

札幌出身苫小牧在住、ホルマリンです。怪しいスポット訪問、廃墟潜入、道内ミステリー情報、一人旅、昭和レトロなどなど…。

宗谷本線秘境駅紀行 その8

2016-02-04 23:05:07 | 北海道内の旅行・風景
2016年 1月14日(木)(2日目!)


おはようございます。本日も雪ですね…。
布団から起き上がって早速ストーブのスイッチを入れる。やっぱり冷えますな~。

本日の予定は、とりあえず朝イチで宗谷本線内の駅をひとつ巡り、そのまま旭川へ。
そこから「宗谷本線」秘境駅紀行では無くなってしまうのですが、石勝線のとある秘境駅を目指しながら徐々に札幌方面へ向かって移動していこうと思っています。
本日の大半は移動になりそうです…。(^_^;)

さっそく朝の美深駅へ。


7時17分発 旭川行き普通列車


…あぁ~、いかにも凍てつく大地の鉄道旅といった趣。
なかなか良い風景です(*^_^*)。


珍しく2両編成の車内には高校生がたくさん。この列車を逃してしまうと通学手段がほとんど無いのでしょう…。
宗谷本線が地元の人にも必要とされている事を実感し、安心します。

午前7時32分、下車します。

もちろん降りたのは僕ひとり。相変わらずホームが小さいので列車が収まっていません(^_^;)
そしてすぐさま雪原に消えていく…。

宗谷本線 北星(北海道名寄市智恵文北星)



札幌市厚別区の某大学を思い出させる名前ですね(笑)。いい駅名です(^-^)。
短いホームは板張りで、歩くとギシギシ音がします。
ここも宗谷本線の秘境駅の中では定番とも呼べる人気駅なのですが、その理由は駅から少し離れた場所にある小さな待合室


…こりゃ凄い。
「毛織の北紡」の巨大な看板が良いアクセントになっていますね。昨日も個性に富んだ様々な駅舎たちを見てきましたが、これまた違った魅力を放つ待合室です♪もはや「小屋」と呼ぶのがピッタリ?


多少の積雪はあるものの屋根の雪が落とされているのは、雪の重みで小屋が潰れるのを防いでいるからなのでしょうね。少し遠くに民家が見えますが、そこの住人が行っているのでしょうか。
かなり年代物の建物ですが、大切にされていますね!(*^_^*)

ワクワクしながら中へ。




…もはや説明する必要はありませんね。木材の年季の入り具合、格子窓。とくと画像を見て頂きたい。
現代にこんな空間が残っているのは奇跡ですよ!


丸裸のコンクリートの土台は大きくヒビ割れ、下の土が顔を出しています。所々に穴が開き、大きな隙間が到る所に。天井の板も水漏れした跡が見受けられ、今にも剥がれそう。
…築何年なのでしょう!?


列車本数は比較的多めで上り4本、下り4本。次の列車は約1時間後です。
さぁ、感動するのもいいけど、駅周辺の散策もしなくちゃね。


…この時、無人の駅に思わぬ訪問者が迫りつつあった!

次回!予想外の出会いアリ!?
北星駅に来てよかった!!

続く。