ホルマリンのマンネリ感

札幌出身苫小牧在住、ホルマリンです。怪しいスポット訪問、廃墟潜入、道内ミステリー情報、一人旅、昭和レトロなどなど…。

さよなら赤電車ツアー その2

2015-03-12 14:59:25 | 北海道内の旅行・風景
本日は赤電車、トワイライトエクスプレス、北斗星(定期運航便)の運行最終日ですね…。非常に残念です。
札幌駅、かつてここまでラストランが連続する日があったでしょうか??
駅構内は混雑して記念撮影どころではないと思われるので、僕は訪問しません。

ということで、この日帰りツアーは遡る事5日ほど前の出来事です。ご了承くださいませ。


…赤電車の乗り納めをするために岩見沢へ赴き、そのままとんぼ返りで札幌駅へ戻ってきたホルマリン。時刻はまだ朝の9時前です。
聞くところによると、岩見沢駅では「さよなら赤電車」の特設コーナーが開かれているらしく、せっかくなのでぜひ見に行きたい。
少々めんどくさいですが、もう一回岩見沢に戻るか…と、20分ほど後にやってきた普通列車に乗り込みました。

…いや、ちょっと待て!!
確かあと30分くらいで、大阪からやってくるあの寝台特急が札幌駅に現れるはずだ。
これは最後に撮影しておかなければ!と予定を変更、白石駅で急きょ下車して札幌駅へリターン(←忙しすぎ…何やってるんだか。)


札幌駅ホームに戻ると、既に周りにはカメラを構えた見物人がたくさん待機していました。
ぐふふ。これは間違いなくやってくるね。
撮影場所を探そうとホームの先端に向かおうとすると…向こうから青い機関車が!


えぇ~!もう来たの~!?


…と思ったら、東京・上野からやって来た寝台特急「カシオペアでした(^O^)/
これはまさかのサプライズ


といっても、カシオペアはそれほど興味は無いので写真は数枚のみ…。

しばらく見物人にパパラッチされたカシオペアは、ゆっくりと手稲へ回送していきました。
再び落ち着いた札幌駅ホームで雨と寒さに耐えながら待ち続けること20分ほど。
定刻より5分ほど遅れましたが…。


見えてきたよ~♪


寝台特急「トワイライトエクスプレス」!!


札幌~大阪間1500キロ21時間で結ぶ、日本一長い距離を走る寝台特急。ヨーロッパのオリエント急行をモデルにした豪華な設備は大人気でしたが、車両の老朽化などを原因に3月13日をもって廃止されるのはご存知の通り。
やはりホームに入線するや否や、老若男女問わず撮影大会。大人気です。


う~む、車内を見るとまさに豪華ホテルのようで、これが旅行客に人気の理由なのでしょうね。


前方の機関車は、乗車してきたお客さんと撮影目的の人でゴチャゴチャになっており接近不可能(笑)。
それにしても、マニア垂涎の寝台特急が立て続けにやってくる札幌駅ホーム。
この時間の札幌駅がこんなに熱いことになっているとは知りませんでした(^_^;)

こちらのトワイライトも数分間停車したあと、手稲へと回送。
いまから手稲運転所に行ったら名列車が勢揃いしてすごい事になってるんだろうな…。


午前10時半。

突然の予定変更でしたが、無事にトワイライトの写真を撮影できて良かったです。
なんだか「さよなら赤電車ツアー」というよりも「消えゆく列車を撮影する1日」になっている気がしますが、これから予定通り岩見沢に戻ります。

10時40分の「区間快速いしかりライナー」に乗車し…。

11:17 岩見沢駅に再び到着。


ホームに降りると、これまた嬉しい出来事が。(*^_^*)
駅構内の端で待機していたのは…。


赤電車・国鉄色バージョン!

2~3年ほど前に塗り直された復刻版です。
真っ赤のボディも良いけど、やっぱりこっちの色の方が素敵ですね~♪
もう撮影は出来ないかな…と半分あきらめかけていたので、これは本当に嬉しい!岩見沢にわざわざ戻って来た甲斐がありました。

だだっ広い岩見沢駅コンコース


岩見沢レールセンター

1899年頃に建設。JR北海道唯一のレールセンターとして、レールの加工、溶接の技術開発が行われているそうです。


次回…最終回です。
赤電車最後の雄姿!

続く。