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ホルマリンのマンネリ感

北海道在住、ホルマリンです。旅行、怪しい珍スポット訪問、廃墟潜入、道内ミステリー情報、昭和レトロなどなど…。

レンタカーで四国一周7日間 その3

2018-05-24 00:40:25 | 旅行(道外)2018~2019
1日目 12時30分。


いよいよ始まった四国一周チャレンジ。現在国道32号線徳島県に向かって走行中です。
四国一周と掲げたからには、海岸線に沿って進み続けて大陸をキレイに縁取るというのも魅力的なのですが…。
ずっと海岸沿いというのもツマラナイし内陸部にも行きたいスポットがあるので、今回の走行ルートは海に行ったり山に行ったりとかなりギザギザになる予定です。
なお、ルートとしてはこの後チョコっと徳島を探検した後、愛媛→高知→再び徳島→香川と反時計回りに進んで行きます。


で、いま現在どこへ向かっているのかといいますと……。
徳島県三好市に位置する、日本三大秘境と言われる祖谷渓(いやけい)です。
深い深い山の中、祖谷川に向かって落ち込む深いV字型の渓谷が続き、斜面に張りつくように小さな集落が点在しています。
谷に架かる「かずら橋」が有名かと思いますが、今回は訪問せず、さらに人里離れた奥深くに存在する●●●●を見に行きたいと思います。


小さな峠を越え、徳島県へと入ります(*^_^*)


そのうち、道路は吉野川へとぶつかり、見事な渓谷に沿って進んで行きます。
走るにつれて緑は深くなるばかりで、既に秘境へ足を踏み入れ始めていることを実感します。

運転しているのでゆっくり景色を眺められないのですが、川面を覗きこむと、思わずハッと息を呑むような美しい風景の連続。
我慢できなくなり、路肩に車を停め、小さな鉄製の吊り橋から川を覗き込んでみました。


川まで数十メートルの高さがあり、なかなかに迫力満点の景色です。
橋の真ん中まで行って覗きこんでみたいのですが、細い橋はなぜか金網でシースルー(^_^;)。
高所が苦手な私にとっては…、ムリですわ、これ(笑)。

ふと見上げてみると、北海道では見た事のないニホンヅル?ナベヅル?のような鳥が一羽、優雅に飛んでいました。
別世界だ……。


上流の方を望むと、川の急流によって作られた渓谷がまだまだ先へと続いているのが分かります。
この辺りは深く落ち込んだ渓谷が8キロに渡って続く大歩危・小歩危(おおぼけ・こぼけ)と呼ばれるエリアです。
何とも独特というか恐ろしさを感じる地名ですが、「山腹等の険しい所」を意味する古語の「ほけ」から由来したと言われています。
なんというか、漢字から急な地形ゆえの危険さが伝わってきますよね。

午後2時20分、「道の駅大歩危妖怪村」に到着!



川を見下ろす絶壁に建物が建てられていて、下を覗き込むと吉野川の急流が真下に……!
ここから観光船に乗ったりラフティング体験が出来るようです。



建物内には「妖怪屋敷」が併設。

何を隠そう、大歩危・小歩危を含むここ山城町は「妖怪伝説の里」。
この地区の先祖たちは、子供たちが危険な場所へ近づかないよう、多くの妖怪話を生み出し日々語り聞かせていたそうです。
それらのお話が世代を超えて語り継がれ、妖怪伝承として現代に残ったと言われています。
そして、「ゲゲゲの鬼太郎」でおなじみの児啼爺も、民俗学者の柳田國男氏の調査により、ココ山城町が発祥の地と言われています。



ちょうど素敵なボンネットバスが。

このバスで定期観光も行っているようです。
そして巨大な妖怪が周辺をウロウロしていて、思わずのけ反る(「山じち」という妖怪らしいです)。
しかし「すみませんがバスの横に…」とリクエストするとご丁寧にポーズまで取ってくださる。
見かけによらず優しい妖怪さんなんですね(*^_^*)笑

険しい地形の中でどのようにして身を守るか…、先祖たちは妖怪話をもって子供たちに教え続けた。
村の歴史は妖怪伝説とともに守られた……ともいえますね(^_^)。


----------


午後2時45分。

更に奥の祖谷渓を目指して、再び車を走らせます。
吉野川から行ったん外れ、細く急な山道へと入って行きます。


山々を縫うように急な道は続き、ローギアで少しずつ奥へ奥へと進みます。
急なカーブを超え、小さな集落を登りきったところで家々を見下ろしてみると、既にスゴい景色が広がっていました。


こんなに山奥まで来てたんだ…。

しばらく進むと道は二股に。
右へ行けば有名な「かずら橋」がありますが、観光地化されていて渡るのにも料金がかかるこの橋にはあまり興味が無い…(高所恐怖症なので素直に楽しめないというのもある)
ここは迷わず左方向、渓谷のさらに奥の方へと向かう事にします。
しかし…。


…こんな道ずっと続くの!?
「四国は道が狭い」というのは聞いていましたが、まさかこんな初日にイキナリ遭遇するとは思わなかった……(^_^;)。
まだ心の準備が出来てないよ!!

次回!!

徳島県最深部に分け入ります。
離合困難!いきなり四国が牙をむく!


続く。
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レンタカーで四国一周7日間 その2

2018-05-21 23:42:19 | 旅行(道外)2018~2019
1日目 早朝5時15分。


軽い眠りから目覚めると、電車は早朝のターミナル駅を発車したところでした。
さて、現在地はどこだろう…と起き上がって窓の外を見ると、結構な大都会。
そしてビル群の中に、見覚えのあるひたすら目立つ超高層ビルが!!

何年か前に登った梅田スカイビルや~!!
という事は、現在地は大阪か!

サンライズ号、一晩かけて関東→関西へと移動してくれたわけですね。
飛行機や新幹線と違って、やはり結構な時間がかかるものですね。
本日は昨晩の雨のせいで更に40分ほど遅れが出てしまっているようですが…。

岡山県内を走行中

大阪→兵庫→岡山と移動するうちに、だんだんと晴れてきました(^_^)。
それにしても、昔ながらの重厚な日本家屋が目立ち、北海道の郊外では見られないような風景が続いて新鮮です。

午前7時12分、岡山駅に停車。

前回も述べたとおり、この駅で「サンライズ瀬戸」号と「サンライズ出雲」号の切り離し作業が行われ、それぞれ別の電車となって目的地へ向かうことになります。
作業に伴い、停車時間は他の駅より長め。乗客もいったんホームに降りてOKとなっています。
例に漏れず、乗客にとっては一大イベントとなるため、多くの乗客がホームに降りてきて興味深そうに作業を見ていたり写真を撮ったりしていました。

切り離しが終わると、我々の乗るサンライズ瀬戸の方がひと足先に発車。
駅を出ると、すぐさま大きくカーブして「瀬戸大橋へと入ります」のアナウンス。
車掌さんもJR四国の社員に変わります。
…岡山駅と瀬戸大橋ってこんなに近かったんですね。

そして…ついに瀬戸大橋へ!

ゴーゴーというものすごい音を立てながら、晴天の穏やかな瀬戸内海を渡ります!
鉄骨越しに眺める瀬戸の海は、北海道や沖縄の海とも異なる優しい青色(のような気がする)。
少しカーブした橋の向こうを望んでみると、橋のケーブルを支える巨大な主塔がいくつも連なり、その向こうの大陸に続いています。
これからあそこに向かって行くんだ……!
すげぇぇぇぇぇ!!いよいよ四国上陸だ!!

午前8時30分、終点・高松駅に到着!

定刻より1時間ほど遅れての到着でした。ありがとうサンライズさん(^_^)。
10時間以上にわたり私をここまで連れて来てくれたサンライズ瀬戸号に別れを告げ、さっそく駅前へ。

JR高松駅



いぃ~天気!!
しかもかなり暖かいです!北海道でいうと6月下旬くらいの感じでしょうか?
駅を出て早々「南国や…」と実感しました。


さて、今回の旅は車が無きゃ始まらないので、すぐレンタカー屋さんへ向かいましょう。
実は今回予約したお店、ココ高松駅前ではなく高松空港の近くなんですよね。
調べたところ、ここから空港連絡バスで1時間ほど。
お店の人には電車の遅れで少し到着が遅くなる旨伝えてはいるのですが、ちょっと急ぎめで行きましょうかね。
ちなみにレンタカー屋さんとは空港で待ち合わせの約束です。

空港連絡バスに乗り、高松空港へ。

空港に到着し、レンタカー会社のカウンターを探し建物内へ。
高松空港、こう言っては失礼なのですが予想以上に小さい。ちょっと大きめの市の施設といった趣です。
他県にも空港はあるし、香川県はあまり四国の空の玄関口としては発展していないのかな。

無人のカウンターを見つけ、少し待つとレンタカー屋さんの小柄な女性が現れました。
外の駐車場に停めてあったワゴン車へ案内してくれ、そのまま10分ほど離れたレンタカー屋さんへ向かいます。

四国に来たんだな~」とボンヤリ考えながら外の景色を見ていると、気になる光景が。
なんと茶色く汚れた犬が道路の真ん中でウロウロしている!!
そういえば、さっきサンライズで四国に上陸した直後にも、あぜ道にゴロンと寝転がるワンちゃんがいました。
…この辺ってノラ犬がいるの??

運転している女性に尋ねてみると
「首輪をつけた犬が結構ウロウロしている事はありますよ~。みんな大人しいですよ(ニッコリ)」との事(^_^;)。
…なんか着いて早々「全く違う世界に来てしまった」と実感した事は言うまでもありません(笑)。


お店に到着し、レンタカーとご対面(*^_^*)

そこにいたのはシルバーのホンダN-BOXでした。
免責込みで1週間レンタル2万4千円と格安ですが、車はまだ走行距離3万キロ台と新しめで清潔です♪

・長大な距離を走るので低燃費車で!
・四国はとにかく道が狭い(「水曜どうでしょう」のおかげでよく知っている)ので軽自動車で!
・車中泊するので箱型で!


上記のとおり考えていたので、ほぼ理想通りのパートナーといえるでしょう。
…実は、事情により当初予約していた車種とはちょっと異なってしまったのですが「箱型の軽自動車」という点では同じなので問題はないでしょう!!


----------


近くのコンビニに車を停め、プッシュスタートの車や慣れないカーナビ操作に四苦八苦していると、時間は午前11時を回っていました。
昼にはまだ早いですが……。実はこの辺の高松空港近くに、一度行ってみたいと思っていたラーメン屋さんがあるのです。
カーナビに店名を打ち込み検索してみると……、おー!4分で行けるじゃん!!
最初の訪問地はそこにしましょうかね(^_^)


・みつやの里(香川県高松市香南町由佐1358-14)
入る道が細すぎて分かりづらく、2回ほど前を通り過ぎてしまいました(^_^;)
11時オープンなのですが、既に駐車場は満車。ひっきりなしに車が出入りしています。
人気店のようですね。


…で、皆さん既に気になっていると思うのですが、なぜか建物から
軽トラがひょっこり顔を出しています


2代目のスバルサンバーですね~。
ただでさえ狭い道に飛び出した形になっているためでしょう、何回か車がぶつかった形跡があり恐ろしい形相になっています(笑)。
タイヤに踏みつぶされたと思しきバンパーはヘビの抜け殻のように…。

さっそく店内へ。

年季の入った店内は地元の方やドライバーさん達で繁盛していました(※許可を得て撮影)
そして。店の外に軽トラが飛び出していた理由もすぐさま分かりますよ。


…荷台部分がカウンターになっておる!!!


タイヤ部分はセメントで完全に塗り固められている。
これは…もともと移動販売車だったものを、そのまま店の調理台に転用してるという事なのか!?
異様な光景にワクワクが止まりませんが、ひとまずカウンターに腰掛け注文します。


荷台に立つ店主は予想と違ってかなり若い方でした。
次々舞い込む注文もなんのその、手際よく次々とラーメンが出来あがって行きます。

醤油ラーメン(中)600円

う~ん、さすが西日本。脂っこくなく、あっさりとした薄味のスープで美味しく頂けます(^O^)

カウンターや料理を何枚も撮影する私に興味を持ったらしく、隣で談笑されていた年配の男女ペアに話しかけられました。
それをきっかけに、店主や他の店員さんも交えて話が弾みました。

この「みつやの里」は既に50年の歴史があるらしく、老舗である事に加え、その個性的な店構えのおかげで香川ローカルの番組によく取り上げられるようで、県内では有名なお店のようです。
うどんの香川県で50年も続くってスゴい事でしょ!?」と常連っぽいおじさん。
かつては高松駅の方でも営業していたらしいですが、別で支店を建てて店を営んでいたとの事で、このトラックは過去に1~2年使用していただけとの事です。


ラーメン店にしては珍しく、合わせておでんも有名。定番は豆腐のようです。

私が北海道から来ていると話すと非常に驚かれ、地平線まで見渡せる道内の風景をとても羨ましがっていました(山ばかりの四国ではあんな風景は見られない、との事)。
最終的には店員さんの計らいもあって、なんと常連のおじさんに奢ってもらえる事に…(T_T)。
非常に温かい雰囲気のお店でした。ありがとうございます。

あぁ、いきなり四国の人の優しさに触れてしまった。
これは幸先の良いスタートですね♪

次回!妖怪伝説の里、大歩危・小歩危地区!
続く。
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レンタカーで四国一周7日間 その1

2018-05-19 01:00:40 | 旅行(道外)2018~2019
新卒で入社して2年勤めた会社を辞めました。

理由は先日も述べたので詳しくは書きませんが、主に適正との不一致と業務環境の劣悪さですね。
もともと電話が嫌で事務の部署に入社したのに、なぜかコールセンターに異動になってクレーム対応の嵐
毎月40時間超の残業をしながら忙しく業務をしているうちにになりました。

もはやマトモに業務が出来なくなっているのに、次々舞い込んでくるクレーム案件。
ただでさえキツキツなのに、クライアント様から課される更なる無理難題。
そして「ホルマリン君にはもっと頑張ってもらわないと」と昇進の話まで出てきてしまいました。
「これ以上、自分の立場が上がってしまってはもう逃げられん…。だめだこりゃ。」
という事で、辞表を提出してきた次第です。


さて、次の仕事先を見つけなければいけないのですが、自由の身となった私はある野望を抱いていました。
「四国に行ってやる」と。

四国へ行ってみたいと思い始めたのは、確か2年くらい前だったかな。
「凸凹神堂」「沢田マンション」「立体八大地獄」「レトルトカレー自販機」……。
聞いただけでもワクワクするような珍迷所が、四国4県に集中している事に気付いたのです。
それぞれ場所はバラバラなので、現地でレンタカーを借りて回ろう。どうせならそれらの場所をチェックポイントにして四国一周というのはどうか……。と妄想は膨らんで行きました。


実は今回の旅、本当は昨年の秋に行こうと思っていた旅なんですね。
ようやくもらった7日間の連休を使用して…、のハズだったのですが、当時は資格勉強と数十人規模の懇親会の幹事を任されてしまったのでそれどころではなく。
また、上司の圧力により結局休みが1日減ってしまったので、すっかり行く気がなくなってしまい。
結局、連休は隣町の日帰り温泉でふて寝という結果になってしまったのです。

という事で、今回の旅は
胃がもたれるくらいに四国を満喫するのが目標です。
予算は10万円。期間1週間。
旅を遂行するにあたり最も重要となるレンタカーはウィークリー(1週間)で24,000円という激安プランの店を見つけて予約はバッチリ。

そして……。いよいよ出発当日。


5月8日(火) 午後9時半。

現在、小雨の降る東京駅にいます。
ジェットスターGK108便を利用し、成田空港経由でやってきました。

格安の飛行機で四国へ行くとなると、成田空港でそのまま高松便に乗り換えて香川県の高松空港へ…という手がありますが、何でわざわざ東京駅へ?といいますと……。
今回、四国へは寝台特急を使って陸路で上陸しようと考えているためです(^O^)!


寝台特急「サンライズ瀬戸」。
東京~香川県高松市を約9時間半で結ぶ、現在ではすっかり貴重になってしまった定期運航の寝台付き特急電車です。
四国に行くからにはぜひセットで乗りたい!!と企んでいたのです。

本来は横浜や熱海方面へ向かう電車が停車する、東海道線の9番ホームへ上がり待つこと数分。
通勤電車が途絶え、ツルンとした長大な電車がゆっくり進入してきました。


「サンライズ瀬戸」堂々入線。
他のホームがステンレス製の無機質な車両で溢れかえっているなか、少々場違いな雰囲気なのが特別感を演出します(*^_^*)。
全車両オール2階建て。往年の寝台列車と違って電車特急のため、1両目から客室があります
(他の寝台列車は客車タイプのため、1両目は牽引用の機関車となる)


こちらが、私が今回宿泊する3号車です。
客室のグレードはいくつかあるのですが、今回は個室タイプの中で最も安い「B寝台ソロ」としました。


…ちなみに、「サンライズ瀬戸」は島根県の出雲市に向かう「サンライズ出雲」号と共同運行となっているのが特徴です。
ご覧の通り、中間で2つの列車に分かれるようになっており、1~7両目までが「瀬戸」、8~14両目までが「出雲」という区分け。
途中の岡山駅で分割を行い、それぞれ別の列車となって目的地へ向かうわけです。

ワクワクしながら、いよいよ車内へ!

おぉ~!木目調で中々に高級感が漂う通路です(^_^)。
やはり両側に客室があるので狭いのですが、電車内という感じがしません。
そして、宿泊する3号室へ。




…予想以上に狭い!!
以前乗車した「北斗星」のB寝台ソロもなかなかの狭さでしたが、それを上回る小ささ!
ほぼベッドのみの空間のため、旅行カバンは足元のスペースに押し込んでようやく扉が閉まる感じでした。

もっとも、料金を1000円多く払えば、1グレード上の「B寝台シングル」にする事ができ、こちらは少々部屋が広いのでもう少し余裕ができると思います。
私は寝台特急の秘密基地感をより味わいたかったため、あえて今回「ソロ」の方を選びました(^_^;)
文句は禁物ですね(笑)。

ちなみに、今回の「ソロ」で寝台料金は6,480円。
運賃と特急料金を合わせると、合計21,030円でございました。
この他、寝台料金がわずか520円のみの「ノビノビ座席」という半個室グレードもあります。


ちなみに「ソロ」の個室は空間効率を最大限に生かしており、1階部屋と2階部屋が交互に配置されています。
私が宿泊するのは1階部屋ですが、2階部屋はご覧の通りとなっています。
曲線の窓のおかげで解放感がありそうですね。

枕元の各種スイッチ

ちゃんと目覚ましの設定も可能。
右側上段より、足元の常夜灯、室内灯、入り口灯、暖房のスイッチ。
真ん中のダイヤルはラジオ用で、その下にはイヤホン差し込める穴もあるのですが、肝心のイヤホンが無く……。

ちなみにサンライズ号、弁当やグッズなどの販売サービスは全く無く、食堂車もありません(※飲み物の自販機はあり)
往年の寝台特急とは違い、あくまで移動用の手段として割り切っている感じがありますね
(※別料金で入れるシャワーは付いていますが)

なお、室内にはコンセントが付いているのが非常にありがたいです。
北斗星では個室内コンセントが無く、洗面所の限られたコンセントが争奪戦になっていましたからね(^_^;)

午後10時、いよいよ発車!

札幌から東京までの道のりはあくまで「移動」としか考えていなかったので、列車が動き始めたこの瞬間こそが「四国の旅、始まったな…」と実感できた瞬間でした。
終点の香川県高松の到着予定時刻は明日の朝7時27分です。
まずは高松までの列車旅、存分に楽しみます!!


しばらくは東京都心の駅を低速で通過します。
人が満載の通勤電車と並走する場面も何度かあり、少し恥ずかしいので部屋の電気を消してこっそり眺めていました(^_^;)

ちょっくら車内を探検。

各車両には立派な洗面所が完備。プラスチック製ではなく、材質が石で出来た重厚感のあるものだったのがビックリ。
そして通路は1階、2階で分かれている車両もあり、ますます列車とは思えない立派さ。
天井は低いですが、思ったほどは窮屈感はありません。


「サンライズ瀬戸」「サンライズ出雲」共に1スペースずつ、小さめのラウンジがあります。
4人×4人座ればいっぱいになってしまうのであまりくつろげないかな。
…どうでもいい話ですが、サンライズ号のラウンジと聞いて、千原ジュニアの「すべ●ない話」を思い出してしまうのは私だけか(笑)。


しばらくすると、電車は東京都心部を抜け、海沿いの住宅街を走り抜けます。
コーヒーを飲みながら「雨の降る列車旅も旅情があっていいな~」とボンヤリ思っているうちに眠くなり、12時頃に就寝。
寝苦しいという訳ではないのですが、やはり気分が高まっているからなのか何度も目が覚めてしまいました(^_^;)。

真夜中に目が覚め「そろそろ関西に入ったぐらいか?」と考えているとちょうど駅に停車。
窓から駅名票を確認してみると、まだ愛知県の豊橋市でした……。

次回!いよいよ四国上陸&レンタカーとご対面!!
大冒険が始まります!

続く。
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旅から帰ってまいりました。(予告編)

2018-05-17 00:30:39 | 旅行(道外)2018~2019
みなさんこんにちは。
無事に旅から帰ってきました。

…無事故で帰って来られてホッとしております(^_^;)。
振り返ってみると、歴代でも1、2を争う壮大なスケールの旅だったと思います。

次回の更新から、少しずつ旅の様子をまとめて行きたいと思います。
いや~、、、また結構な長編になりそうな予感(笑)。

では、予告編をどうぞ。






2年ぶり!
大長編旅行企画。



総移動距離
4600キロ


デス
ロード


亜熱帯
植物


天空
縦断線


異常警報
発令



その4県には―。
未だかつて見た事のない世界が
広がっていた―。




2018年春、
レンタカーで四国一周7日間」の旅

近日公開 開始。


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