猛暑続きの夏。今年もまた去年に続いて開催中の大好きな「アートアクアリウム」に。
地下鉄を降りるとそこはもうコレド室町の入り口(東京は、暑くても日射しを避けて目的地に行ける地下鉄網が素晴らしい!!)。エスカレーターで4階に上がり、入り口を入ると直ぐに、江戸の雅やかで幽玄な趣きの中に幻想的な金魚の世界が広がる。
今年は入り口からのアプローチ天井に金魚がゆらゆらと泳ぐ。赤や青、白に照明が替わりそのたびに金魚の色も、白になったり、赤くなったり、斑紋が浮き出てきたりと変わる。。。
ガラス玉を入れた江戸切り子の器に泳ぐ金魚、九谷焼の器に泳ぐ金魚、巨大な(水芸のようなイメージの)ガラスの水槽に泳ぐ無数の金魚。。。。
さらに金魚とCGとのコラボレーションで描かれる屏風や掛け軸。。。。
今年は、掛け軸の前に、イタリア最古の宝飾ブランドによる海の生物シルバーアートが置かれたり、著名な刀匠月山貞利氏作の銘のある美しい刀が捧げられていたりと、日本の美意識を強調した展示が、去年よりもさらに完成度を上げているように思えた。
金魚の名前が書かれた水槽も並び、お勉強にもなり、目にも艶やかな美しさと金魚・水が想像させる涼感に満ちた空間。
透明な水槽の金魚を観ていると、正面から目が合ったりして、そのユーモラスな表情にも心和む気分。
コレド室町近くの神社(宝くじに当たる、という御利益があるとか!)の小径に風鈴が並び、軽やかな音を響かせていた。
・天井を見上げると金魚が泳いでいる!
・目が合った!
・大きな屏風(仕立ての水槽)の中で、いろいろな金魚が泳ぐ。背景も変わる。
・着彩されたシルバーアートと、金魚が泳ぐ屏風仕立てのコラボレーション
・どこまでも透明な、シンプルな水槽も美しい