izumishのBody & Soul

~アータマばっかりでも、カーラダばっかりでも、ダ・メ・ヨ ね!~

さすが!のシネマ ジャック&ベティで「リアリティのダンス」を観る

2014-07-29 13:36:57 | 日記・エッセイ・コラム
毎日暑くて、6月から7月始めは日曜日ごとに太極拳関連の講習会があり、ちょっと映画でも観たい気分、のある日。


東京まで出かけるのは億劫だし、シネマ ジャック&ベティあたりで何かやってないかなぁ~。。。と思っていたら、
友人から「ホドロフスキー85歳にしての秀作「リアリティのダンス」最高でした」とのメール。


メールをもらったのが22日であった。
上映館は、横浜・黄金町の「シネマ ジャック&ベティ」とある!
しかもしかも!7月25日までの上映時間が14:10分から!!
な~~んてタイミングがいいんでしょ!この時間に行けるのは、24日しかないっ!!
ということで、早速行って来ました。ホドロフスキー監督「リアリティのダンス」。


いや~、面白かったです!
時代は、ナチスヒトラーが席巻している1929年代の軍事独裁政権下の南米チリ。
ウクライナから移民してきた両親ー権威的で暴力的な共産主義者の父と、少年自身を自らの父の生まれ変わりと信じる母(この母親の、オペラ歌手のような台詞回しも「へっ!?」って感じで面白いし)、それに、白い肌と鼻が高いためにいじめられるロシア系ユダヤ人である少年(=アレハンドロ監督自身)。。。 


真っ赤な消防隊の服や青い空やテント、サーカスの小人。。。くっきりとした色彩の中に空想と現実とが交差し、色鮮やかな明るさの中に家族が再生する。
明るくて残酷、ファンタジックで超現実的、吹き出したくなるおかしさ。。。ワクワク ドッキリ な映画でありました。


1970年代の「ホーリー・マウンテン」や「エル・トポ」、80年代終わりの「サンタ・サングレ/聖なる血」などの記憶が微かにあるが、この映画は23年ぶりの監督作品。映像の中に時折り姿を見せる監督は、85歳とは思えない真っ直ぐで力強い眼差し。
こんな作品を観ると、歳を取るのも悪くないな、と思える。
思いが強ければ、まだまだ可能なことはある。発展性も十分あるのだ。とね。


教えてくれた友人も、「私もここまで年をとったら、ホドロフスキーやシモンみたいに普遍的な世界に到達すべく長生きしなきゃ、と思った次第です。まだイメージに技が追いつかない有様。健康に気をつけて制作に励みたいものです」と書いている。


そうなのね~、まだまだ人生学ぶことが多いです。
年取ってるヒマなんて、ありまっせん!

「リアリティのダンス」は8月8日(金)まで、横浜シネマ ジャック&ベティで上映中。
http://www.jackandbetty.net/cinema/detail/394/


Reality


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小林賢二作陶展「てひらはな」がザ・ミッドトーキョー・ギャラリーで

2014-07-23 17:05:22 | アート・文化
手のひらにすっぽりと収まり、ほっこりとあたたかく、それでいて無駄を一切省いた小林賢二さんの作品。
「てひらはな」という名前が示す、ただそれだけですべてを表す器の展示即売が、乃木坂のthe MID TOKYO galleryで開かれる。
木曜日から日曜日までの、短い期間での展示。すっぱりとした姿勢が美しい。
■小林賢二作陶 「てひらはな」
会期:2014年7月24日(木)~7月27日(日)13:00-19:00
場所:ザ・ミッドトーキョー・ギャラリー www.midtokyo.info
   港区六本木7-4-14 乃木坂スタジオ2階

Photo


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする