izumishのBody & Soul

~アータマばっかりでも、カーラダばっかりでも、ダ・メ・ヨ ね!~

萬珍樓本店で、小学校時代の同級生とランチ!

2019-08-28 13:31:01 | 日記・エッセイ・コラム

卒業した小学校は、大田区立梅田小学校だった。

それまでは、母の実家(大田区羽田)に預けられていたから、入学したのは大田区立羽田小学校。。ここでは入学当初は、二部制で授業があったような記憶がある(人数が多すぎて、一度じゃ収容できなかった!多分)。

梅田小学校に転校したのが、小学校二年生の二学期。同世代が小学校入学を迎える時に新設された小学校だ。

羽田から馬込というまるで違う環境に移って(下町から山の手に、って感じ)、同級生たちがとても丁寧に接してくれるのと、家の周囲は畑と木立ばかりで同じ年頃の子供がいないことにビックリ!静かな静かな環境でありました(羽田では、年かさから年下の子供たちと一緒になって、棒切れを振り回して駆け回っていたのだった)。 

 

三年生になってクラス替えがあり、そのまま六年生になって一緒に卒業。まるまる4年間、毎日同じ教室で机を並べていたのだ。

それからう〜〜んと時が過ぎ、仕事も私生活も一段落した60歳を過ぎた頃から、10人くらいが年に数回集まっている。妹には「また?よく飽きないね〜!」と言われるけど、小学校の4年間を共に過ごした同級生って、遠い親戚のいとこ達って感じ。損得なし、色気なし、で気心知れてるから、とってもラクなのね。未だにクン・チャン付けで呼んでる(周囲から見たらキモチワルイかも?)。

 

今年は目出度く全員が古稀を迎え(!?)、さすがにだんだんと体調を崩す人が出てきた。

今年初め頃のワタシの投薬入院と手術入院の後に、別の男性メンバーが頸椎トラブルで手術入院をして、彼の状態が落ち着いてきたところで昨日は「快気祝い!」と称して、横浜中華街の「萬珍樓」でランチ(何故か??快気祝いされるワタシが幹事役)。古くからの老舗で構えを見ると入りにくい気がするが、サービスも行き届いて、中はゆったり雰囲気はフレンドリーで居心地がいい。夜は琵琶やら二胡やらのライブ演奏が入って、お料理も1人分ずつ取り分けてくれる。時たま1人でランチに来る大好きな店だ。中華料理ではあるが見た目も美しく、前菜はまるでフランス料理のようなひと皿。スープや炒飯も小さめの器に控えめに盛り付けてくれて、寛げるのだわ。

 

で、この日は個室を予約して気兼ねなくお喋り。。。

話題はだんだん病気の話が中心になってきているけど(親を看取り伴侶はまだ健在でも、どこかしら不調を抱えている!)、経過や状況が整理された具体的な話なら、ただの愚痴やお喋りじゃなく、情報収集と交換の場になる。こんなお喋りの中に役立つ情報があるのだわ。

100歳が珍しくなくなってきている今の時代、最後まで残るのは誰でしょうね〜。。。と、冗談とも本気ともつかない笑いで終わった午後であった。

・お洒落な前菜。後は写真を撮るのも忘れてお喋りと食べるのに夢中。

・卒業以来何十年も過ぎた、小学校時代の仲良したち。。。

 

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森美術館にて「塩田千春展ー魂がふるえる」。。。圧倒されて、震えました!

2019-08-25 16:35:05 | アート・文化

会場に一歩足を踏み入れると、そこは、縦横に張り巡らされた赤い糸の部屋。。!
赤は、人と人を繋ぐ(運命の)赤い糸、あるいはドクドクと脈打つ血液の色の象徴。
絡まり、張り詰め、お互いに関係性を持ちながら、不安定でかつ緊張したバランスを保ちながら、部屋中を赤く染めている。。。
塩田千春の代名詞ともなっているインスタレーションは、絡まり、切れ、解ける、夥しい赤い糸・糸・糸・・・・・まずはそのスケールにガツッと心臓わし掴み!圧倒される!

赤い色に取り囲まれて感じる気持ちの高まりと、この糸はどうやって繋がって伸びて広がっているんだろう?何故?どうやって作りあげたの?スゴッ!!という素朴なハテナ。
インスタレーションはその現場で作品を仕上げていくのだから、この場所で、黒いワイヤーで組まれた舟型に糸を結びつけ、あちらの壁にピンで留め、こちらの糸と繋げ、引っ張りーー天井から壁、床まで、部屋一面を赤い糸で埋め尽くしていく、その作業を想像するだけでアタマクラクラ。。。

赤い糸に対して、焼けたピアノのある部屋では、ピアノと、並べた椅子、白いドレスの檻が、”死”を象徴する黒い糸で覆われている(黒い糸は”広大に広がる深い宇宙”でもある)。
この他、バスタブに座って延々と泥水を被り続けるビデオや、土や枯れ葉に覆われて地面に横たわる裸身の女性のパフォーマンス、天上から床までの大きな長いドレスに水が伝わって滴り落ちていく作品など、徹底して皮膚感覚を通した作品が多数。


ベルリンを拠点に活動をしている塩田千春は、パフォーマンスやインスタレーション、それに舞台美術と、ダイナミックな作品を発表している。
どれも共通するのは、どこか不安で、不確かな存在感を自分自身に繋ぎ止めようとする、あるいは確実なるものを求め続ける、その言葉にならない感情を表現している。
”人間の命は寿命を終えたら、この宇宙に溶け込んで行くのかもしれない。もしかしたら死は無と化すことでなく、何かに溶け込んでいく現象に過ぎないのかもしれない・・・”という、漠然とした死への感情に共振するのかもしれない。。。どこまでも、”かも知れない”なのではありますが。

 

会場の一角の部屋では、子供たち(小学校低学年くらいかな)が「たましいってどこ?」という問いに対してそれぞれが考えたことを答えるビデオが流れている。小さな子供たちの言葉は、シンプルなだけに余計に、心身と一体になった真髄に触れているように思える。
チラシには「たましいってどこ?」という言葉が小さく書かれているが、塩田千春さんが求め続けているテーマは、まさにこのシンプルな言葉に象徴されるのだろう。
それにしても、こんな年齢で、ワタシだったらなんと答えていただろう。。。?と思えるほどの深い言葉。。子供のうちから自分で考え、言葉にするーそういう教育を受けているのだろうな〜と、別の意味でもショックを受ける。

 

会場の六本木ヒルズ森美術館では、同時に「進撃の巨人展」(!)を開催中で、夏休みのこの時期、六本木ヒルズはそちら目当ての子供連れや若者で大賑わい。
圧倒されました!!の1日であった。
 

「塩田千春展ー魂がふるえる」は、六本木ヒルズ53F「森美術館」にて、10月27日(日)まで。必見!オススメ!です。

↓オペラ「松風」舞台の写真

 

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夏休み週間は、形意拳の団体表演。&楽しい楽しい懇親会!

2019-08-19 10:59:13 | 日記・エッセイ・コラム

今年は、教室が夏休みのお盆週間の17日は、いつも形意拳講習会でお世話になる陸 瑶先生が主宰する「大陸武術協会」の交流演武大会に参加。

年に数回の講習会の直近が7月28日にあり、その前日の夜に「形意拳の套路はこれ」とLINEで配信が流れてきて、「えっ?!!」。8月17日までは講習会の予定はなし。各自動画を見て、覚えて、ほとんど当日ぶっつけ本番(!!)の流れであった!初めて見る形も組み込まれていて、「覚えられるのかな〜ッ??!!」。

 

で、7月の講習会は、いつも最初にやる無極式・三体式の基本功はなしで、ほとんど即!演武会用の套路。陸先生と息子の陸クンのリードで、アタマの中に???がいっぱい浮かんだまま、なんとかかんとかついていく。

もちろん、動作の意味や元々の形(虎やら、鶴やら、形意拳は動物の動きがあるのね)や力がどう伝わるかも説明し、陸クン相手に実際に打ち込んだりして、説明は十分丁寧にしっかりあり。「自分で覚えようとしないでいいから、ついてきて一緒に動ければいい」と。

確かに、アタマで順番を考えちゃうと固まってしまって逆に覚えられない、ってことある。そういえばワタシも、陳式普及会の集団演武の練習の時など「みんなが左に行ったら左に。右に行ったら右に。ついていけばいいから!」と言ってるなぁ〜。。。

この日は、初めて形意拳をやるメンバーもいた(!)けれど「一緒についてきて」と、ワケも分からンままに套路練習。終わってから「どうだった?」と聞いたら、「何をやってるのかさっぱり分からなかったけど(?!)、すっごく楽しかった〜!」とニッコニッコ笑顔。一緒に打ったり、突っ込んでいったり、ネコニャンニャン(虎が顔を洗う動作ね)があったり、日頃のモヤモヤもすっかり忘れたようでありました。

 

で、本番当日は、他の大陸のメンバーはいくつもの種目に参加するからそれぞれアタマいっぱい(!?)で合わせ練習する時間もなく、他団体から練習に来ている2〜3人と会場のロビーで順番の確認。踏み出しが逆歩と順歩があって、それ間違うとついて行けない!!という箇所があって、あ〜ッ!大丈夫かなぁ〜?!状態。。。。

本番舞台の上では、進行方向を陸くん、反対方向をこれも大陸のレオくんがおさえて「見ながらやればいい」状態。最初は揃っていたけど、そのうち「あれれ?順番忘れたの?」で乱れ、陸くんがしっかり溜めて下勢で打ち込んで、とにタイミングが合わなかったりしてアワワ。。。。それでもなんとか終わりは揃えました。

 

陸先生は、午前中の教室表演のアナウンスもやり、午後は「伝(次の世代に伝える)」の部でもアナウンスと演武でフル回転!お疲れ様でした!

終了後の懇親会は、恒例になったピンクレディの「UFO」ダンスに、今年は横浜教室のエビカニダンスが加わり、いつものラップでは「来年は10周年!」で声を合わせて大盛り上がり!楽しいお盆休みの1日が過ぎました。

 

エビカニダンス〜この練習もしてたんでっすね〜!楽しそう〜。

 

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陳 鑫著「陳氏太極拳図解」〜その8・単 鞭

2019-08-14 14:50:49 | 太極拳

やっと単鞭に入りました。

太極拳は、起勢から単鞭までがすべて、と言われるが、ここまでに基本の動作が総て含まれる。

初めて中国に習いに行った当時は、王西安老師も陳正雷老師も、たっぷり時間をかけて繰り返し繰り返し単鞭までを練習させたのであった。

〜〜〜〜〜〜〜〜・〜〜〜〜〜〜〜・〜〜〜〜〜〜〜〜

第三勢 単 鞭

 図−1

 

 1.左手がリードして右手が其れに合わせる。

 2. 指腹に力を入れ、

 3.左手首は軟らかくてはならぬ。

 4.肘内は新月の如く、張る弓の如し。

 5.やや曲げる。

 6.眼は左手の中指を注視する。

 7.頭を起こしてリードする気持ち。

 8.首を立てる。 

 9.前後肩を落とす。

 10.肩を怒らせないよう。

 11.右手首を軟らかくせぬよう。

 12.右手の指は全部摑むように曲げ、

 13.前後に手を拡げる。

 14.各指を此処に摑む(後手)

 15.掌前の外側に力を込め、掌後と親指に力を入れる。

 16.中腋は新月のように張り、

 17.臀骨をやや上げ、前の小腹を引き締める。そうすれば股は自然に円く開く。

 18.右手は左手に応えて合わせる。

 19.胸腷の横気を脚の裏まで下ろす。これが出来なければ丹田までは下ろすようにする

 20.前膝を横に支え、前膝を五、六部露出させる。(※膝が立ち上がっている)

 21.右足の五本の指に力を入れ、地を摑むようにする。特に親指には力を入れるように。

 22.左脚は右脚に比べてやや虚にする。

 23.踵を地に着け、次第に前に移して左足爪先に到る。

 24.襠(股)は虚にし、円く保ち、総て内側に合わせるよう自然に運行させる。 

 25. 右膝を二〜三分露出させる。軟らかくせぬよう支える気持ち。

 26.右足を北に向け、やや西北を鉤ぐようにする。

 27.湧泉を窪ませ、

 28.踵は力を入れて踏み、安定させる。

 29.右足は充実させる。これを前虚後実という。

 30.両大腿は外側から内側に向かって包むような気持ち。

 頂勁の中気は正気の一つで、意思のリードで頭の頂上に行き、自然に運行するもので、別に何物かで引き上げるものではない。

 打撃心は背骨を主とし、左右体のキーポイントである。腰は上下体のキーポイントで腰上の気が上に行き、腰下の気は下へ行く。あたかも、上下両奪の勢を成しているが、事実上には一気貫通するもので、これは左手が左足をリードし、右手が右足を引率し、上体が下体の運行をリードするが如く、起落相呼応し、上下相従うので、自然に拍子も合う。

 手を弄する時は、掌から始まり、先ず手の指からリードして全身の運動に到らす。足は手に従うが、この場合、中気は腕から次第に運行させ、決して急いだりして省略するようなことがあってはならない。運気は自然に任せ、偏ることがないよう心気は両肱の間に保ち、これを中気と言うが左手の背を一〜二分北に向け、右手の背を四〜五分北に向け、中気を充足させて一斉に集合させる。

 普段、拳を打つ時は、別に方向を定める必要はないが、一定の方向を北斗と定めて北に向かってやるとよい。北方は天上造化の方向であるため、図解は総て北に向かっている方向を示す。そして東を右に、西を左に、南を背にする。

 

図−2

 

この図は、上図、北に向かい、右手を主としたものである。

これは左右相合し、上勢の下、下勢の上、両勢間に脈が通るものを示す。

① 左手の親指を開き、残りの指を合わせて揃え、腕を広げる。

② 左手を一旋回させ、西に向かって腕を広げる。

③ 腰

④ 左手のスタート。

⑤ 右手の運行はこれだけである。

⑥ 右手止まり、

⑦ 左手を腰から話して上へ運行させる。

⑧ 運航しない前、先ず手を小さく一回りさせて右手と合わせる。

⑨ これは腕の勁で、手を一回りさせたら背をやや前に向ける。

⑩ 左手を広げる。

⑪ 左手止まり、

⑫ 左手の運行図で左腕を曲げて右腕と合わせる。

⑬ 左手のスタート。中間の胸腹は天突穴から臍下の陰交、気海、石門、関元に到り、盤石の折れる如くお辞儀をするような姿勢をとる。胸を含めるのは合わせた勁を虚に保つため。

⑭ 右腕を背に向けて左手と合わせる。

⑮ 園内の線は右手のスタートである。

⑯ 右手のスタートの時、先ず小さく一回りする。

⑰ 右手を束ねる。

 

この項、続く。 

 2019,8,14

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植木啓示(g)さんから、8月のオススメライブです

2019-08-14 10:41:05 | LIVE MARKET

今月の目玉ライブです!
◆8/23(金) KING'S BAR(横浜・馬車道)/tel.045-671-1601
http://kings.bufsiz.jp/
☆Original Night☆
【出】Funsamble:植木啓示(gt.compose) 鈴木利恵(vo.perc) Son-A (sax.fl) 神村晃司(pf.keyb) 石井圭(b) 笹野凪(drs) カズ松坂(s-pan.perc)
[時](1)20:00〜 (2)21:30〜
[M.C]¥2800
〜Brasil Music/Mellow Soul/Jazz-Funk/Healing等をミックスした植木オリジナルをお贈りします!サウダージ(郷愁)&ファンタジー(幻想)の世界へようこそ♪

<その他のライブ>
◆8/14(水) ル・タン・ペルデュ(野毛)/tel045-242-9777
http://www.letempsperdu.info/
【出】UK☆YK feat Sayuri:植木啓示(gt) 横山貢介(gt) 村山小百合(vo)
[時間]19:30/20:30/21:30
[MC]投げ銭
〜タイプの違う2ギターユニット UK☆YK にハマのボサノバレディー小百合をフィーチャー!


◆8/16(金) Bar La Bichette(横浜・浅間町)/tel. 045-548-9248
http://bar-navi.suntory.co.jp/shop/0X00312901/
☆Blues Night☆
【出】EU&K feat Kuri-Naro: 植木啓示(gt) 神村晃司(org) 遠藤徳光(drs) くりなろ(vo.harp)
[時間]20:00/21:30
[CH]投げ銭
〜今月は下町のBlues Boyくりなろをフィーチャー!
B.B KING、R.チャールズ、M.ゲイからサッチモまで、Groovyにイキます♪

◆8/17(土) 赤坂Tonalite
【出】UK☆Hinobayashi Special Gig:植木啓示(gt) 日野林晋(sax) 仲村ユウキ(pf.vo) 石井圭(b) 鍋元慎之介(drs)
[時間]19:30&21:00
〜Fusion /Brasil Music /Jazz-Funk /Original等

◆8/25(日) ウッドベル(関内)
【出】Aska(vo) 植木啓示(gt) 仲村ユウキ(pf.vo)
[時間]19:30より3Stage
〜Jazz /Bossa Nova /Pops

◆8/30(金)メグスタ(関内・馬車道)
【出】アントニオバンド:アントニオ(vo.gt)他 ゲスト:植木(gt)&Aska(vo)
〜Samba /Bossa Nova /Brasil Music

以上今月もよろしくお願いします 
植木啓示

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