izumishのBody & Soul

~アータマばっかりでも、カーラダばっかりでも、ダ・メ・ヨ ね!~

「日本太極拳友会創立40周年記念演武大会」、6月2日(土)に開催

2018-05-28 10:49:41 | 太極拳

私が所属する「日本太極拳友会」は、今年で創立40周年(!)。

その記念演武大会が、6月2日(土)、横浜・関内の「横浜文化体育館」で開催される。

 

ワタシは陳式普及会の一員として、陳式と器械(剣)の集団演武に参加。

午前中は、傅清泉老師、丁傑老師、王生老師、それに、拳友会所属の全国大会優勝者による講習会がある。講習会は、事前予約だが、午後からの演武大会は観覧無料。

今年は、創立40周年記念と、昨年10月に亡くなった三代一美先生の追悼大会の意味も含め、各地他団体からの表演もあり、内容豊富で豪華プログラム。見応えがあるよ(きっと)。

 

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19年ぶりの来日(!)、陳 小旺老師の講習会に

2018-05-25 10:42:51 | 太極拳

陳式太極拳を学ぶ者にとっては”巨星”のような存在である陳 小旺老師が、日本陳式太極拳学会の招聘により19年ぶりに来日。その5月21日(月)の講習会に参加した。

 

思えば今からほとんど40年近く前(?!)、師事する日本太極拳友会の故三代一美先生が”太極拳の発祥の地”と言われる中国・陳家溝に初めて行き、陳小旺老師から直接指導を受けて以来、陳家溝の陳氏太極拳を学び、求め続けてきた。

当時、”陳式太極拳の四天王(陳 小旺、陳 正雷、王 西安、朱 天才)”の中でも、陳小旺老師は最強の達人として知られる存在だった。

その後、何度か機会があって日本で講習会を受けたが、眼にも止まらぬ(というか、見えない。何かやってるんだけど、それが分からない。。)螺旋勁による発勁は、強い、鋭い、そして弾力があり、陳式太極拳の醍醐味を目の当たりに感じたものだった。

 

今回の小旺老師の講習会では、私は38式を受講。小旺老師が編纂した短い套路である。

その昔、陳式を始めた頃に習ったが、套路は全く忘却の彼方。。。YOU TUBE で予習、と思っても、やっぱムリ!

でもね、順番や形を習いに行くわけでない。いつもやってる陳 正雷老師型であっても、そこに反映できることは多々ある。

それに、教えるばっかりでは経験則だけ。自己流に陥ってどんどん世界が狭くなる。”太極拳”というからには、もっと深く、広く、大きな眼で点検していかなくては。。。それには良き指導者による講習会が必須、なのであ〜る。

 

で、陳小旺老師の講習会で一番勉強になったことは、受講者からの質問に答えた「呼吸」と「丹田」の二つ。

腹式呼吸とか逆腹式呼吸とか、よく質問されることだが、小旺老師のお答えは、簡単。

「お腹に鼻があると思って、そこで呼吸するようにしてみる」。なるほど〜!!「それ以外は考えなくていい」と仰りました。

 

丹田についての質問には、

「 “発勁は丹田から”という考えはちょっと違う。形が整って、全身が繋がれば丹田とも繋がる。その相乗効果で発勁することができる」というものであった!! これって単純だけど凄いこと。これが本質なんだネ!!

「まず形を正しく覚えて、整える。すると四肢から丹田、丹田から四肢へと伝わっていく。それが結果的に、身体にも良いし、健康になること」だと。

さらに、ムリヤリ頑張って身体を痛めるのは目的ではない。楽しく練習する。頑張らない。と、まことに力みのない、柔らかなお話しであった。

 

講習会では、套路を始める時、鎮気(ジンチー)と言って気持ちを鎮め(数十秒間)、開歩したらまた鎮気して、時間をかけて起勢が始まる。

鎮気に集中して、手が動き始まるまで待つ。といった感じである。

套路も、当然そのように、自然に足や手が動き始めるまでゆっくりと時間をかける。

そうやっていくと、”やる”じゃなくて”なる”、”意によって気を生じる(気が運行する)”という拳理が、身体で納得できるのでありました。

 

一緒に受講していた知り合いと、「いや〜、勉強になりましたね〜!!」と言い合って、横浜から綾瀬までは遠かったけど、”頑張って”来てよかった!の一日が終わりました。

 

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国立博物館「名作誕生〜つながる日本美術」で感動とお勉強

2018-05-20 13:18:27 | 日記・エッセイ・コラム

連休明けの雨の一日、思い立って上野の国立博物館。

「名作誕生〜つながる日本美術」が開催中であった(5月27日まで)。

 

”名作はゼロから突然生まれるわけではない”というコンセプトに興味を持ち、ならば、その繋がりはどこから?と、日本美術の全体の流れすら知らない自分のお勉強も兼ねて(?)である。

 

会場に入ってまず眼を奪われるのが、薬師如来と衆宝王菩薩の二体の巨大な立像。奈良時代の8世紀に、中国から渡来した仏師達が、石の代わりに木材を使って掘り出した一木彫りの仏像である。これがその後、日本の仏像彫刻に繋がっていく。。その大きさはもちろん、衣のヒダやまろやかな顔の表情、柔らかい身体の線などを観ると、木から掘り出していくその工程を思うと、それだけで信仰心が生まれようというもの。

この二体の仏像に続いて、数点の薬師如来立像が並ぶのだが、その次のコーナーにある「普賢菩薩騎象像」を目にした時、胸の奥から、何かじんわりした感動が湧いてきたのである。

象の背中に乗った普賢菩薩の慈愛に満ちた顔、全体が完全に整った像のバランス、正面から観ていると、まるで、相対している人間をそのまままるごと包み込んでくれるような、静かな深い表情。。じっと観ていたら、涙が出て来た。。

 

それから、「第2章 巨匠のつながり」では、雪舟と中国の水墨画や花鳥図との繋がりをテーマに国宝や重要文化財の作品が並ぶ。

中でも感動し、見直したのが、俵屋宗達。宗達って凄〜いっ!

扇を散らした屏風に描かれている扇の絵は、別のすでに著名な日本画の作品の一部を切り取って描いてあり、それは今で言うところのカット&コピーの手法。それを手書きで(江戸時代だからデータなんてない!)行っているのも凄い!

さらに、「第3章 古典文学につながる」では、宗達の「蔦細道図屏風」が展示されているのだが、これが、伊勢物語の一部「山辺の道で人に出会って〜」とかいう話しを描いたものだが、人物は一切なし。線と面と色で山道、木々、空などを表現している。。。今でいう現代美術や、アートディレクターの作品を思わせる大胆な構成である。元のストーリーの知識があれば、すぐに分かるのね〜きっと。

近年人気がある江戸時代の伊藤若冲も、先達の中国の画家達の作品と若冲の作品の絵を並べてあ〜そうか〜、こうやって観るんだ〜、と納得したり、新たな作品の中に、過去の自分の作品を再現したり、といった流れが分かって興味津々。

他にも、源氏物語の夕顔や初音、といった平安時代の物語をモチーフとした江戸時代の絵や手箱などの工芸作品も展示され、どれも、物語がある上での背景や自然や趣きを画描いていて、あらためて日本画や日本美術の素晴らしさと繊細さに感歎する。

 

”天才の創造という考え方は魅力的だが、実際は、剽窃、模倣、継承、その上での創造”という解説を読むと、まさしく名作が生まれるまでの作家の格闘や闘争をダイナミックに感じた展覧会でありました。

それにしても、岡倉天心が創刊した「國華」という美術誌の存在も知らなかったし、それが創刊130周年(!)というもの知らなかった。

 

 天気のいい日は外に出かけよう!気分が落ち込んだ日も外にでかけよう!まだまだ知らない世界がいっぱいある!〜の気分でありました。

ありがたい〜普賢菩薩騎象像

 

雨上がりの博物館庭と上野公園

 

 

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ねおみいさんから、ライブのお知らせが届きました

2018-05-20 11:08:43 | LIVE MARKET


緑が綺麗な季節になりましたね!

急遽6月に岡さやかさんというピアノ弾き語りシンガーさんと一緒にライブをやることになりました。

この人の歌声がまた滅法素晴らしいので、ぜひ遊びにいらしてください!!

********
地に森に水に天に心を自由に遊ばせる”不思議ほっこり系”アーティスト・ねおみいと岡さやか。
この二人がソロ&コラボでお届けする、心潤う癒しのライブです。

お料理の美味しいお店のご協力もいただき、ライブタイトルにちなんだ「森の雨やどりプレート」もご用意します。

ぜひお腹をすかせて遊びにいらして下さい♪

★ねおみい×岡さやかアコースティックLive★
『森の雨やどり』
【日にち】6月16日(土)  
【会場】下北沢Circus(サーカス)
https://www.facebook.com/下北沢-Circus-サーカス-367732379990869/
【時間】open/18:30 start/19:30
    ※お食事される方のために開場時間を早めに設定しています。
【料金】予約2000円+1drink /当日2500円+1drink 
【出演】
ねおみい(山口尚己)/ 歌、カレンハープ、カリンバ、ウクレレ
岡さやか/ 歌、ピアノ

【予約】neomii0601@pdx.ne.jp

■出演者プロフィール
・ねおみい(山口尚己)
詩的イマジネーションに満ちた楽曲と、生の明暗を輝きに包む稀有な歌声。独自の存在感を放つ。
アコースティックユニット「neomii & the MoonBow」での活動のほか、近年では「うたびと・ねおみい」として民族楽器の弾き歌いでの活動をスタート。特に希少な楽器、アジアの竪琴「カレンハープ」を弾き歌う活動に注目を集めている。
http://neomii.net/

・岡さやか
柔らかい手織りの布のように聴く人を優しく包み満たす歌声は必聴。
遠く自然の中や島などを旅してキャッチする繊細な感覚を楽曲に織り込んでピアノを弾き語る。東京都内外のライブハウス、エコロジーイベント、プラネタリウムコンサートなどに出演。CD作品に『手のひらの森』などがある。
https://www.youtube.com/watch?v=1tRidXFMNco

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植木啓示(g)さんから、5月の”目玉ライブ”のお知らせです

2018-05-15 10:24:00 | LIVE MARKET

★★5/25(金) KING'S BAR(横浜・馬車道)Tel:045-671-1601

http://kings.bufsiz.jp/

【出】Funsamble:植木啓示(Gt /Compose) 佐々木尊英(S.sax /Fl) 鈴木利恵(Vo /Perc /Pianica) 神村晃司(Pf /Key) 石井圭(B) 西村悟志(Drs) カズ松坂(Perc /S-pan)

20:00〜/21:30〜 

[M.C]2800yen
〜オール植木オリジナル曲バンド "Funsamble" の春公演です!
テクニック・個性共に素晴らしいメンバーと共に、ブラジリアン・ジャズファンク・メロウソウル等、サウダージ(郷愁)&ファンタジー(幻想)の世界へと旅をしましょう♪

 

<その他のライブ>
◆5/12(土) ブルースエット(白楽)Tel:045-717-7139
【出】三魂弦 feat くりなろ:マッキー牧元(B) 植木啓示(Gt) チョップ本田(Gt) 西村悟志(Drs) くりなろ(Vo)
19:30/21:00 MC:2500yen 
〜Soul /R&B /Funk系オッサン3人組 "三魂弦" の定期ライブです!
お馴染み Super Groove Machine 西村と、"下町のB.B KING" くりなろが初参加!
イキなブルースナンバーをお楽しみ下さい♪

◆5/17(木) ル・タン・ペルデュ(野毛)Tel:045-242-9777

http://www.letempsperdu.info/
【出】UK☆Rie☆Youki:植木啓示(Gt) 鈴木利恵(Vo.Perc他) 仲村ユウキ(Pf/Vo)
[時間]19:30/20:30/21:30
[MC]投げ銭
〜ブルージー&ラテンチックギター 植木、美しくもマルチな才能 Voリエ、キュートなボサレディ Vo.Pfユウキのトリオによる爽やかなブラジルミュージックをお楽しみ下さい♪

◆5/18(金) Bar La Bichette(横浜・浅間町) Tel:045-548-9248

http://bar-navi.suntory.co.jp/shop/0X00312901/
【出】EU&F feat Fernandes: 植木啓示(Gt) 福永貴之(Org) 遠藤徳光(Drs) Fernandes Yuko (Vo)
[時間]20:00~ /21:15~
[CH]投げ銭
〜ソウル・ゴスペルシンガー フェルナンデス由布子をフィーチャーした、植木&福永&徳光のキレ味鋭いJazz-Funk・Latin-Bossa・Fusion・R&Bをお楽しみ下さい!

 

今月もよろしくお願いします 植木啓示
http://mms9141.kugenumachannel.net
FB名:ウエキ ケイジ

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