先週の日曜日は、陸 瑶先生の「形意拳講習会」。
年に2〜3回程度しか参加できないけど、それでも5年ほどやってるとどうにか形は覚えられてきた。
陸先生のキビシイ指導のお陰で、陳式太極拳の師であった故三代一美先生からは「形意拳を始めてから、腰のキレが良くなったね」(!)と褒めていただいた。それが何より嬉しく励みになった。(もちろん、陸先生からは「ぜんぜん出来てないんだからね!」と言われてマッスが。。。)。
講習会では、無極式から三体式(太極拳で言うところの立禅か)の基本姿勢を数分やって(この数分がキツイ!)、五行拳、連環拳、八式と進むのだが、今回の講習会は時間が短かったこともあって、五行拳を軽くやって連環拳。
その代わり、連環拳は、これまでやってきた各箇所の細かい身法と注意をみっちり。
”白鹤亮翅”は、両手を左右に開いたところから、体重が右(前)で両手を合わせて右を見る→次に、右体重で(手全体を広げるでなく)肘から先が外に開く(払う?)ようにする→左に集めて下に落とす時に、「手を引かないっ!」を何度も練習。。。
ここに限らず、順番で流すと手を引きやすい。「引くなーっ!下ーっ!!」を何度も言われて、それでも身体が一旦覚えた動作を修正するのはなかなか難しいものであります。
形意拳では、”身体は開かない。締める”のだが、太極拳は身体を開いて使う。
この違いがついついクセが出てしまって、腰を引くときに一緒にお尻も動いちゃう。。。指摘されても、自分がどう動いているか分からない。「ほら動いた!」と何度も繰り返してやってるウチに、"腰を右に引くときは、肩・手は左に出る感じかな〜?”と 微かに掴めたが、残念!次の動作に進んでるワ。。。
前回は、ちょこっとツバメと鳥の形意をやったのだが、今回は、終了時間間際に、「今日は、熊と鷹!」。どちらも強い動物だ。
陸先生は、「伝統拳はたいていオッサンなんですよね〜」。オッサンになったつもりでやらないと(!!)。う〜〜ン。である。
事前に、今日の講習会は「みんなでツバメになろう〜!」と言い合って来たのだったが、最後には「みんなでオッサンになろう!!」で終わりましたとさ。