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重症児者と家族また笑顔に 宮城県南のボランティア団体が6月から活動再開(「河北新報」)

2023年05月28日 | 医療的ケア・重症心身障害・難病支援
(「河北新報」令和5年5月28日付記事より引用)
 県南を中心に重症心身障害児者と家族を支援するボランティアグループ「(わ)(まるわ)」が6月、4年ぶりに活動を再開する。新型コロナウイルスの流行が落ち着き、感染症法上の位置付けが5類に移行したことからリスタートを決めた。

 岩沼市総合福祉センターiあいプラザで6月3日、付きっきりのケアが必要な子どもの母親にリフレッシュしてもらうため、講座「エコクラフトでかご作り」を開く。母親が参加する間、医療的ケアが必要な子どもときょうだいには、(わ)のスタッフが付き添い、一緒に遊ぶ。5家族計13人が参加する予定。

 (わ)は医師や看護師、理学療法士、保育士らで2017年に結成された。コロナの流行前は月1回のペースで療育活動やレクリエーション、交流会などを行っていたが、20~22年は感染防止のため活動を縮小、休止せざるを得なかった。

 活動再開を登録する19家族に連絡すると「待っていました」「きょうだいが楽しみにしている」といったメッセージが寄せられたという。

 現在のメンバーは25人。感染状況を見ながら、9月にも講座を開催する見込み。代表の相談支援専門員猪苗代華恵さんは「久しぶりに再会する子もいる。お母さんが一息つけて、きょうだいを含めてみんなが楽しめる居場所づくりを続けたい」と話す。

 6月分は既に締め切ったが、福祉に興味のある学生やボランティア、参加希望の家族を随時募集している。連絡先は(わ)m.maruwa2017@gmail.com
※正式な団体名の表記は、〇の中にわ
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