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「119番」押すだけでOK 仙台市消防局があすから新システム導入(河北新報)

2019年10月01日 | 視覚障害・聴覚障害支援

「河北新報」令和元年9月30日付け記事より引用)

 仙台市消防局は10月1日、聴覚や言語機能に障害のある人の消防、救急要請を手助けする新システム「NET119緊急通報システム」を導入する。携帯電話やスマートフォンを操作し、事前登録した専用サイトから119番でき、電話で状況を説明する必要がない。県内では大崎地域、仙南地域の2消防本部が同システムを採用している。

 緊急時に専用サイトにアクセスし、通報内容を「救急」「火事」、異臭や救助などを想定した「その他」から選択。通報場所を「自宅」「現在地」から選ぶ。自宅は事前登録し、現在地は地図画面で指定できる。

 救急の場合は、具合の悪い人が「自分」か「自分以外」か選択し、詳しい場所や伝えたいことを入力して送信し、119番する。

 指令室につながると、指令課職員とのチャット画面に切り替わり「急病ですか、事故ですか?」「どこが痛みますか?」などの質問に回答しながら、現場の詳しい状況を伝える。

 利用できるのは原則として、市内在住で身体障害者手帳を交付された聴覚や言語機能に障害のある人。各消防署や区役所にある用紙に氏名、住所などを記入して申し込むと、専用サイトのアドレスが送られ、認証手続きを経て、スマホなどのホーム画面に登録する。

 市消防局の担当者は「適正な緊急通報こそが、迅速な消防と救急活動の第一歩となる。119番のバリアフリー化を進め、緊急時に誰もが円滑に通報できる環境を整えたい」と語った。

 NET119は仙台市消防局のほか、石巻地区と気仙沼・本吉地域広域の2消防本部も1日に導入する。

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