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泉区生活支援ネットワーク

仙台市の障がい者支援のための情報です。福祉・特別支援教育・就労など,分野をこえた生活支援のネットワーク・情報交換の場です

七色お菓子へ4点商品化 仙台・発達障害者の就労支援法人

2013年05月08日 | 施設情報
(「河北新報夕刊」平成25年5月8日(水)付け記事より引用)
 自閉症や発達障害がある人の就労と生活を支援する一般社団法人「ぶれいん・ゆにーくす」(仙台市)が、宮城県内の企業の協力を得て、オリジナルスイーツを商品化した。菓子作りや販売を通じて発達障害者の就労を目指す同法人の「虹のおかしやさん」事業の一環。青葉区大町で運営するコミュニティーカフェ「シャーレおおまち」で提供、販売している。

 商品化したのは、県産米粉と蔵王町産卵を使ったロールケーキ「おおまちロール」(1200円)、大崎市の酒造会社「一ノ蔵」の酒かすと日本酒を使ったイチジク入りパウンドケーキ(1500円)、シュークリーム(150円)、メレンゲ(300円)。

 「虹のおかしやさん」事業は、東日本大震災後の食料不足の経験がヒントになった。県外から届いた支援物資のわずかな菓子が、発達障害児・者やその家族の心を落ち着かせたことから、代表の伊藤あづささん(58)がスイーツ作りによる起業を思い立った。

 昨年、内閣府の復興支援型地域社会雇用創造事業に選ばれて調理機器を導入。英国で菓子作りを学んだ南葉悠理さん(24)=岡山市=を商品開発担当者に迎え、就労訓練の利用者らと試作を重ねた。

 酒かすや日本酒によるパウンドケーキの風味付けは、試食段階で伊藤さんと交流のある一ノ蔵の関係者が提案。菓子を入れる箱のデザインは今野印刷(仙台市)が手掛け、万年カレンダーとして使えるよう工夫した。

 さまざまな症状・特性を併せ持つ自閉症や発達障害は、虹に例えられることが多い。伊藤さんは「季節の食材を取り入れ、今回商品化した菓子を虹にちなんでそれぞれ7味ずつ展開していきたい」と話す。今後、販路を広げ、インターネットでも販売する。

 連絡先はシャーレおおまち022(263)1402。
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