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泉区生活支援ネットワーク

仙台市の障がい者支援のための情報です。福祉・特別支援教育・就労など,分野をこえた生活支援のネットワーク・情報交換の場です

授産施設商品で盛りかご

2010年10月12日 | 就労・生活自立
(「河北新報」平成22年10月11日(月)付け記事より引用)
 岩手県での実践です。仙台でも取り組んでみてはいかがでしょう?

仏事用に販売開始(いわて生協)
 障害者工賃アップに貢献
 いわて生協(岩手県滝沢村)は、岩手県内8力所の授産施設が作った飲食品を詰め合わせた「仏事用盛りかご」の販売を始めた。県社会福祉協議会を通して各施設の商品を集め、生協が傘下の葬儀場で販売する全国でも珍しい取り組み。関係者は「障害者の工賃アップにも貢献できる」と期待している。

 仏事用の盛りかごは果物の缶詰めや菓子などを詰め合わせるのが一般的。今回は、異物の除去から製油まで約2週間かけた菜種油や、豆を一粒一粒選別したドリップコーヒー、減農薬米、カシスジャムなど8施設の商品を盛り込んだ。

 1万円セット、1万5000円セット、2万円セットの3種類で、いわて生協が運営する葬儀場「セリオホール」3ヵ所で販売する。

 県が障害者の工賃アップを目指し、県社協に「障がい者就労支援振興センター」を設置。国のふるさと雇用再生特別基金を活用し、センターに雇用された百貨店バイヤーら商品開発の専門家たちが協力して企画した。集荷・販売業務で県社協と生協が連携し、販売力が未熟な施設を支援する。

 岩手の障害者平均工賃は月額1万5177円,2009年度)で全国でも上位だが、不況の影響で企業からの作業請負は年々
減少している。センターの右京昌久所長は販路拡大に悩む各授産施設が協力し合うモデルケースにし、障害者を応援したい」と話す。

 菜種油を提供する「かし和の郷」(雫石町)の福岡友紀生活支援員は「各施設は営業まで手が回らないのが実情。盛りかごのような商品ができるのは頼もしい」と期待する。
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