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泉区生活支援ネットワーク

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重度障害者支える拠点に 亘理で待望の多機能型施設着工(河北新報)

2017年12月29日 | 施設情報
(「河北新報」平成29年12月28日(木)付け記事より引用)
来年12月開所「家族会「完成心待ち」
 重度障害のある人や家族らをサポートする施設「地域生活支援拠点」の建設が亘理町旧舘で始まった。診療や訪問看護、通所・入所機能などがあり、2018年12月の開所を予定する。
 県南に診療所を併設した重度障害者対象の民間入所・通所施設はほとんどなく、関係者は多機能型の支援拠点の完成を心待ちにしている。

 施設は社会福祉法人「ありのまま舎」(仙台市太白区、高橋治理事長)が建設する「亘理ありのまま舎」(仮称)で、18日に着工した。鉄筋2階で延べ床面積約2200平方メートル。居室が約40あり、長期・短期の入所、介助に使用する。リハビリや地域活動といった日中活動支援や相談事業、へルパーの派遣なども行う。

 災害時には福祉避難所にもなる。予定地は町中心部で亘理高や亘理署と隣接。敷地約4000平方メートルは町が無償で貸す。総工費は約7億円で、3億円は県の補助金を充てる。4億円は自己資金と借り入れで賄うほか、広く支援金を募っている。

 亘理町には重度障害者の通所・入所施設もなく、町周辺の重症心身障害児・者の家族でつくる「ベリーの会」の佐藤洋子代表は「設計の段階から家族の要望を聞いてもらい期待は大きい。これまでは支援学校卒業後に行き場のない子が多かったので、完成を心待ちにしている」と話す。

 18日に現地であった地鎮祭に出席したありのまま舎の白江浩常務理事は「障害のある方のどんな状況にも対応できる拠点施設を目指したい」と述べた。

 法人の連絡先は022 (243)1300。
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