泉区生活支援ネットワーク

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拓桃60年、思い凝縮 有志が記念誌発行

2015年11月08日 | 条例の会、権利条約など
「河北新報」平成27年11月8日付け記事より引用)

 肢体不自由児施設の宮城県拓桃医療療育センター(仙台市太白区秋保町)と県拓桃支援学校(同)が開所・開学60周年を迎え、来春青葉区に移転するのを機に、元入所者や卒業生ら有志の会がこれまでの歩みを収めた「拓桃移転記念誌」を刊行した。メンバーは「同じ建物で過ごした仲間との思い出を振り返り、60年温かく支えてくれた地域の皆さんに感謝したい」と話している。

 20代女性を中心に結成した「秋保に感謝する拓桃同窓有志の会」の7人が1年がかりで作り、カラー写真をふんだんに盛り込んだ。療育センターは訓練室や休憩室、エックス線室、病棟など、支援学校は体育館や放送室、職員室など約300枚を10ページ以上にわたって収録した。
」 有志の会会長で宮城大3年の木村優香さん(22)は「お別れする建物への思い出がみんなにある。写真や図表、デザインなどで視覚に訴える工夫を凝らした」と意図を話す。表紙のデザインは木村さんが手掛け、秋保の星空を表現した。

 給食やおやつの代表的な献立もカラーで紹介。この施設で長期間過ごす子どもたちは、出されるおやつ以外の間食は禁じられ、食事が一番の関心事だったという。

 ゆかりの人からの寄稿も多彩だ。元入所者や職員のほか、地域住民も惜別の言葉を贈っている。

 1955年開所・開学の療育センターと支援学校は、本年度内に青葉区落合の県立こども病院隣接地に移転する。有志の会発起人の社会福祉士伊藤清市さん(42)は「拓桃の歴史は続く。冊子が後輩の道しるべになってほしい」と話す。

 記念誌はA4判54ページで、1000部印刷した。連絡先は伊藤さん080(3332)2094、メールでの連絡はtakutou.iten@gmail.com
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