(「河北新報」令和元年6月24日付記事より引用)
直線だけで表現された洗練のデザイン、シックな色合いが、革雑貨好きの物欲をくすぐる。
NPO法人みどり会が運営する「みどり工房長町」の主力商品は、小さな穴が全面にうがたれた合成皮革のパンチングレザーが材料の「ショパンチ」シリーズ。ブックカバーなど9種類あり、どれも白鍵と黒鍵のピアノモチーフで統一されている。
大ピアニスト・作曲家ショパンの名を借り、ブランドネームにもパンチを効かせた。
精神障害のある工房利用者ら約20人が手作業で製作。2015年のデビュー以来、注文に生産が追い付かないほど全国的な人気を博している。
工房管理者の松本奈美さん(35)は「一度購入した方が同じ色の別の商品を買い求めたり、違う色のを贈り物にしたり。リピーターになってもらえてうれしい」と話す。
かつて若林区荒浜にあった工房は、東日本大震災の津波で全て流された。支援への感謝を形にしようと、全員一丸で取り組んだ新規事業。実際の音は出ないが、ショパンチには再生のハーモニーが秘められている。
[みどり工房長町]仙台市太白区長町1の6の3、グッドライフ長町3階。月-土曜日の午前9時半~午後4時。事業所での直接販売はせず、主にイベントに出展。「みやぎセルプ協働受注センター」のホームページ内にある「LINKS」でも注文を受け付けている。連絡先は022(762)7610。
直線だけで表現された洗練のデザイン、シックな色合いが、革雑貨好きの物欲をくすぐる。
NPO法人みどり会が運営する「みどり工房長町」の主力商品は、小さな穴が全面にうがたれた合成皮革のパンチングレザーが材料の「ショパンチ」シリーズ。ブックカバーなど9種類あり、どれも白鍵と黒鍵のピアノモチーフで統一されている。
大ピアニスト・作曲家ショパンの名を借り、ブランドネームにもパンチを効かせた。
精神障害のある工房利用者ら約20人が手作業で製作。2015年のデビュー以来、注文に生産が追い付かないほど全国的な人気を博している。
工房管理者の松本奈美さん(35)は「一度購入した方が同じ色の別の商品を買い求めたり、違う色のを贈り物にしたり。リピーターになってもらえてうれしい」と話す。
かつて若林区荒浜にあった工房は、東日本大震災の津波で全て流された。支援への感謝を形にしようと、全員一丸で取り組んだ新規事業。実際の音は出ないが、ショパンチには再生のハーモニーが秘められている。
[みどり工房長町]仙台市太白区長町1の6の3、グッドライフ長町3階。月-土曜日の午前9時半~午後4時。事業所での直接販売はせず、主にイベントに出展。「みやぎセルプ協働受注センター」のホームページ内にある「LINKS」でも注文を受け付けている。連絡先は022(762)7610。