泉区生活支援ネットワーク

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多賀城跡でハーブ栽培 被災者・障害者の雇用創出

2011年08月21日 | 就労・生活自立
(「河北新報」平成23年8月19日(金)付け記事より引用)
社団法人「まちづくり会社」発足
 宮城県多賀城市の国特別史跡・多賀城跡(107ヘクタール)の一部を農園に整備し、産業と雇用の創出を目指す社団法人「多賀城震災復興まちづくり会社」(多賀城市)が、このほど発足した。地域の文化財を生かし、被災者や障害者の働く場所を確保する新たな取り組みだ。

 まちづくり会社は経営コンサルタント「ファミリア」(仙台市青葉区)の高橋由志郎専務と、福祉サービス事業所「アップルファーム」(同市若林区)の渡部哲也社長=多賀城市出身=が出資して設立。代表理事に高橋専務が就いた。

 多賀城市が市シルバー人材センターに委託していた多賀城跡10ヘクタール分の管理業務をまちづくり会社が請け負い、除草作業に当たる。一部は耕作し、ハギ、アカネなど古来の植物やハーブを育てて茶やパンに加工、アップルファームが運営するレストランなどで販売する。

 これまでに多賀城市内の障害者15人と契約した。本年度に50人、2年以内に100人の雇用を目指す。高橋代表理事は「震災から立ち上がるのに仕事が不可欠だ。多賀城らしい景観を生かし、6次産業化で多様なビジネスを創造したい」と意気込む。

 18日には、法政大の学生約250人が多賀城跡を訪れ、ラベンダーなどの苗を植えた。
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