消えゆく霧のごとく(クンちゃん山荘ほっちゃれ日記)   ほっちゃれ、とは、ほっちゃれ!

きらきら輝く相模湾。はるか東には房総半島の黒い連なり。同じようでいて、毎日変わる景色。きょうも穏やかな日でありますよう。

小紋潤への土産に、庭の無農薬夏みかんでマーマレードをつくってみた!(挑戦2回目)

2016年09月30日 14時21分49秒 | 小紋潤さんのこと
過去記事2016-03-31
17:53:47

   土産のマーマレードをつくる!
             庭の無農薬夏みかんで
 

       ことしは雪にもめげず豊作だった!(2本のうちの1本)
 
           

 あした、エイプリルフールの夜というわけだけど、羽田から長崎空港へ飛び、土曜日には「女の都」へ小紋潤の顔を見に行く。およそ35年ぶりである。

 なにか持っていかなくちゃなるめい、と考えたが、酒の類はだめだろう。それと、喉の手術後で固形物は呑み込めないらしい。

 というようなわけで、きのう伊豆地元産の、この季節にしかない、という春もの蜂蜜を買ってきたが、どうもありきたりでおさまりが悪い。
 じゃ、この間つくって割合好評だった庭の夏みかんのマーマレード、はどうだんべか。甘酸っぱい部分だけ舐めててもええし、などと考えて、夜半になってつくりだした。

 ①夜中に庭の夏みかんを2キロ採り入れる。なんだか、“かっぱらい”になった心持ちである。(7、8個、画像左端) 砂糖の量はこの重さに対して40パーセント見当。前回、初トライの際は、ネットレシピに従い三温糖でやったが、色合いが濃すぎる。そこで、今回はグラニュー糖を用いた。
 
 ②黄色い外皮を中の白い皮ごとむいて、適当な大きさに切る。(画像左から2) あまり大きさが揃ってなくてもOK、煮てしまえばわからなくなってしまう。
 
 ③切った外皮をボールに入れ、水を少々加えてよく揉み込む。(画像左から3) 水を満たして、水を切る。これを3回程度繰り返し、しかる後に水をひたひたに張ったまま、数時間から一晩程度ほおっておく。煮立ててアクを抜く代わりがこれ。ただし、やりすぎると味も素っ気もなくなってしまうという。
 
 ④実の部分の薄皮とタネをはずす。(画像左から4) つまり実と果汁になるが、そいつを別のボールに入れ、水にさらしてある外皮をぎゅうっとしぼって、両者を合体させる。薄皮は完全にとれなくてもよい。クンちゃんちのみかんは粒が小さくて面倒なので、普通とは逆に各袋の背中に包丁を入れて剥き、種をどかして実をこそぎとっている。
 
 ⑤外皮、実、果汁を一緒にしたものは水分がそんなに多くない。1、2時間置くと水分が出てきてちょうど良い、というのだが、これがなかなか出てこない。この度は一晩置いたが、たいした変わりはなかった。そこで、クンちゃんちのように、いくらでもみかんがなっている場合は、それを何個か採ってきて果汁をしぼって追加するとよい。ない場合はほんの弱火でこそこそ煮るしかないかもね。間違っても水で増やしてごまかさんほうが味わい深いぜよ。
 
 ⑥外皮、実、果汁をボールに入れて弱火にて煮はじめる。(画像右から2) かなりこげつきやすいので注意。外の皮が柔らかくなれば、砂糖を所定量あるいはいくらか下回った量を二、三度に分けて入れ、てりが出てくるまでヘラでかきまわしつつ煮あげる。この段階は徹底的にこげつきやすいので、厳重注意! ちょっとでもこげつくと、ヘラでかきまわしているうちに黒いこげつきの残骸がしつこくあらわれてくるので、これをまたまたしつこく取り除かねばならない。これはほんまに難儀でっせ!
 
 ⑦こんなもんかねえ、という程度に煮詰まってきたら出来上がり。(画像右端) 冷えると、煮ているときよりかなり固まってくるので、煮すぎると水分が激減し硬い食感となるので、この点も注意を要する。

 つうわけで、やっとこさ完成したのだが、出来栄えや如何に。

 ところが、完成後、びん詰めにする段階でつらつら考えて気が付いたのは、大酒呑みの小紋潤なのだから糖尿の気配もあるかもしれんな、ということ。
 その場合は、両方ともNG!ということになるが、そうなればなったでしゃあないわな! あちゃあ、とでも言っとくか。(で、長期に常温で保存するための、えらく面倒なびん詰め工程はこの度ははぶくことにしてしまったのでR)

 さて、どうなりますか。
 
 長崎、諫早、島原、熊本→羽田→埼玉→伊豆という旅程です。帰ってきたら報告いたします。 

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