消えゆく霧のごとく(クンちゃん山荘ほっちゃれ日記)   ほっちゃれ、とは、ほっちゃれ!

きらきら輝く相模湾。はるか東には房総半島の黒い連なり。同じようでいて、毎日変わる景色。きょうも穏やかな日でありますよう。

ひーひー言いつつ、冬タイヤに取り替える!

2016年12月21日 19時31分25秒 | あまりに日常的な光景
 こんな簡単なことが出来なくなる
 「歳月は人を変える」ってか!!


 先月、11月の24日、予報どおりの雪には参りました! 雪降りの記事はこちら

 さて、本年もいよいよ押し詰まって参りました(ここを「押し迫って」と書く人がいて困りますわな)。だから何よと言われれば、別にどうということもないのですが、また雪が降ると動けんなと思い立ち、延ばし延ばしにしていた冬タイヤへの履き替えをいたしました、きょうの午後。

 ところが、スタッドレス4本を、縁の下から家の前に停めてある車の近くまで、距離にしたらごくわずかですよ、30メートルばかり運んだだけで、ほとんどギブアップ状態。これが、午後2時40分ごろ。

   

 こりゃだめだ状態で、懇意の“レスキュー隊員”に上の画像を添付したメールで救援を求めたら、「今週はずっと外回りで、ムリ!」とそっけない返事。「クンちゃん、がんばれー」だと。

 30分ばかり休憩したらよけい疲れちゃって、ええい、このままほっといて、あしたやっつけるかという考えがちらり。まあ、あんな重いタイヤ、持って行くやつもおらんだろうし、持って行けるようなお方はこのあたりにはお住まいでない、と、いったんは日延べ方向に大きく傾いたのです。

 ところが、家の中から見ていると、下のほうからいつもながらおっきな白いピレネー犬というのか、そういうのがご老体の飼い主を連れて散歩にあらわれたわけです。しかも、わがスタッドのところで立ち止まり、なにやら臭いをかいでいる。
「あっ、それだめだよう、おしっこダメ」と大声で呼びかけ事なきを得ましたが、これでは日延べはまずい! まあしゃあないな、としぶしぶ交換に取りかかることにしました。それがもう薄暮という状態の午後3時20分(山陰なんでね)。

 作業はなんのことあない。夏タイヤをはずして、スタッドを取り付けりゃええわけ。それを4回繰り返せば作業完了、ということになります。

   
       この夏タイヤって、山が何にもないように見えますが、ないんです。


  

 ところが、ことしの5月ごろ、いまとは逆にスタッドから夏タイヤへ交換、のときとまったく調子が異なる。ボルトはやけにかちかちに締まってるし、ジャッキはなかなか上がったり下がったりせん! タイヤは重すぎ!

 やっとこさっとこ、4本を付け替え、カバーをつけ終わるのにたっぷり1時間もかかってしまったのです。日はもう暮れかかりをとうに過ぎておりました。

   

 夕暮れ迫る、年をとる、ちゅうのは、こういうことなんですかねえ。

 で、思いついたのは、最近の高齢者の交通事故多発への対応策。
 「自前でタイヤ4本交換できなくなったら即免許返納!」つうのはどうだんべか。
 (もっとも、女性ドライバーは若くたってタイヤなんか自前で交換する人はおらんからねえ、だめかな。)