伊豆の渓流を考える日々

Fishing club HUSLER 伊豆前戦基地
伊豆の渓流、釣行報告等を書き留める。
渓流オフは海を楽しむ。

河津川釣行上流編(2009.04.04)

2009-04-08 | 河津川水系
 狩野川の本流がルアーマンに開かれてからは私のホームリバーである河津川への釣行が疎かに成っているが、やっと今シーズンの初釣行をする事が出来ました。地元伊東松川漁協の理事でありながら「ホームリバーが河津川とはなんぞや。」なんて細かい事は抜きにしてと言いつつ、未だ松川・松川湖で一度も竿を出してないテイタラクな理事なのです。毎シーズンの私の河津川1発目はトップ画像の風景が臨めるこのエリアです。

 今回の釣行は釣友のOpen6Eさんが「緊急合宿2009Apr」と称してスクランブル発進。標的は伊豆てな事で伊東に来ているので、伊東戦隊としてはkid、雄登を伴って接待です(笑)
 釣友の接待目的の釣行だけでなく今回はサプライズが幾つかで、先ず一つ目は昨シーズンから「ご一緒しましょう。」と嘆願していたもののなかなか日程が合わずご一緒出来ていなかった「フィールドクルーザー」 を書かれているON AIRさんをお誘いして念願叶いご一緒出来た事。二つ目は今シーズンは我慢しようと決めていたにも関わらず、ちょっとした気のゆるみから衝動買いしてしまったニューロッドでの初釣行と成った事。三つ目は私がニューロッドを手にした事により雄登のロッドが私のお古とは言うもののステップアップした事などです。

 釣行記に入る前にこの場を借りて先ずはON AIRさんにお詫びとお礼を一言申し上げなければ成りません。本来ならばポイントを荒らす事が少ないフライマンさん先行で遡行するのが良いと考えているにもかかわらず、ルアーマン4人が踏み荒らした後を遡行する事に成ってしまった事を大変申し訳なく思っています。

 ルアーマンの後をこんな感じで・・・

しかし、ご自身のブログで「正直な所、ルアーのあとでもドライなら出ると思っていましたのでご心配なく。」とコメントされているのでホッとしたのと、流石でございます。
 カメラマンでも同行しない限り自分たちの釣行風景の写真ははなかなか手に入らないものですが、ON AIRさんが撮影した私達の釣行風景の画像を沢山頂きました。その中の幾つかをこの後使わさせて頂くのですが、「自分はこんな感じで釣りしてるのか。」などと思いつつ、本当にありがとうございました。

 さて、本題の釣行記に入るのですが、釣行の状況はご同行のON AIRさんが「夜泣き谷  異常なし」として画像をちりばめて美しく書かれているのとOpen6Eさんが「緊急合宿2009Apr - 詳細編」としておもしろおかしくかつ詳しく書かれているのでそちらを読んで頂ければと思い、「ボ」の私はさわりと気が付いた事を少し書かせて頂きます。
 先ずは入渓、いつもの様に大堰堤の新しく出来た副堤のステップを下りて水叩きを横切り反対側のステップを登り大堰堤のバックウォーターへまでは一緒ですが、堰堤を越えて目に入ってきた光景にびっくり。昨シーズン入った時よりも更に土砂が堆積して溜まりが小さく成っていて堰堤の水通しまで土砂堆積が到達するのも時間の問題な感じでした。全員がバックウォーターに降り立ち思い思いにスタートしたのですが、私はニューロッドのお披露目なので先ずはアスリート5.5Sを結びニューロッドの感触を確かめる。コンセプトは『 SSS-60Si 』を彷彿とさせるしなやかさを実現しつつも、劇的に軽く、適度なシャープさを兼ね備えたとメーカーのコメントに在る様に私がこれまで使い倒してきた愛竿にシャープさがでこれまで以上に西村トウィッチがスムーズにこなせる様になり全く違和感無くと言うより超好感触でした。雄登も私がニューロッドを手にした事により、たまたま私がお付き合いで中古購入し、自身では全く使わず雄登に与えて彼がこれまで使っていたTSS-64からSSS-60Siに変わったのです。私はつい最近知ったのですがTSS-64はかなりヘタレていた様でかなり柔らかい感じに成っていたのと渓流で使うにはちょっと長めなロッドだった事も有りで一緒に「トラウティスト・ドリーム」を見ている事も相まって自然と西村トウィッチを身に付けていた様でこちらも全く違和感無く使いこなしており「超良い感じ。」と喜んでいました。

 この後はON AIRさんに頂いた画像で追う事に

 こんな感じにのんびりと・・・



この直後に根掛かりしたアスリートを救出に向かって無事アスリートは救出したものの戻れなく成った私を今度は雄登がレスキュー。

 若者達は水しぶきを浴びながら 

 こんなカッチョええ画像を頂いた上に彼のブログにUpされてました。

 今回のこのエリアは毎シーズン何回か入っているのですが堰堤上で大量の堆積土砂にも驚いたのですが遡行するに従い、多くの魚がストックされていた小滝下のプールが土砂で埋まっていた事や他の渕でも土砂で水深が浅く成っていたりと渓相の激変が見られました。いつもは先行者とバッティングする事は殆ど無いのですが今回は釣り下ってきた餌釣り師さんと会い、少しお話しをしたのですがそのお方も昔とは比べものに成らない位渋く成ったと言っておられたのが耳に残っています。初めて入った時のパラダイスとまではいかずとも上手い具合に回復してくれる事を願いつつ退渓したのでした。

 トップ画像に写るループ橋真下の駐車場に戻り少し談笑の後、ON AIRさんはもっと奥へ向かい、私達はもっと海へ近い方へでここでお別れと成ったのですが、応急処置を施して臨んだロッドが釣行の最中に再び故障で途中から釣りに成らなかったとの事でしたがそのロッドの完全修復で再び蘇る事を祈りつつ今回はご同行ありがとうございました。またご一緒よろしく御願いいたします。