ダニー食堂

右往左往の日々。

早い話が離婚回避の会

2011-06-25 | もう1品
ただでさえ離婚率が高いといわれるアメリカで、ことさら高いらしい軍人家族の離婚率。

だからかと思うんだけど、婚約中のカップルをも対象としたカウンセリングみたいな勉強会を軍が無料でやってくれているようなの。

パートを始めた頃、家事分担や何やかんやと色々揉めてゴタゴタしていた我々夫婦。
その時にダニーが申し込んだその集まりが今更あったから、仕方なく行って来たのね。

ダニーに言わせると、然るべき部署に話を聞きに行っただけなのに、強く参加を勧められて断りきれなかったとの事。

金曜の夕食会から始まって土曜の夕方までの果てしない催し事。
個人のカウンセリングならまだしも、集団での勉強会なんて・・・

冗談じゃないよ、あんた!
日本語でだってゴメンだって言うのに英語でそんな訳の分からん集まりになんか参加してられるかっちゅうの


と喉元まで出掛かったのを、自分たちの将来に少しでもプラスになればと渋々合意。

行って見ると、てっきり破綻寸前の夫婦が集まって微妙な雰囲気なのかと思いきや、我々より大分若い20代前半くらいのアツアツのカップルばかりだったわ。

だから想像していたより、かなり和やかな雰囲気で良かったんだけど、男女に分かれて話し合う時間がキツかったわ。

あたしなんか自分の気配をいかに消して時が過ぎるのを待つ事に集中してるっていうのに、アメリカ人のオネーチャンたちは違うのよ。

どうやって自分が配偶者をサポートして、出来た妻か母であるかを事あるごとに挙手して発言するの。

そんなに協力的な妻が多かったら、軍人の離婚率は世間で言うほど高くはないハズなのにね。
でも、まぁ聞いておいて損のない話だからしっかり聞いておいたけどさ。

1人、ご主人が家のことして奥さんが軍人というオネーチャンがいて、彼女の話は逆の立場の意見として参考になったわ。

とにかく、仕事以外のストレスでイライラしたくないんですって。
それも甘い話よね。
家族の生活を担う勤め人なら、みんなそう思ってるわ。


・1年のうちの殆どを留守にする配偶者
・その間、子供と留守を守るプレッシャー
・定期的に繰り返される引越し
・よって人付き合いに限度がある
・海外勤務によって自分の親や兄弟と遠く離される
・仕事に問題を抱えているようだが話してくれない
・話してくれないから愚痴も聞けない
・戦地から戻ってきたら精神的におかしい
・酒、ギャンブル、浮気

などなどなどなど、元軍属の先輩奥様たちが自分たちや友人知人の経験談を下に色々と話してくれる会でした。

なんか2日目のお昼前にはグッタリしちゃって、ダニーも「もうたくさん」って言うから途中で帰ってきちゃった☆



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