ダニー食堂

右往左往の日々。

好評だったチヂミと某国首相から宗教問題。最後はフーターズ。

2009-05-07 | 本日のおススメ
お父さんとお母さん用マメ知識
◆アーミッシュ
アメリカの某州で電気ガス車など使用しない生活を続けている人々の宗教。
現在も移動は馬車。

◆クエイカー
アーミッシュほど名は聞かないが静かなことで有名の別の宗教。
集会を開いても誰も喋らないらしい。

◆フーターズ
健康的な体をしたオネーチャンが短パンとチビTで接客してくれるレストラン。




メキシカンクラスでのこと。

アナとシバナとあたしのグループ。

新聞の記事について話し合う授業の時は通常、我々生徒に好きな記事を選ばせてくれるの。
だけど今回はニップルが予め指定してきて我々に選択権は無し。
「あら珍しい展開ね
ニップルのことだから何か意図があるんだわってあたしは感づいてたわよ。

記事の内容は「モロッコのワイナリーが調子いいらしいよ、葡萄がたくさん採れてるらしいよ」っていうもの。

ただモロッコ国民の殆んどが飲酒を規制されているイスラム教徒で、宗教警察が飲食店を警戒にあたるくらい厳しいのに、そのワインは輸出もされず毎年国内で消費されているから可笑しな話だね、誰が飲んでるんだろうね、宗教ってなんだろうねっていう流れだったの。

あたし知ってるのよ。
ニップルが宗教問題と政治問題についてお話するのが大好きなこと。
あくまでも興味本位で決して彼女に悪意があるとは思えないんだけど、「それ系の話はタブーですよ」って自分で言っておきながら、いつも先手を打つのは必ずニップルなんだもの。

モロッコの不可解な宗教絡みの話題から、「イタリアは離婚を認めないカソリック教徒の国なのに、ベルルスコーニ首相は何をやってるの?ベロニカさんだって2度目の奥さんじゃない。孫ほど歳の離れた女の子と出来てるだなんて信じられないわ。」とタイムリーな話題をシバナが持ち出した。

そのとき、あたしは見逃さなかったわ。
ニップルのまるで少女のように輝いた笑顔を。

あ~、今日はソコね

「彼は無能な男、国民の恥。ただずる賢くてお金持ちなの」とイタリア人アナが俯くのを無視する勢いでベロニカ夫人とは何年続いたのか、彼のバックグラウンド、彼の財源は何か、前妻との間に子はいるのか、終いにはアーミッシュの血の濃い結婚問題から、身内にいるクエイカー(Quakers)に至るまでニップル節が炸裂。

最終的には「アナ亭主のフーターズ通い発覚」という話題で締まるという、まるで取り留めのない授業だったんだけどね。

あーぁ、このクラスがあと1ヶ月で終了だなんて寂しすぎるわ。


今日の夕飯

・エビとネギで海鮮チヂミ
・ブロッコリー
・ダニーだけ前菜付(サルサソースとトルティーヤチップス)

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