ダニー食堂

右往左往の日々。

無愛想と未解決

2009-03-03 | もう1品
昨日ドタキャンになった用事を済ませに街へ。

ついでにあたしは洋服を見たかったからショッピングモールで降ろしてもらってダニーは仕事へ直帰、あたしはその後バスで帰宅することに

お買い物を終え停留所に行くと、平日の日中にすることが無くて暇を持て余していると見受けられる人が結構いるのよ。

「治安の良いリゾート地」とされるこの島と橋を渡った先の「大きな街」とでは、道行く人もやっぱり雰囲気も違うのね。
だから手にするバッグもガッチリ持って、引ったくられないように緊張気味で来ないバスを待ってたあたし。

そんな感じのエリアのバス停だから当然、「小銭を恵んでくれないかのー」とか「おいねーちゃん、1ドルくれよ」って寄ってくる人も1人じゃないのよ。

それでほら、あたしネクラじゃない?
前にも書いたけど知らない人に話しかけられるの嫌なのよ。
「無職のあたしに何物乞いとかしちゃってるわけ?」ってすこーし舌打ちしちゃう感じだったのね。

相当イラっとしてたところに今度は背後から「ハーイ、調子はどう?」とやられたからもうイライラはマックス値に達して完全無視。
だけど相手は諦めずに「ハーイ、君だよキミ。調子はどう?ねえ」

仕方ないから般若みたいな顔して振り返ったらあたしより20cm程ちっちゃい男が。
そして上から重低音で
「ふぁーぃん」って言ってやったの。


そしたらその人、後ずさりしながら「・・な、なに怒ってるんだよ。ここはアメリカだぜ、もっとフレンドリーになろうぜ」って言いながら去って行ったのよ。

でもね。

その後、周りを見渡したら何かトラブルに巻き込まれた時に助けてくれそうな人が誰もいないことに気が付いて、少し怖かったのよ。

その話を夜、帰宅したダニーにしてみたの。
「トラブルを回避するために、嫌でももっと愛想よく接した方がいいのかどうか」と。

するとダニー、
「1人で出かけなければいいんじゃない?」


何の解決にもなっていませんが・・・



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