過去のブログでも紹介しました
被災した神社にお社を奉納している池田さんのお話です。
奉納する神社の相談を受けて探していたところ
ご縁をいただいて下谷神社(東京)の阿部宮司さんが取り次いでいただき、
今回福島県いわき市の見渡神社に奉納することになりました。
福島県いわき市金ヶ沢地区は常磐線の土手が二分しており、
東側(海側)には10世帯、約30名が暮らしていました。
↑流出前の社殿
東日本大震災では、津波によって9軒が流され、3人の方が犠牲となりました。
見渡神社も社殿を流失。
社叢も桜と銀杏の木を残して失われ、石段なども破壊されましたが、
東京・下谷神社の阿部明徳宮司らの協力により平成23年8月に仮社殿が設置されました。
その後「みんなの鎮守の森植樹祭」を平成26年4月27日に開催し、
タブノキなど23種790本を総勢280名で植樹されました。
そして月日は流れ、仮社殿は基礎が無く、
地面に直接建っていることもあり老朽化しましたので
この度、本殿を奉納することになりました。
昨日の7日
阿部宮司さん始め福島県神道青年会や神職の皆様にお手伝いいただき
本殿奉納に先立ち、基礎を打ってくれました。
植樹された木々もこんなに多きくなり
皆の思いが重なって、再度神社が生まれ変わろうとしています。
本殿は新型コロナウイルスの感染が収束してから奉納される予定です。
また、別件ですが
お神輿についての問い合わせがあり、ご縁が結ばれようとしています。
お神輿が必要な地域、または、かくことができなくなったお神輿等ございましたら
ご連絡ください。
お力になれるかどうか分かりませんが、出来ることはやらせていただきます。
三津 厳島神社
愛媛県松山市神田町1-7
電話:089-951-1471