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「立場が違えば正義も悪」とはよく言ったもので・・・

2010-05-30 05:42:06 | Weblog
これは難しい話でして・・・

<口蹄疫>宮崎県、種牛の発熱を国に報告せず
5月29日0時51分配信 毎日新聞
 宮崎県の口蹄疫(こうていえき)問題で、東国原英夫知事が国に特例で助命を求めていた種牛49頭のうち、感染が疑われる症状がみられた2頭のうち1頭は22日に発熱していたにもかかわらず県が国に報告していなかったことが28日、明らかになった。

 県によると、1頭は22日に発熱。隔離して投薬治療で翌朝には解熱した。しかし、26日に別の1頭が発熱し、この牛に28日、口蹄疫特有のよだれや鼻腔(びくう)内に水疱(すいほう)が破裂した痕跡が見つかったと説明した。最初の1頭は「風邪の症状だった」(県農政水産部幹部)として報告しなかったと弁明した。山田正彦副農相は「(連絡がなかったことは)残念。これまでも(49頭が)生きていること自体がおかしいと言ってきた」と不快感を示した。【蒔田備憲】




宮崎県の対応に抗議=優良種牛5頭の殺処分も要求―業界団体
5月29日19時0分配信 時事通信
 肉用牛の生産者でつくる「全国肉牛事業協同組合」(東京)は29日、口蹄(こうてい)疫問題での宮崎県の対応について、「生産者に対する裏切りで、疫学上あり得ない言語道断の行為だ」などとする抗議文を発表した。種牛49頭を殺処分しなかった上、うち2頭が口蹄疫に似た症状が出たのに国に報告してなかったことを問題視している。さらに、特別措置として隔離している5頭の優良種牛の処分も要求した。
 山氏徹理事長は同日記者会見し、「県は大事な種牛だから残したいというが、(普通の)農家の牛はそうではないのか」と指摘。「(感染の可能性のある)種牛を残すことで、他県の生産者が心配で(子牛の)購入に行けない」と強調した。 



口蹄疫が発生してからの宮崎の対応が悪いという事。そして今回の発症報告隠蔽・・・
まあ、そりゃあね、他県からすれば飛び火されたらたまらないし、そんな事になったらそれこそパニックだろうし。
ただ、仮に報告隠蔽をわざとしてたとしても、これはねぇ、できれば最小限に抑えたいという気持ちから出てるんですよね。
だって東知事は農家さんの声をちゃんと聞いてて、その上で苦渋の決断をしているんだから。
これ、粛々とやったらいいんですよ、知事の立場として「殺処分」って言えば知事の仕事はおしまいですよ。
でもそれじゃあ牛を飼っている人の立場はどーすんのと。
そういう所を全部見てやってるからねぇ。

それが見方によって「いい悪い」になっているんですけどね。

で、これね、批判している側に感じるんだけど、口蹄疫が発生した段階で本当は全国の対策委員会とか作るべきだったんですよね。
そんな大袈裟なものじゃなくても横の連絡をとりあって状況報告を共通認識として把握しておくというかね。

まあ、切り口によって宮崎の為によかれと思ってやった事が他県にとっては『迷惑行為』になってしまったと。
東知事は宮崎の知事だから、そうなるんだけどね・・・

難しいね・・・


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