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池袋で百貨店がラーメン戦争

2011-10-03 05:48:29 | Weblog
そういえば、昔の百貨店にはラーメン専門店はなかったなあ・・・・

激戦区・池袋で百貨店がラーメン戦争 行列のできる有名店誘致、高級志向のレストラン街に異変
2011.10.2 20:49
 日本有数のラーメン激戦区の東京・池袋で、西武、東武両百貨店が上階のレストラン街に相次いで有名店を誘致し、「ラーメン代理戦争」を展開している。景気低迷で客足の落ち込みに悩む百貨店が、「脱高級志向」で行列のできるラーメン店に目を付け、業績押し上げ効果を狙う。

 「念願の池袋進出で勝負をかけたい」。東武百貨店池袋店にオープンした「富山ブラック 麺家いろは」の栗原清会長は力を込める。全国のラーメン店を集めたイベントで2年連続販売数トップの人気店で、東武池袋店でも9月7日のオープン後、1日の平均売上高は35万円で月1千万円を上回るペース。坪単価は、レストラン街の44店舗中、トップクラスだ。

 ライバルの西武池袋本店は、6月のレストラン街のリニューアルで、有名店「九州じゃんがら」を開店した。8月に約1200万円、9月は8月を上回る売上高を見込む。坪単価はレストラン街の平均値を15万円も上回る約58万円で、集客に大きく貢献している。

百貨店は集客力のあるレストラン街や催事場、店舗を高層階に配置し、階下にも来店客を呼び込む「シャワー効果」で来店客の滞在時間を延ばし、売り上げ増につなげる。ただ、高級洋食、中華店や老舗のそば店などが並ぶレストラン街は、3年前の金融危機以降、客足が激減。これが百貨店全体の業績にも影を落とし、全国売上高は年間7兆円を切り続けている。

 こうした中で、「これまで客単価の低さなどから敬遠されてきた」(ラーメンデータバンクの大崎裕史会長)ラーメン店が救世主になった。池袋はラーメン目当ての来訪者も多く、「ランチタイムの若年層の流れをつかむことができた」(西武)という。

 東武はスープ用の鍋が複数設置できる専用区画を準備し、ラーメン店の初期投資を軽くした。西武も契約期間を長期にして、出店をしやすくした。ラーメンは百貨店の催事でも「集客」のキーワードで、有名ラーメン店誘致の動きが他の百貨店にも広がる見通しだ。



ラーメンの人気って本当に凄いですからね。
行列が普通にできる数少ないジャンルだと思いますわ。
客足が遠のいた百貨店としてはもうなりふり構っていられないというところでしょうかね。

かつての百貨店といえば「そこに行って買い物をする事がレジャー」であって、その中に『ハレの日の外食』としてデパートのレストラン街で食べる事が楽しみの一つだったりしたんですよね。
でも、これだけショッピングモールや通販が進出して人気を集めると、お客さんも分散しちゃって、かつての勢いもなくなってしまったと。
そでラーメンの出番という事でしょうか。


昔『包丁人味平』という漫画があって、同じ様なエピソードがありました。
ただ、その時はカレー戦争でしたけどね。
駅をはさんだデパート同士が起死回生に『うまいカレー屋』を出店させ、客を取り込むっていう話で、そこに主人公が巻き込まれるって内容ですけど、今回のラーメン出店ってこれとそっくりですもんね。

ただ、これがうまく行くかというと、ちょっとビミョー。
野郎一人では入りづらいんですよ、百貨店って。
そこら辺がポイントになるのかなあと。

ま、そんな感じで・・・