おじさんのスポーツおたく奮戦記? 第2章:issanの諸国漫遊記!?

岡山のスポーツチーム、出身選手、岡山に関係する人々などを勝手に応援するissanの日本国内漫遊記 !?

第106回全国高校野球選手権 8月11日(日)の試合結果

2024年08月12日 00時37分10秒 | 高校野球

5日目の4試合で1回戦が終わります。6日目からは1回戦不戦勝のチーム同士の2回戦が始まります。

大会前は酷暑対策がうるさいぐらいに繰り返されていたのですが、大会が進んでくると段々と薄れてきて、いつしか話題の中心が投手の投球数に移っていきます。個人的には投手の肩・肘を守るという考え方には賛成なのですが、その指標に投球数を持ち出すことの根拠が薄い為にあまり納得はしていません。投手はブルペンでの投球練習に加えて、ベンチ横でのキャッチボールまでを含めた投球数ではなく、あくまで実戦で投げた数を集計しているに過ぎません。MLBのようにイニング間のキャッチボールを禁止しているなら話が分かり易いのですが、日本の場合は曖昧なままで処理される傾向があります。説得力の欠如した基準で話をされるのは如何なものかと感じています。

昭和の頃なら投手は練習で200球や300球を投げ込むことは日常のことでした。当時は「投げることで肩・肘が強くなる」というような迷信めいた理論で片付けられていました。足腰強化の為に人を背負ってうさぎ跳びを繰り返していました。成長過程の中学生くらいまではランニングも膝やアキレス腱などを壊す原因に成り得ます。根性をつける為と称してうさぎ跳びを繰り返していた世代の我々は総じて膝を悪化させています。それもこれも巨人の星の星一徹と飛雄馬親子の責任は重大と思いますがどうでしょう?

今ではうさぎ跳びは体罰の一つとしてパワハラにも成り下がることになってしまいました。

確かに当時もうさぎ跳びは罰ゲームの一つでしたがね。

科学的根拠の薄い練習を繰り返していた昭和の投手たちは総じて根性だけはありました。自らの投手生命よりもチームの為に勝利を優先することが美徳とされていました。「甲子園の優勝投手はプロで大成しない」というのは、投げ過ぎからくる故障が原因と当時から指摘されていました。ちなみに甲子園優勝投手でプロで200勝以上を達成したのは野口二郎氏と平松政次氏の2人だけです。尚、プロで200勝を達成した投手の中でリーグ優勝すら経験していないのはこの2人のみです。

では、話を甲子園に戻します。

5日目の4試合は以下の通りです。

第5日 8月11日(日)
▽1回戦

08:00 鳴門渦潮-早稲田実

10:35 聖光学院-鶴岡東

13:10 大社-報徳学園

15:45 創成館-白樺学園

楽しみにしていたのは報徳学園の今朝丸のピッチングだったのですが、野球の神様は気まぐれなんですね。

試合結果です。

8月11日(日)
▽1回戦

早稲田実 030 001 211│8

鳴門渦潮 200 001 100│4

(早)中村・川上-山中

(鳴)岡田-藤原

 

鶴岡東  002 000 000│2

聖光学院 000 000 010│1

(鶴)桜井-億田

(聖)高野・古宇田-佐藤

 

大  社 200 000 100│3

報徳学園 000 000 001│1

(大)馬庭-石原

(報)今朝丸・間木・伊藤-徳田

 

白樺学園 000 000 000│0

創成館  001 000 00X│1

(白)半沢・神谷-浅野

(創)村田-小副川

⚾報徳学園の今朝丸は悪くなかったと思います。立ち上がりの不運な見方のミスなどで失った2点が結果的に命取りになりました。それよりも、強打の報徳打線を1点に抑えた大社の馬庭の投球術が素晴らしかったと思います。大社は63年ぶりの勝利になりました。2年続けて選抜準優勝の報徳学園は夏は初戦で敗退しました。

高校野球は予想外の結果が付き物です。驚きの中に感動があるとも言えそうですね。

6日目の試合予定です。

第6日 8月12日(月)

▽2回戦

08:00 熊本工-広陵

10:35 富山商-東海大相模

13:10 鳥取城北-明徳義塾

15:45 北陸-関東第一

広陵、東海大相模など注目のチームが初戦を迎えます。


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