岡山シーガルズが黒鷲旗を初制覇。チームはリーグ戦、皇后杯と合わせて3大大会で何度か決勝に進出しましたが、その度に厚い壁に阻まれ頂点に立てずにいました。目前で何度も阻まれた決勝を遂に自らの力で勝ち抜いて優勝しました。
大会前、川島・宮下・前田・遠藤の4選手の引退が発表されて臨んだ今大会でした。
こういうシチュエーションの時は、ドラマでなら優勝するのでしょうが、現実はそんなに簡単ではありません。
ただ、リーグ戦と違って主力や外国人選手を入れないチームもあるので、この大会は国体と並んでチャンスの大きい大会ではあります。
そうであっても、優勝となれば話は別です。しかも、シーガルズはグループ戦でJTに敗れて2位通過で決勝トーナメントに進んでいますから、組合せが厳しくなってくるはずでしたが、そこでも運が味方した形になりました。
全ては勝負の女神に導かれたのかも知れませんね。知らんけど!
女子グループ戦の各組の成績です。見難くて申し訳ないことです。
出典:https://www.jva.or.jp/domestic/2024/kurowashiki/
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勝負の綾と言いましょうか、準々決勝の相手が筑波大学になったことが第一の幸運です。もちろん、1位通過していますから筑波が弱いとは言いません。選手の気持ちの中に余裕があるかどうかを考えたら、同じVリーグ勢と対戦するよりは、随分気分的に楽だったのではないかと思います。
女子決勝トーナメントの勝ち上がりです。
出典:https://www.jva.or.jp/domestic/2024/kurowashiki/
準決勝が日立Astemoとの対戦でここを上手く突破できたのが良かったのでしょう。
決勝は、過去に因縁の深いデンソーとの対戦でした。
スコアを見る通りの完勝でした。
悲願の全国制覇がここで成るというのは、さすがに予想外でした。ドラマチックな展開で鷗が優勝するというのは、誰しも予想していなかったことでしょう。
おめでとうございます。
そして、引退する彼女たちの第二の人生に幸多かれと祈ります。お疲れ様でした。
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