ドルーリー朱瑛里 衝撃の総体デビュー先頭譲らず主導権 1500m全体2位で決勝「いい結果を残せたら」
gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/dailysports/sports/20230803004
※以下、引用です。
「全国高校総体・陸上」(2日、厚別公園競技場)
女子1500メートル予選が行われ、ドルーリー朱瑛里(しぇり、15)=津山高=が4分20秒53をマークし、4組1着となり3日の決勝進出を決めた。高校1年生ながら決勝進出者16人中で全体2位の好タイム。中学生だった今年1月の全国都道府県駅伝で、区間新記録を出して17人抜きを演じた陸上界期待のホープ。大きな注目を浴びたインターハイデビュー戦で、改めて素質の高さを見せつけた。
高校1年生とは思えない、衝撃の総体デビュー戦となった。ドルーリーは序盤から前に出て積極的にレースをけん引。常に先頭で主導権を握った。残り1周となってスパートをかけると、最後まで先頭を譲ることなく堂々の1位でゴール。レース後は「湿度がそこまでなく、気持ちよく走れた」とさわやかに振り返った。
1月の全国都道府県駅伝の活躍ぶりで注目を浴びた超新星。6月の中国高校総体では、1500メートルで4分16秒76の中国高校記録をマークして優勝し、800メートルで2冠を達成。2種目で全国高校総体出場を決めていた。高校1年生ながら、総体の1500メートルの資格記録は、全体で3位と十分に上位を狙える位置にいる。
高校進学後の目標に掲げていた総体出場。憧れの舞台での初戦を終え、「こういった大きい舞台で走れているのでいい経験。楽しみにしていました」とハイレベルのレースで走る喜びをかみしめた。3日の決勝は、昨年の覇者であり予選で全体1位のタイムを出したカリバ・カロライン(神村学園3年)が頭一つ抜けた存在だが、ドルーリーも「ラストスパートとスタミナのスピードの質もすごく上がっていて、いい体調で臨めている」とVへの手応えをつかんでいる。
4日は800メートルの予選と準決勝、さらに5日に決勝と連戦が続く。大会全体の目標を「いい結果を残せたら」と見据えた15歳。「体も軽い。明日もしっかり入って頑張りたい」と、まずは1500メートルで1冠奪取に挑む。
◆ドルーリー朱瑛里(どるーりー・しぇり)2007年11月16日、岡山県津山市出身。小学4年の時に津山ジュニアで陸上を始め、小学6年で県大会800メートル優勝。昨年は夏の全国中学選手権の1500メートル、秋のU16大会の1000メートルを制した。今年1月の全国都道府県対抗女子駅伝(京都)では、3区(3キロ)を走り17人抜きで区間新記録を樹立。6月の中国高校総体では、1500メートルで4分16秒76の中国高校記録をマークして優勝した。身長157センチ。
陸上だけにのめり込む訳ではない特異な存在ではありますが、競技に打ち込むときは全力を尽くす。
陸上を志す選手には多様な存在がありますから、それも良いかなと思います。
無理して怪我をするのが一番怖いので、競技に対する姿勢を見極めてほしいと思います。予選は流していたようですが。
強豪校ではない県立普通科の選手としてトップを目指すことに意義を見出してほしいですね。