一日一幸

2011年6月乳がんステーⅣ判明。現在ホルモン療法とゾメタ投入中。2014年2月小脳の手術をしました。

病気のことを隠さないでいられるか?

2012-04-21 | テレビを観て
 就職活動で病気のことを申告するか?という課題は乳がんブログなどでも時々話題になっている。
 今日のTBS「報道特集」は先日の京都の事故に関連して「てんかん」という病気の話だった。
 結局は隠さないと仕事に就けないということが一番の問題点だという結論だった。
 アメリカでの例(医療機関が警察に患者のことを伝えるらしい)も出されていたが、そうしても患者自身が転換を隠してしまうということもやはりある。
 我が身を振り返ると、今は休職ということで、復職できる可能性があるから何でも言える立場だけれど、治療のために退職して又復職する時の履歴書に「乳ガン治療の履歴あり」と書くのはためらってしまうだろう。でも・・・ 
 もう10年以上前だが、私の父親(故人になったが)が孫(つまり私の息子)を乗せて運転していたら、対向車がなぜかだんだん近づいてきて、とっさにハンドルを切り返して助かったと言っていた。どうやら心臓発作を起こしたらしく、その後は救急車が来たとか言っていたような・・・
 今日のテレビでは、隠さなければいけない社会を変えなければ・・・という無難な結論で終わっていた。たぶんそれ意外の結論は出せないだろう。でも、何年かかることやら・・・
 病気を持っている人の苦しい立場もわかるし、何の罪もなく亡くなってしまった方やその遺族、或いは大けがをした方の無念さもわかる。
 病気を持って生きるということの重大さを考えさせられた番組だった。


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