のんびりかな打ち日記  ini's blog

NikonD7100やSonyRX100M3で撮影した画像と日々の出来事を“ かな入力 ”でのんびり綴るブログです。

東芝 HD DVDから撤退?

2008-02-17 11:00:51 | Weblog
東芝、間もなくHD DVDから撤退か

だいたいシェア争いもいいのですが、その前の段階でなんとかならないのかっていつもいつもそう思います。
統一化を図ろうとしても、それまでそれぞれのメーカーがかけた初期開発投資やいろんな思惑もあるので簡単にはいかないことはわかりますが、今回の場合も結局シェア争いに負けて、撤退するかと見られるHD-DVDプレーヤーを購入したユーザーが不便や不利益をこうむるんですよね。

一昔前のVHSとベータのビデオ戦争とよく対比されましたが、あのときもベータ方式のビデオを購入して使い続けたユーザーが結局最後にはVHSも購入しなければならないようなことになりました。
ただ今回の場合は次世代と言われるだけあってあわてて購入しなくてもとりあえず様子見をしていれば問題ないって部分はビデオのときのようなことはないですが。

SONYはベータで敗れた争いに今度はそのとき敗れたパナソニックといっしょになって東芝に勝ったってことでしょうか。

関連する話ですが、SONYも記憶媒体のメモリースティックについてはなかなか意地になってます。
メモリースティックでひとりのユーザーの機器をすべてSONYStyleで囲い込んでしまおうっていう戦略なのでしょうが、やはりこれは強欲あるいは驕りすぎたのかも知れません。
笑えるのはSONYが出したデジタル一眼レフのαシリーズですが、仕様を見ると記憶媒体のところに「“メモリースティック デュオ”/“メモリースティック PRO デュオ”("MS Duo Adapter for CF Slot"使用による)、CFカード(TYPE I、II)、マイクロドライブ」って書き方(順序も含めて)をしてあります。
ホントはひとことで言えば記憶媒体はCF(コンパクトフラッシュ)カードって感じです。
でもそれじゃ、SONYの戦略に合わないからわざわざメモリーステック用アダプターを同胞しておいてこういう書き方をしているんですね。
SONYも戦略を推し進めるなら最初からメモリーステックだけにしたいところなんでしょうけどそれじゃ売れないから。

規格争いも、より良い物づくりをするためには、競争が大事で最初から手を組んでばかりじゃダメなのかも知れませんが、最終的にユーザーが泣き寝入りしたり、置き去りにされないようにはしてもらいたいものです。