のんびりかな打ち日記  ini's blog

NikonD7100やSonyRX100M3で撮影した画像と日々の出来事を“ かな入力 ”でのんびり綴るブログです。

年配の方には最初から「かな入力」でも良いのでは?

2005-11-04 20:01:00 | かな打ち
一般的にキーボードの文字入力をする場合には、ローマ字入力の方が「簡単」で「覚えやすい」というのが通説になっています。

この点に関しては、私自身もずいぶん昔なのでハッキリ覚えてしませんが(^^;)、かな入力で基本的なキーの位置を手元を見ずに入力できるようになるまでに、1ヶ月以上かかったのに比べ、ローマ字入力でのキーの位置を覚えるのは1週間程度でした。
でもそのあとの反復練習をやっていないため、今だにローマ字入力で打つときは“あ~な~た~は~”なんて感じでスローです(笑)

ですのでローマ字入力の方が簡単で覚えやすいということに関して特に異論はないのですが、新たにパソコンを始めようとする人に自分自身の経験や覚えるキーの数の少なさを単純に考えて、必ずしもローマ字入力を勧めるのが良いと考えるのは早計ではないでしょうか。

たとえば年配のおじいちゃんに「かな入力なんて無理無理!、それでなくても歳なんだから覚えるキーの数が少なくて済むローマ字入力に限るよ。」って、おじいちゃんのためを思って言ってるつもりなんでしょうけど、それって、おじいちゃんがタッチタイピングでバリバリ打つ姿まで想定してるんじゃ?(笑)

「よーし!おじいちゃんもパソコンやってみるか!」と思い立ったところで100個以上ものボタンが並んだキーボードを前にしてみると、おじいちゃんやっぱりちょっとたじろぎます。「結局、これやらなきゃあかんのかね(--;)」てな感じで。

そこでさらに追い討ちです。
「えーっと、(あ)の文字を書きたいときは(あ)って書いてあるキーを打っちゃダメですよ。(A)と書いてあるキーを打つんです。しかも(か)なら(K)と(A)の2つね」なんて言われた日にゃ、さらに頭が混乱して「やっぱりワシには無理か…」と思わせるトドメの一撃みたいなもんじゃないでしょうか。

ですので、せっかくの意欲をそがないためにも、ここは逆手にとって難しいハズのかな入力でいいんじゃないかと思います。

ほんとは、おじいちゃん専用の50音かなキーボードを買ってそれで打てるように設定してあげるのが一番だと思います。(ノートパソコンだと外付けするしかないですが)
それか、普通のキーボードを使うとしても、今どきキーボードなんて980円で買えますから、失敗覚悟でマジックでキーの頭を色分けしてあげればどうでしょう。シリコン色分けキーボードカバーとか売ってればいいですけどね。
「あいうえお」の塊がピンク色、「かきくけこ」の塊は黄色って感じです。

そして「あなた」って打ちたいときは、あいうえおの「あ」、なにぬねのの「な」、たちつてとの「た」と、ゆっくり教えてあげれば、おじいちゃんもなんか出来るような気になってくるから不思議(笑)
「なんだ、簡単じゃないか…」って例の言葉が出るかも知れません(^^)

もちろんホームポジションなんて教えちゃいかんと思ってます。
両手の人差し指二本打法で十分。

とにかく最初のご本人のヤル気をそがないことが重要なポイントだと思うんですがいかがなもんでしょう。


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昨日と変化なし、週末にかけて食べすぎがちょっと心配(^^ゞ