ヤさんという方から
>ところで埼玉代表、西武台は、選手権どんな感じでしょうか? 埼玉インターハイで栄が勝てなかった対作陽戦が観たいですね
>点がとれれば西武台は、全国でも結構やるのでは? この前の決勝戦市高は、守りは堅いが攻めが今一なのであのような結果に、また優勝した西武台の方が点を取れるチームのような気がする。
このようなコメントをいただきました。
圧倒的攻撃力で今年の埼玉を征し、相当行けるんではと期待を抱かせるわけですが、今週のサッカーダイジェストの展望でも西武台が入ったBブロックは、西武台VS立正大淞南の勝者が勝ち上がりそうだ、そして三浦大輝君を大会屈指のアタッカーと取り上げていました。
実際のところ今年の西武台はどうなんだろうか?
まず今年の埼玉のレベルからですが、通常ですと前年活躍した2年生が主力として残ったチームはそこそこの成績を残しますが、今年は1年を通して思った程の成績を残せませんでした。つまり今年の埼玉全体が前年程のチーム力に無かったというのが私の印象です。インターハイに出場した浦和東、浦和南の2校とも1回戦敗退。そんな中で西武台が前年からの主力が力を発揮し攻撃力が際立っていた。ただその西武台にしても、全国でも結構やれるのではと言われるとどうでしょうか。以前にも取り上げましたが埼玉の現状は中々3回戦を突破できないのが現状です。
5年前に西武台が選手権初出場した時のメンバー、この年は地元での埼玉国体があり、埼玉県は3位という好成績を残しました。
その時のメンバーが
DF 福田俊介 西武台→法政大→大宮アルディージャ
FW 島田裕輝 西武台→駒沢大→水戸ホーリーホック
FW 杉本裕之 西武台→明治大→ザスパ草津
DF 志田亮輔 西武台
他にも現在海外でプレーしているFW中村祐人、キャプテン黒岩宏明とそうそうたるタレントが揃っていました。その時の西武台が2回戦敗退、今年のメンバーがその時以上のメンバーとは思えません。
因みに西武台以外の国体メンバーです。凄いですね。
FW 河原和寿 大宮東→新潟アルビレックス
FW 荒木宏光 大宮東(HANFC)
DF 室山勇太 大宮東(HANFC)
GK 押野佑季 大宮東(HANFC)
DF 鈴木貴久 市立浦和
DF 星野崇史 浦和レッズ
DF 堤 俊輔 浦和レッズ→浦和レッズ
MF 大山俊輔 浦和レッズ→浦和レッズ
MF 竹内 聡 伊奈学園
GK 大橋基史 浦和レッズ
MF 西澤代志也 浦和レッズ→浦和レッズ
MF 荒井達至 浦和東
それと、今年の西武台は3年前の武南(2006プリンス関東5位)や4年前の浦和東(2005高円宮杯本大会ベスト16)の実績から比べても見劣りします。
ですから、一つ一つを目標にして行き勢いに乗れればというのが私の評価です。
勿論高校生同士の試合ですから、勢いに乗れれば今年の夏の甲子園の新潟日本文理のようなことは有り得ると思います。でも調べれば調べる程、中国勢の壁は厚いような気がしてきました。
プリンスリーグU-18中国2009の結果です。
1部リーグ
1位・サンフレッチェ広島FCユース 2007高円宮杯2位、2006高円宮杯ベスト4
2位・広島県立広島観音高等学校 2009高円宮杯ベスト16、2006高校総体1位
3位・高川学園高等学校 2007選手権ベスト4
4位・広島県瀬戸内高等学校
5位・広島県立広島皆実高等学校 2008選手権1位
6位・岡山県立玉野光南高等学校(2部1位・1部自動昇格) 2009高校総体ベスト8
7位・立正大淞南高等学校(2部2位・入替戦勝) 2009高校総体ベスト16
8位・米子北高等学校(2部3位・入替戦勝) 2009高校総体2位、2009高円宮杯ベスト8
2部リーグ
岡山県作陽高等学校(1部6位・入替戦敗)2008高円宮杯ベスト4、2008高校総体ベスト8
鳥取県立境高等学校(1部7位・入替戦敗)
山口県立西京高等学校(1部8位・2部自動降格)
■入替戦の結果[10/3]
10/3 境(1部7位)1-2 立正大淞南(2部2位)
※境は2部降格、立正大淞南は1部昇格が決定
9/26 作陽(1部6位)1-2 米子北(2部3位)
※作陽は2部降格、米子北は1部へ昇格が決定
■2009大会の最終結果[8/6]
<1部・最終順位>
1位・サンフレッチェ広島FCユース(広島県)
2位・広島県立広島観音高等学校(広島県)
3位・高川学園高等学校(山口県)
4位・広島県瀬戸内高等学校(広島県)
5位・広島県広島皆実高等学校(広島県)
6位・岡山県作陽高等学校(岡山県)
7位・鳥取県立境高等学校(鳥取県)
8位・山口県立西京高等学校(山口県)
※西京(1部8位)は2部へ自動降格
※作陽・境は入替戦へ
<2部・最終順位>
1位・岡山県玉野光南高等学校(岡山県)
2位・立正大淞南高等学校(島根県)
3位・翔英学園米子北高等学校(鳥取県)
4位・広島市立沼田高等学校(広島県)
5位・銀河学院高等学校(広島県)
6位・岡山学芸館高等学校(岡山県)
7位・櫨蔭学園聖光高等学校(山口県)
8位・岡山龍谷高等学校(岡山県)
※玉野光南(2部1位)は1部へ自動昇格
※立正大淞南・米子北は入替戦へ
※沼田・銀河学院・岡山学芸館・聖光・岡山龍谷は各県ユースリーグに自動降格
最近レベルが高いと言われる中国勢、何となくわかるような気がします。西武台が勝ち上がるためには、1回戦立正大淞南に始まり、作陽、広島観音と中国勢が立ちはだかってきます。ことしの岡山県は作陽が代表ですが、玉野光南が高校総体ではベスト8と埼玉勢の実績、レベルより中国勢は相当格上と言っていいでしょう。1部、2部リーグに分けて戦い、次の段階で1部、2部とも上位リーグ、下位リーグで試合を行い、プリンスリーグ本大会、入れ替え戦出場組みを決定、そして、入れ替え戦と常に真剣勝負の場で中国勢は揉まれている。翻って埼玉勢はどうでしょうか。そもそも関東ブロックではJリーグユースチームが多いため、プリンス関東への出場もままならない。せいぜいが県内でのリーグ戦での戦い、島根県にしても高校総体2位、高円宮ベスト8の米子北を破って境が選手権出場を決めたわけですが、こうして見るとフロックでもなんでもなく真剣勝負で揉まれている下地があったからできる芸当だというのが感じられます。
西武台は全国でも結構やるのでは?ということですが、埼玉勢に中国勢のように活躍できる下地があるとは思えないというところが正直なところでしょうか。やっぱり一つ一つ、目の前の試合に集中して上を目指せればというところです。
>ところで埼玉代表、西武台は、選手権どんな感じでしょうか? 埼玉インターハイで栄が勝てなかった対作陽戦が観たいですね
>点がとれれば西武台は、全国でも結構やるのでは? この前の決勝戦市高は、守りは堅いが攻めが今一なのであのような結果に、また優勝した西武台の方が点を取れるチームのような気がする。
このようなコメントをいただきました。
圧倒的攻撃力で今年の埼玉を征し、相当行けるんではと期待を抱かせるわけですが、今週のサッカーダイジェストの展望でも西武台が入ったBブロックは、西武台VS立正大淞南の勝者が勝ち上がりそうだ、そして三浦大輝君を大会屈指のアタッカーと取り上げていました。
実際のところ今年の西武台はどうなんだろうか?
まず今年の埼玉のレベルからですが、通常ですと前年活躍した2年生が主力として残ったチームはそこそこの成績を残しますが、今年は1年を通して思った程の成績を残せませんでした。つまり今年の埼玉全体が前年程のチーム力に無かったというのが私の印象です。インターハイに出場した浦和東、浦和南の2校とも1回戦敗退。そんな中で西武台が前年からの主力が力を発揮し攻撃力が際立っていた。ただその西武台にしても、全国でも結構やれるのではと言われるとどうでしょうか。以前にも取り上げましたが埼玉の現状は中々3回戦を突破できないのが現状です。
5年前に西武台が選手権初出場した時のメンバー、この年は地元での埼玉国体があり、埼玉県は3位という好成績を残しました。
その時のメンバーが
DF 福田俊介 西武台→法政大→大宮アルディージャ
FW 島田裕輝 西武台→駒沢大→水戸ホーリーホック
FW 杉本裕之 西武台→明治大→ザスパ草津
DF 志田亮輔 西武台
他にも現在海外でプレーしているFW中村祐人、キャプテン黒岩宏明とそうそうたるタレントが揃っていました。その時の西武台が2回戦敗退、今年のメンバーがその時以上のメンバーとは思えません。
因みに西武台以外の国体メンバーです。凄いですね。
FW 河原和寿 大宮東→新潟アルビレックス
FW 荒木宏光 大宮東(HANFC)
DF 室山勇太 大宮東(HANFC)
GK 押野佑季 大宮東(HANFC)
DF 鈴木貴久 市立浦和
DF 星野崇史 浦和レッズ
DF 堤 俊輔 浦和レッズ→浦和レッズ
MF 大山俊輔 浦和レッズ→浦和レッズ
MF 竹内 聡 伊奈学園
GK 大橋基史 浦和レッズ
MF 西澤代志也 浦和レッズ→浦和レッズ
MF 荒井達至 浦和東
それと、今年の西武台は3年前の武南(2006プリンス関東5位)や4年前の浦和東(2005高円宮杯本大会ベスト16)の実績から比べても見劣りします。
ですから、一つ一つを目標にして行き勢いに乗れればというのが私の評価です。
勿論高校生同士の試合ですから、勢いに乗れれば今年の夏の甲子園の新潟日本文理のようなことは有り得ると思います。でも調べれば調べる程、中国勢の壁は厚いような気がしてきました。
プリンスリーグU-18中国2009の結果です。
1部リーグ
1位・サンフレッチェ広島FCユース 2007高円宮杯2位、2006高円宮杯ベスト4
2位・広島県立広島観音高等学校 2009高円宮杯ベスト16、2006高校総体1位
3位・高川学園高等学校 2007選手権ベスト4
4位・広島県瀬戸内高等学校
5位・広島県立広島皆実高等学校 2008選手権1位
6位・岡山県立玉野光南高等学校(2部1位・1部自動昇格) 2009高校総体ベスト8
7位・立正大淞南高等学校(2部2位・入替戦勝) 2009高校総体ベスト16
8位・米子北高等学校(2部3位・入替戦勝) 2009高校総体2位、2009高円宮杯ベスト8
2部リーグ
岡山県作陽高等学校(1部6位・入替戦敗)2008高円宮杯ベスト4、2008高校総体ベスト8
鳥取県立境高等学校(1部7位・入替戦敗)
山口県立西京高等学校(1部8位・2部自動降格)
■入替戦の結果[10/3]
10/3 境(1部7位)1-2 立正大淞南(2部2位)
※境は2部降格、立正大淞南は1部昇格が決定
9/26 作陽(1部6位)1-2 米子北(2部3位)
※作陽は2部降格、米子北は1部へ昇格が決定
■2009大会の最終結果[8/6]
<1部・最終順位>
1位・サンフレッチェ広島FCユース(広島県)
2位・広島県立広島観音高等学校(広島県)
3位・高川学園高等学校(山口県)
4位・広島県瀬戸内高等学校(広島県)
5位・広島県広島皆実高等学校(広島県)
6位・岡山県作陽高等学校(岡山県)
7位・鳥取県立境高等学校(鳥取県)
8位・山口県立西京高等学校(山口県)
※西京(1部8位)は2部へ自動降格
※作陽・境は入替戦へ
<2部・最終順位>
1位・岡山県玉野光南高等学校(岡山県)
2位・立正大淞南高等学校(島根県)
3位・翔英学園米子北高等学校(鳥取県)
4位・広島市立沼田高等学校(広島県)
5位・銀河学院高等学校(広島県)
6位・岡山学芸館高等学校(岡山県)
7位・櫨蔭学園聖光高等学校(山口県)
8位・岡山龍谷高等学校(岡山県)
※玉野光南(2部1位)は1部へ自動昇格
※立正大淞南・米子北は入替戦へ
※沼田・銀河学院・岡山学芸館・聖光・岡山龍谷は各県ユースリーグに自動降格
最近レベルが高いと言われる中国勢、何となくわかるような気がします。西武台が勝ち上がるためには、1回戦立正大淞南に始まり、作陽、広島観音と中国勢が立ちはだかってきます。ことしの岡山県は作陽が代表ですが、玉野光南が高校総体ではベスト8と埼玉勢の実績、レベルより中国勢は相当格上と言っていいでしょう。1部、2部リーグに分けて戦い、次の段階で1部、2部とも上位リーグ、下位リーグで試合を行い、プリンスリーグ本大会、入れ替え戦出場組みを決定、そして、入れ替え戦と常に真剣勝負の場で中国勢は揉まれている。翻って埼玉勢はどうでしょうか。そもそも関東ブロックではJリーグユースチームが多いため、プリンス関東への出場もままならない。せいぜいが県内でのリーグ戦での戦い、島根県にしても高校総体2位、高円宮ベスト8の米子北を破って境が選手権出場を決めたわけですが、こうして見るとフロックでもなんでもなく真剣勝負で揉まれている下地があったからできる芸当だというのが感じられます。
西武台は全国でも結構やるのでは?ということですが、埼玉勢に中国勢のように活躍できる下地があるとは思えないというところが正直なところでしょうか。やっぱり一つ一つ、目の前の試合に集中して上を目指せればというところです。
埼玉県トーナメントでも、1回戦南稜高校戦は、後半44分まで1-1で苦戦し、ロスタイムでの得点で勝ち上がり、2回戦以降は、圧倒的に攻撃力を発揮しましたので・・・
ガンバレ 埼玉代表!!!
2年連続1回戦敗退は絶対に避けたいところです。立正大淞南も作陽も同レベル位だろうと思います。是非とも西武台には広島観音と戦うまで勝ち進んで欲しいと思います。
ところでW杯ですが、私は3戦全敗もあると思っています。岡田監督になってから日本の課題は一向に改善されていません。日本で開催され2002年を除けばまだ1勝も上げていない日本。世界をあっと驚かせるようなパフォーマンスも見せていません。中村俊輔がスペインリーグで活躍できないように大風呂敷を広げ過ぎのような気がします。まずは、1勝、勝点3をゲットというところではないでしょうか。
ちなみに、沼田高校はブリンス中国2部から降格し、県リーグから出直すこととなりました。選手権の県予選もベスト16止まりという残念な結果で終わりました。
自分の場合、子供がやってると、つい感情移入してしまい冷静に見ることができません。
よく冷静な分析ができるなって関心しました。
こちらから見ると埼玉代表と聞くとけっこうレベル高いような印象を受けます。
選手権での中国勢との戦い、楽しみですね。
こちらの方は「ガンバレ、広島市立沼田高校サツカー部!」というブログやってます。プリンス中国2部での試合の様子など載せてますので、ひまがあればよってください。