光れ稲妻☆応援blog

子供の入学を機にチームの応援とチームの観戦記を自分勝手に綴るブログです。

東と市高

2008-11-23 18:16:35 | 高校サッカー
HANFC OB祝勝会、皆様お疲れ様でした。
色々と話が盛り上がる中、HAN出身者の攻撃力が、栄の戦力ダウンを結果的に惹き起すこととなり、市高の12年振りの優勝の援護射撃に繋がっていたことにはビックリしました。
市高の3連続PK勝ち。実は東にはもっと凄い大記録があって、大宮東サッカー部史を見ていたら、意外なことを発見しました。

平成8年度第75回大会
大宮東5連続PK勝ち
2次リーグ
□1-1浦和東(PK4-3)
□1-1武蔵越生(PK5-4)
□0-0川口北(PK6-5)
決勝トーナメント
□1-1伊奈学園(PK4-3)
□2-2浦和学院(PK4-2)
●1-2浦和市立(準優勝)

3連続の上を行く5連続PK勝ちの記録
最後に決勝戦で負けた相手が浦和市立(現市立浦和)
因みに、大宮東VS市立浦和の通算公式戦対戦成績は
大宮東の10勝9敗(1PK□1PK■)

12年前5連続の記録を残した大宮東
今年3連続を記録した市高
意外な?ところで東と市高の因縁を見つけました。

浦和市立は、この年全国大会のベスト8まで駒を進めました。
今年もその再現を期待したいですね。


決勝戦で退場者が出たことについて

2008-11-18 20:57:37 | 高校サッカー
試合を観れない(ビデオも)とお断りしたにも拘わらず、日曜日の閲覧数が過去一番を記録し、約1,130,000あるgooブログの中で670位にランキングされてビックリしています。
私がこのブログでファウル数の多さについて、敢えて個別チーム名を出して指摘し、実際にそのとおりのことが起きてしまった。皆さんもファウルのこと?退場者を出したこと?東の観戦記よりもそちらの方に関心があったんでしょうか?

退場者を出したと電話で速報を聞いたときには、これはさもありなん。これだけ、ファウルを繰り返していたら退場者の一人や二人が出ても何ら不思議ではないということ。偶然ではなく、いつかそうなる必然であったということ。そういうサッカーの根本があり、そのプレースタイルが反映したんだとその様に感じました。

栄のファウル数の多さをこのブログで取り上げ、決勝戦ではいったい何ファウルで収められるだろうか、相変わらずファウルとイエローカードを連発するんだろうなとは注視することにしていましたが、図らずも私がファウル、そして後悔を残さないためにもイエローカードには注意しなければいけないということが証明される格好となりました。

大宮東との試合で記録した25ファウルという数字を見たときに、スタジアムで試合を観ていて感じたこと、今回、掲示板に書き込まれたこと、ビデオで確認したこと、そして、2~3年前から掲示版などで指摘されていたことを思い出し、公表されている高校総体予選、それから先般行われた高円宮敗の決勝トーナメントの公式記録を調べたときに、今まで、抽象的に感じていたものが、もの凄いファウル数であることが客観的数字として出てきた。

高円宮杯決勝トーナメント全15試合、高校総体予選全6試合、それから今選手権準決勝までの6試合(公表されている公式記録)、トータル27試合で、準決勝大宮東との25ファウル、総体予選浦和東との22ファウルは、それぞれワースト2位と3位になる記録であり、2試合トータル47は、ワースト1位となる数字でした。

レフリーの試合のコントロールの仕方によって、一過性としてゲームが荒れ、時としてファウルが多くなる試合も出てくると思います。正当なプレーをする中で反則になってしまうこと、ボールに敵味方両方が来てガツンとぶつかって、反則になってしまうときもあること、強いプレーをする中で結果的に反則になってしまうのは致し方ないことがあること、は前にも書きました。だけど、埼玉栄は高校総体でも51(22+18+11)、7(0+3+4)を記録し、伊奈学戦でも16(4)、大宮東戦でも25(3)とファウルを連発している。
今まで調べた1試合当たりの平均ファウル数12~13前後からも飛び抜けている。あーこれは、一過性のファウルの多さではないんだなと・・・。

その事に対して、きれい事では勝てないとしてファウルを肯定、容認するようなコメントがされている。自分の子供の経験を踏まえて注意を促してきたこと、後悔を残さないためにもチーム全員で注意して欲しかったこと、後味の悪さを残さないためにも、敢えて個別チーム名を出して取り上げさせて貰った訳ですが、チームの根本にあるものは短期間では修正出来なかったということでしょうか。

伊奈学戦16(4)→大宮東戦25(3)→市立浦和26(23)(3)
1試合平均ファウル数22.3 1試合平均イエローカード3.3

ファウルの延長上にあるもの → イエローカード → レッドカード

決勝だけの一過性の数字ではない。3試合に共通した数字、数字からは退場者を出したレフリーには偏りはなかったということを物語っていると思います。だから、レフリーのジャッジは公正だったと。
ましてや、決勝という舞台で、テレビ中継もあって8,000人近い観客が観ていてそれはないでしょう。決勝戦という大事な舞台、高校生の試合にも拘わらず退場者を出してしまったという雰囲気がそのようにさせたと言えるんではないでしょうか。

これだけ、ファウルを繰り返していたら、いつか退場者の一人や二人が出ても何ら不思議ではないということ。決勝戦だけがファウルが多いのではなく、つまり毎試合、毎試合のファウル数の多さの延長上にあるプレーの一つにイエローカードが出てしまった。それが、決勝戦での退場劇に繋がったということだと思います。

参考までに私が調べた公式記録からの比較です。突出しているのが分かると思います。
まずは市立浦和との比較です。決勝、準決勝、準々決勝の3試合で

市立浦和 44(16+15+13)、 2(0+1+1) *右数字イエローカード
埼玉栄高 67(26+25+16)、10(3+3+4)
ちなみに市立浦和は3試合延長を戦っての数字です。

それから、他県の選手権の状況を調べてみました。公式記録を載せているところは少ないですが、大阪、兵庫、大分、青森、山形の5県が公式記録を掲載をしていました。決勝と準決勝しかどの県も掲載されていませんので、2試合の比較になります。公平を期して延長のファウルはカウントしていません。ここでも突出していることがお分かり頂けると思います。
・埼玉大会
○市立浦和 23(12+11)、1(0+1) 
●埼玉栄高 48(23+25)、6(3+3)1試合平均24
・大阪大会
○大阪桐蔭 23(13+10)、3(1+2)
●近代付属 15(15+ 7)、1(1+0)
・兵庫大会
○滝川第二 29(16+13)、1(1+0)
●科学技術 18(12+ 6)、1(0+1)
・大分大会
○情報科学 22(15+ 7)、1(1+0)
●大分高校 35(25+10)、3(2+1) *1は一発レッド退場
・山形大会
○山形中央 26(15+11)、2(1+1)
●羽黒高校 17(11+ 6)、3(1+2)*2は退場
・青森大会
○青森山田 17(10+ 7)、1(1+0)
●光星学院 10( 5+ 5)、0

先般行われた、高円宮杯全51試合における1チーム当たりの平均ファウル数は12、5
関西プリンスリーグ1部全35試合における1チーム当たりの平均ファウル数は12、5
平成20年度関東高校大会全14試合で1チーム当たりの平均ファウル数は13、4(延長除く)

高校生年代で埼玉栄と似たようなチームが1チームありました。名誉回復?とはならないと思いますが、先の高円宮杯で26ファウル(決勝ラウンド1回戦)と25ファウル(予選リーグ)と断トツの反則を記録してしまったチームがあります。
それはセレッソ大阪です。
関西プリンスリーグにおけるセレッソ大阪の全7試合を洗い出してみました。
ファウル数の多さの試合から順番に31、23、21、20、19、16、5(退場者1、イエローカード14)
1試合のファウル数20以上の試合を4試合記録、うち1試合で31ファウルという高校生の試合では考えられないとんでもない大記録。公式記録が出ている中では断トツの1番でした。そしてその平均ファウル数19.3(5という異例?の試合がなかったら、22.8)

因みにJリーグでは反則金を徴収するために、悪質なファウルをポイント化しています。
Jリーグの反則記録を調べてみました。
J1 1チーム当たりの平均ファウル数は17.6(20.11.9現在)
J2 1チーム当たりの平均ファウル数は19(20.11.9現在)

アマチュア、高校年代としては半端な数字じゃないですね。Jリーグなら間違いなく反則金支払いですね。これはセレッソ大阪の現年代のサッカーの根本にあるもの、普段しているサッカーが高円宮杯でも修正が効かなかった。それが26、25という不名誉なファウル数に繋がった原因ではないかと思います。これは、埼玉栄の普段のファウル数の多さが決勝戦と準決勝で記録した26ファウルと25ファウルという記録にも共通しているんではないでしょうか。

セレッソ大阪と埼玉栄の共通点、フッと今気が付き、まさか、まさかとは思いながらセレッソのHPユース欄を開いたら、エー!何と共通点ありました。
U-18担当コーチ
清水和男(シミズカズオ)氏 最初の選手歴がアルゼンチンスタートとなっています。
1995~1996年 ヒムナシア(アルゼンチン)
アルゼンチンという共通事項がファウル数の多さと何か関係があるのか分かりません。でも技術に長けたJ下部組織とは思えないファウルの多さです。

Jリーグにフェアプレー賞高円宮杯と(唯一97年にヴィッセル神戸が受賞しただけ)、それに準じるとみられるフェアプレー特別賞(93年と94年にサンフレッチェ広島が受賞)というのがあるそうです。いずれも、スチュワート・バクスター監督( 現・サッカーフィンランド代表監督)時に受賞したものです。
これは、バクスター監督が94年のファーストステージにサンフレッチェを率いて優勝したときの話だそうです。

「こちらに絶好のチャンスがあってドリブルで抜け出そうとしたとき、相手の意図的と思われるファウルで止められた。そのあとで、相手に同じようなチャンスがあり、こちらのDFは反則すれば止められたのだが、フェアに守って相手に突破されてしまった。その結果、試合に負けてしまったので、そのDFは『あそこは反則で止めるべきだっただろうか』と聞いてきた。私はこういいました。
いや、あれで良かったんだ。あそこで反則で止めたら、次に同じような場面になったとき、また反則で止めるだろう。イエローやレッドカードが積み重なるだけでなく、個人の技量もチームの力も進歩しない。そして、なによりもサッカーのスピリットがどんどん破壊されることになる』と」
(Jリーグオフィシャルガイド1997より)

高校サッカーも野球も全力でプレーし、一生懸命プレーしている姿からこそ、皆に感動を与えられ、賞賛が得られる。
残念ながら、それが感じられないチームには私には敗者の美学も感じられません。
去年はとてもいいイメージを持ったんですが勘違いだったようです。

サッカーのスピリットを汚さないためにも、まずは、技術を磨きなさい!フィジカルを鍛えろ!

市高のK君とは、クラブ時代チャリ通した仲間、比較的家も近く、決勝戦が終わったその日の内にK君と祝食するわと出かけたらしい。このブログも追っかけ終了と共に終わりにしようと思いましたが、K君、M君、G君、S君の応援ということで取り敢えず、市高の応援に回りたいと思っています。

大きな夢!の第一歩 市高優勝おめでとう!

2008-11-16 17:53:53 | 高校サッカー
試合結果、速報聞きました。
川野君、松橋君、後藤君優勝おめでとう。
とうとうやりましたね。
韓監督をしてHAN至上最高の逸材が揃ったと言わしめた年代。
それぞれの元チームメイトが高校でもその成長を見せてくれました。
個性を大事にした指導のお陰だと思います。
HAN出身のメンバーが主力となっている

市立浦和 優勝
大宮東  3位
伊奈学園 BEST8

高校ではそれぞれの道を歩みましたが、皆がコラボしたら一体どんなチームになったんでしょうか。本当に夢のチームが出来たことと思います。
全国の舞台でも頑張って下さい。

それから、埼玉栄、どうやら決勝戦の大舞台で退場者を出したようですね。
エスクデロ総監督も退場ですか?
暫くはビデオを観れないので、退場については詳しいコメントを出来ませんが、ファウルについては、このブログで再三、イエロー累積で後悔を残さないようにと言ってきました。そして、ファウルを肯定、容認するようなコメントに対しても厳しく対応しました。
このブログで、前回、ファウルを繰り返し犯したらイエローカードです。そして、それ以上行ったら次に来るのはサッカーの世界では分かるよね。ということを書きました。
チームとしての根本にあるもの、ファウルの多さ、その延長上の結果ではないでしょうか。

追記
協会のHPに今大会の<優秀選手>が発表になりHANFCから3名が選出されました。
伊奈学園10 MF 徳善佑也 とくぜん ゆうや  3
(個人技、ゲームコントロールに優れた攻撃型MF、ボールキックが抜群に上手い)
市立浦和 8 MF 松橋慶 まつはし けい   3
(小柄ながら市高の攻守のキーマンに成長)
大宮東高11 FW 上川原駿 かみがわら しゅん 3
(南稜戦の1点目ドリブルからのシュート、聖望戦の決勝ゴール 見事なシュートでした)

それから、公式記録が協会のHPにアップされました。退場者を出したことについて、これは、偶然ではないことを次の機会に検証したいと思います。

いよいよ決勝戦

2008-11-15 11:17:37 | 高校サッカー
いよいよ明日決勝戦ですね。残念ながら試合を観れません。

私が過去の結果から大本命にした正智深谷は4強止まりでした。
一方、まだ選手権出場校は必ず新人戦8強の中から出ているのと、もう一つの強力な法則性が出てきました。それは以前にも総体王者が決勝戦まで勝ち進む確立は50%と書きましたが、決勝まで勝ち進んだ全ての高校が優勝しているということです。データ上は100%埼玉栄と出ていますね。

ただ、市立浦和の試合を観ていると相手の持味を出させない試合運びの上手さがありますね。栄はセンターバックのイエロー累積による欠場がどう響いてくるでしょうか。

市立浦和には、クラブ時代、一緒にチャリ通したK君、小柄ながら頑張っていたM君、身体能力抜群なG君、それから一つ後輩のS君とHANFC出身者がチームの主力として頑張っている。残念ながら、大宮東も伊奈学の元チームメイトも大きな舞台での夢の対決を実現することは出来なかったが、
大きな夢を目指して頑張って欲しい。

それから、埼玉栄、決して応援していない訳ではないですよ。栄が強ければ強いほど、今年の稲妻軍団も光りますから。
お互い好試合であることを期待しています。

ファウルをしなくて勝つには

2008-11-13 22:42:39 | 高校サッカー
ある高校生君からこのようなコメントの書き込みがありました。
>いやいや
>きれいごと言ってたらサッカー勝てませんよ。

いやいやこちらの方こそ本当に困ってしまいました・・・。
本来ならコメント欄で回答してもいいのですが、高校生からということで、これは看過できないので、もう一度取り上げさせて貰います。

高校生君、自分はちょっとした発言のつもりかもしれないけれども、もし自分が高校サッカー部員だったら、この発言は物凄く誤解を受けやすいので注意して下さい。

現場の試合を観ていての感想、テレビを観ての感想、掲示板での書き込まれていること、これらはどちらの立場で見るか、主観的なものによって大きく変わってきます。
試合の中ではどの選手も負けたくない、特に最後の選手権では誰しもそう思って全力でプレーしている筈です。
そんな時、正当なプレーをする中で反則になってしまうことがあります。ボールに敵味方両方が来てガツンとぶつかって、反則になってしまうときもあります。強いプレーをする中で結果的に反則になってしまうのは致し方ないことがあります。

大宮東VS栄戦の栄の異常なまでのファウルの多さ、これは東の攻撃に圧倒された栄が必死になって防御した。その試合だけの双方死力を尽くした結果としての一過性のものだろうと思いましたが、協会のHPに掲載されている公式記録を改めて調べた結果、埼玉栄のファウルの多さは一過性の物ではないことが客観的な数字として出てきた。
もう一度、高校総体から同じ土俵、同じ5試合をした正智深谷との数字を見比べて下さい。

埼玉栄  92(ファウル数) 14(イエローカード)
正智深谷 52(ファウル数)  3(イエローカード)

両校とも負けたくないから全力でプレーしていますよね。局面、局面ではガツンと行っていますよね。結果としてファウルになる。だけど、公式記録から出てきたこの数字の差は、どこかにプレーの根本的な原因があるんではないか、そして、その集約的なものが大宮東との試合でのファウルの多さに出たのではないか。2番目にファウル数が多いのが高校総体予選の浦和東VS埼玉栄戦の栄のファウル数22です。
そう思って「埼玉栄に望みたいこと」としてこのブログで取り上げたものです。

この数字に対して、
>きれいごと言ってたらサッカー勝てませんよ。
と言う肯定的、正当化しようとするコメントは、数字の裏返しとして自分は普段からそういうサッカーをしているんだということになってしまいます。
自分の高校はきれいごとじゃないサッカーをしているということになってしまいます。
高校生君は埼玉栄のサッカー部員じゃないよね。だとしたら、高校生君の発言はもっと重みをましてくるんだよ。それは、高校総体予選でのファウルの多さにも拘わらず、選手権でまた同じ事を繰り返している。というよりも、それ以上の反則を繰り返している。
ファウルを繰り返し犯したらイエローカードです。そして、それ以上行ったら次に来るのはサッカーの世界では分かるよね。

高校生君へ!
>きれいごと云々という前に君にはすることがあると思います。

それはファウルを犯さなくても競り合いに勝てるようになること。

まず、技術を磨きなさい!フィジカルを鍛えなさいということです。

埼玉栄に望みたいこと

2008-11-10 01:17:44 | 高校サッカー
埼玉県高校サッカー掲示板で昨日の試合における埼玉栄のファウルに対して色々な書き込みがされています。試合を観ていた当事者として現場で感じたこと、そして掲示板を見て率直に感じたことです。
昨日の結果については、本当に惜しかったけれど個人的には納得して受け入れています。後半、圧倒的に攻込み、何回もあった決定的チャンスを物に出来なかった。それは、栄がどうのこうのでなく、東が決められなかったということ。東には少しの運がなく、そして、クリアボールが不運にも絶好のシュートチャンスになってしまったこと、でもそれがサッカーでは敗戦に繋がってしまうことは往々にしてあることです。昨日の試合は、私は東の攻撃が栄を完全に凌駕した試合だと思っていますから自分なりに消化し、そして、昨日の試合が終わった後、私がいたバックスタンド目の前で、栄のエスクデロ総監督から息子が健闘の握手を受けていました。実は、レッズ時代に総監督が自宅の近くに住んでいた関係から息子のセル君(浦和レッズ)は同じ少年団に所属していたことがあります。お互い知ってか知らずか(たぶん入れ違いで知らないはず、高円宮の関東大会で水戸まで選手を見に来ていて知っているのかもしれません。)息子が涙を流しているところに総監督から健闘を称えて貰ってとても清々しいものを感じました。

去年の選手権準決勝の正智深谷戦はイエロー累積(西武台戦でゴール前に上がったボールを強引に肩から押し込もうとしたところをハンドに取られました。肩と腕の微妙なところだったんですが・・・)で出場出来ずに息子も私も悔しい経験があります。だからこそ、今年は絶対に去年のような不用意なイエローを貰うなと注意していましたし、後は体を張ったプレーが持味なので意図的でないプレーをイエローに取られることだけを心配していましたが、予選リーグからの6試合を1枚もイエローカードを貰うこともなく、また、チームメイトも予選リーグで7人がイエローカードを貰いましたが、決勝トーナメントに入ってからの2試合は、1枚も貰うことなくチームとしても反則の少ない非常にクリーンな試合をしていました。
また、正智戦が終わった後に、東は「プレーが荒い」です。とのコメントがこのブログに寄せられました。それに対して私は、ノーファウル (光れ稲妻)
2次予選から決勝トーナメントの決勝まで全部で7試合。2次リーグからのイエロー累積は消えません。肝心な試合にイエロー累積で試合に出れなかったら悔いが残ります。皆ノーファウルで試合をして欲しいと思っています。
と回答しました。

だからこそ、ファウルに対して率直に試合を観ていて感じたこと、そして帰ってきてビデオ録画を観て感じたことです。
栄のファールは、後ろから倒すとか、完全に抜けた後に足を賭けるとか、腕からヒジを使ってブロック行って倒したりとか、イエローを取られないまでも確信的にやっているのではないかと感じました。聖望戦からずっと厳しいイエローを受けていたので本当に大きな声を出していました。南稜さんは東とは試合をした事がないので、特徴をしらなかったんでしょうね。知っていたならもっと厳しいマークに遭っていたと思います。

協会のHPに公式の詳細記録が載ったので、準決勝に進んだ全4チームの準々決勝からの2試合の公式記録から直接フリーキック(反則)とイエローカードの数を調べてみました。

埼玉栄  41(25+16) 7(3+4)
市立浦和 28(15+13) 2(1+1)
正智深谷 24(11+13) 0
大宮東  23( 8+15) 2(0+2)

一過性のものかと思って高校総体の4強リーグ戦の全3試合も遡って洗い出してみました。

埼玉栄  51(22+18+11) 7(0+3+4)
浦和東  45(20+16+ 9) 4(2+1+1)
西武台  40(15+13+12) 5(2+2+1)
正智深谷 28(11+ 9+ 8) 3(0+1+2)

ここでも、反則、イエローカードともダントツです。
VS正智戦の戦評では不必要なファウルを減らしと書かれ、昨日の大宮東戦でもペナルティエリア付近でのファウルを減らしと戦評を書かれています。
栄は大宮東戦でセンターバックをイエロー累積で欠き、16日の決勝戦は、またセンターバックをイエロー累積で欠きます。選手層が厚いのは羨ましい限りです。
だから、同じような反則を繰り返すとは思いたくありませんが・・・。

中でも、昨日東が受けたファウル数25、イエローカード3枚の数字はこれは半端じゃないですね。掲示板で書き込みされるのも致し方ないと思います。今シーズン最悪の数字といってもいいでしょう。
裏を返せば、東のスピードに乗った攻撃に対してファウルでしか止められなかったということだと思います。それだけ、東の攻撃が凄かった証でもあると思います。

掲示板に色々と書き込みされていますが、ここに挙げた数字が全てだと思います。勝つためだったらどんな事をしても許されるということではないと思います。
去年のチームが素晴らしかっただけに、この落差は残念です。

ここに書いた数字を他山の石として反省材料にして頂ければと思います。
私は、昨日の大宮東が一番強かったと思っています。だから、記憶に残した稲妻軍団と昨日書きました。その大宮東に勝利したチームとして誰からも応援を貰える試合をして欲しいと思います。

それから、ブラバンについてもそうですね。東がバックスタンドで挨拶している時もまだ演奏していたし、栄の選手が東に挨拶しに来たときも、ブラバンを演奏していたため中々挨拶のタイミングがありませんでした。死力を尽くして戦った相手に対する礼儀も必要だと思います。

記憶に残した稲妻軍団! VS 埼玉栄

2008-11-09 18:56:47 | 高校サッカー
アドレナリン全開!でした。正に怒涛の攻撃!選手の皆、感動をありがとう!

大宮東 0 VS 1 埼玉栄

前半20分、DFのクリアボールのワンチャンスを決められ、その後も栄にボールを支配される時間帯がありましたが、前半の終盤からリズムを取り戻すと、後半は一方的にシュートを浴びせ続け、攻めまくるもついにゴールネットを揺らすことは出来なかった。栄がどうのこうのよりも後半、圧倒的に攻めながら、ここ一本ゴールを決められなかったのが本当に残念でした。次の市立浦和VS正智深谷の試合も観ていましたが、この攻撃力を持ったチームがここで姿を消してしまったのは本当に惜しいです。

記録より記憶、今年の埼玉県高校チームにあって大宮東、稲妻軍団の潜在能力の高さ、圧倒的攻撃力を強く印象に残せたと思います。選手の皆、関係者の皆様、父母会の皆様、本当にご苦労様でした。
稲妻ライン復活とは行きませんでしたが、2年前BEST8、昨年BEST4、そして今年BEST4、と稲妻軍団復活近しを十分印象付けられたと思います。やっぱり稲妻軍団のサッカーは最高に面白い。
後輩達にも次に繋がる結果を残せたことが本当に良かったです。次は君達の番だ。来年こそ稲妻軍団完全復活を目指して頑張って欲しい。
これからも陰ながら稲妻軍団を応援して行きたいと思います。


個人的には追っかけ最終章となりました。少年団からクラブ時代、そして高校サッカーを通じ、色んなシーンを楽しませてくれました。ある面を克服できたら、クラブの監督さんから高校ではひょっとして大化けするかもしれないという可能性を信じ、このブログをスタートしました。残念ながら今日はゴールを決めることは出来ませんでしたが、ここに来て、去年の新人戦からずっと言い続けて来たこと、前を向いて仕掛けることを最後の最後の試合の80分の中で最高のパフォーマンスを出してくれたと思います。
チームメイトに恵まれて追っかけを本当に楽しませてくれました。

・U-13埼玉県クラブユース選手権優勝
・U-13埼玉県ナイキカップ優勝
・U-13ナイキカップ関東大会出場
・U-15埼玉県クラブユース選手権第3位
・U-15クラブユース選手権関東大会出場
・U-15高円宮杯埼玉県大会準優勝
・U-15高円宮杯関東大会出場
・第85回全国高校サッカー選手権埼玉県大会BEST8
・平成18年度新人戦第3位
・平成19年度関東大会埼玉予選第3位
・平成19年度関東大会出場
・第86回全国高校サッカー選手権埼玉県大会第3位
・平成19年度新人戦第3位
・平成19年U-17トップリーグ第3位
・第87回全国高校サッカー選手権埼玉県大会第3位

全国への扉は厚かったですが、チームメイトに感謝、感謝の追っかけでした。

4強激突(埼玉新聞スポーツ)

2008-11-08 08:19:38 | 高校サッカー
先ずは明日に控えた準決勝。また1週間ワクワクさせてくれた選手に感謝!感謝!
昨日の埼玉新聞に準々決勝の見どころが掲載されていました。
際立つ高い決定力 埼玉栄
速い攻撃で接戦に 大宮東
ともに攻撃力が武器だが、埼玉栄が一枚上か。
大宮東は接戦に持ち込んで勝機を見いだしたい。

埼玉栄は決勝トーナメントでも計7得点し、決定力の高さが際立つ。スピードを駆使した大胆な崩しができるのが強み。
右サイドハーフの戸井田は素早い飛び出しやドリブルが自慢で、ボランチ神部のFKも正確。センターバック藤井は、セットプレーで得点源になる。ただ、タイトな応対が光ったセンターバックの渡辺が警告累積で出場停止になるのは不安材料。

大宮東もスピードに乗ったアタックが特徴だ。守備ラインの裏を取り、ポストプレーでも役割を果たせるFW上川原のほか、2列目の藤島らもスペースを付き決定的な仕事ができる。だが、準々決勝の聖望戦ではオフサイドを取られ過ぎた。昨季から主力の横山、中井を中心にDFが埼玉栄の攻撃を抑えれば、逆襲する機会が増える。

埼玉栄有利の論調だが、ちょっと待った!と言いたい。
確かに伊奈学戦での試合運びの巧さとセットプレーのワンチャンスを確実に点に繋げられる決定力は怖いが、4得点のうち完全に神風による2点と伊奈DFのクリアミスからによる1点、得点ほどの攻撃力を出せた訳ではないと思います。東の2試合で6点の攻撃の方が内容が濃いと思います。南稜戦の立ち上がり3分の1点目、南稜のあわよくばの期待感を打ち砕いて戦意を喪失させるには十分だった。聖望戦のゴールも飛び出したGKを責めるよりも知っている人にとっては必然のゴールでした。

聖望戦でオフサイドを連発していたことで、東の評価が低いようですが、聖望は今までに1度も試合をしたことがなく、センタ-ラインまで押し上げる浅いDFラインを経験したことがなく選手が戸惑った。西武台もこの浅いDFラインに持ち味を出させて貰えなかったというところだと思います。勿論試合を観ていて中盤でもう少しアクセント(いわゆる攻撃のタメ、間)を付けてから飛び出せないものか、中盤の底からボールを前線に入れられないか、9番中村と11番上川原の位置関係をもう少し修正できないものかと思っていましたが、今年のチームは前に前にというのがこれが最大の持ち味なんだと。
このチームスタイルこそ本来見たかった姿で、前線に張っている選手達を見ていると次に期待する。だから観ていて面白いし、完璧でないところがまた、妙に納得してしまい、楽しませてくれる。
オフサイドを多発している時は東が試合の主導権を握っている時です。
攻撃力では東に分があり、組織力では栄、全くの互角だと思います。
よりチームの特色を出せた方が勝利に近いゲームになると踏んでいます。

光れ稲妻!目指せ14年振り頂点!伝統復活!

大宮東OB-西武ー平尾選手

2008-11-06 21:54:34 | 野球
今、日本シリーズを見ていたら9回裏、代打で出てきた西武-平尾選手がホームランを打ちました。エッ、エッ、もしやと思い西武-平尾でネットを検索したらやっぱり大宮東のOBでした。

平尾 博嗣(ヒラオ ヒロシ)大宮東-阪神-西武(93 ドラフト2位)

大宮東が平成5年に選抜で準優勝した時の4番バッターですね。
こんなところでも大宮東の選手が活躍していました。

基本的には巨人-大鵬-卵焼きの時代なので巨人ファンですが、そういうことを抜きにして景気付けの一発嬉しいですね。
このところの大宮東野球部は冬の時代に入っていますが、サッカー部とは応援仲間。浦東の応援にも駆け付けて来てくれました。
サッカー部の頑張りを見て野球部もまた気持ちを新たに甲子園を目指して頑張ってくれることを期待したいと思います。

日曜日の栄戦に向けてOBからの景気のいいメッセージですね。
光れ稲妻軍団!目指せ14年振り頂点!

WEB埼玉でこんな記事を見つけました。
大宮東、聖望下し4強 全国高校サッカー埼玉大会(リンク先 クリック)

選手権準決勝 VS 埼玉栄 展望

2008-11-05 05:49:53 | 高校サッカー
いよいよ今週は駒場での準決勝 埼玉栄戦ですね。
栄も大宮東が勝ち進み、対戦することを一番待ち望んだ相手ではないでしょうか。

今季の栄は、一度敗戦した相手には次の対戦でことごとくリベンジして来ました。
新人戦中央リーグ 1●4 西武台(インターハイ4強リーグ戦2○1)
関東大会予選   1●3 川越南(決勝トーナメント1回戦3○0)

唯一、大敗を喫してまだ再戦していない相手が大宮東
新人戦中央リーグ 0●6 大宮東

当時、こんな観戦記を書いていました。
>選手権が終わったばかりの栄、次に対戦する時はこんなに点差が開かないと思い
>ますが、それにしても今日は、栄に対して全くサッカーをさせない完勝でした。
>ボールポゼッション、展開力、DFからのビルドアップ、パス回し、得点差通り
>の試合内容でした。丹羽君による1年生初ゴール、FW白石君の2ゴール、三試
>合連続得点の上川原君、西武台戦に続く2試合連続無失点に抑えたDF陣の頑張
>り、前哨戦なのが惜しいです。攻撃の中心、上川原君、中盤の要、諸井君が後半
>途中交代してもチームとしてのパフォーマンスが落ちないのはチームの総合力が
>相当高いと思われます。去年の中央リーグは確か2敗1分だった思います。
>新春の静岡遠征は今一つの結果だったようですが、中央リーグを3連勝して良い
>形で締め括ることが出来、新人戦への格好の足慣らしとなりました。
>今年は久々に古豪復活が期待できるかもしれません。
>今日は、雨が降る中、大変寒い1日でしたが心はポカポカですね。夜は美味しい
>お酒が飲めそうです。

この時は、東の早いプレスとスピードに乗った攻撃に、栄の中盤、DF陣がに全く対応出来ず一方的に東に翻弄された格好の試合内容でした。

東の一番悪いところは、攻めが単調になってしまうこと。押し込んでいながらミスから先に失点したり、点を取りに行ったところを逆にカウンターを喰らって追加点を許してしまうといったパターンです。
苦戦した試合、負けた試合は殆どがこのパターンですね。

いかに攻撃にアクセントを付けてサイドから仕掛けられるか、DFの裏を狙えるか、東の質の高い攻撃のイメージ、攻撃のアクセントは、
稲妻ラインの少し折れる部分ですね。中央リーグの時はそれが出来ていたから栄、西武台相手に完勝できたんだと思います。
それにしても今季のチームはユニフォームのイメージにピッタリの面白いチームになって来たと思います。9番中村の個人技、10番藤島の切れ込み、7番秋山のサイドからの上がり、11番上川原のスピードと。

今季の栄は、関東大会までは整備されなかったチーム力がインターハイ予選以降一気に立て直してきました。中央リーグのような訳には行かない。インターハイ予選王者のプライドに賭けても東にはリベンジしたいでしょう。

過去12年のデータ上は、インターハイ予選王者が決勝戦まで進出できた例は、6チーム、半分ですね。確立50%、ですから全くの互角だと思います。東のスピードに対して、栄のテクニック、いずれにしても接戦になるだろうと思います。
また1週間、追っかけが伸びた訳ですが、その先にある物、埼玉スタジアム、そして国立競技場を目指し、選手達には全力を出し切って欲しいと思います。

光れ稲妻!目指せ14年ぶり優勝!

陸上&ラグビー

2008-11-03 09:55:57 | 陸上
スポーツの秋真っ盛りです。
今年から東日本実業団対抗女子駅伝のスタート地点が埼玉県庁からさいたま新都心駅東口に変更になったというので、スタート風景を見に行ってきました。そしたら今年から男子も同時開催で、こちらは県庁からのスタートとのこと。新都心駅前でランナーが来るのを待ち構えていたら、偶然にも市高のK君のお父さんとバッタり出くわした。お互いのBEST4進出の健闘を讃え合い、決勝での対決を約束。残念ながら伊奈学との夢の対決は成らなかったが、反対ブロックのもう一つの夢の対決、是非とも実現させて欲しい。
今日の女子駅伝のお目当ては何といっても豊田自動織機の新谷仁美選手
サングラスをしていたため、高校駅伝のイメージからは全く変わってスリムになっていました。
今頃はもう1区の結果が出ているはずですが、将来は日本の女子陸上界を背負って立つ逸材でしょう。
6番の奥に隠れてなかなか確認できません。
奥の青いユニフォームです。結果は午後2時からのテレビ放送で確認します。

その前に埼玉県庁からのスタートで通過して行った男子駅伝の模様です。





女子のスタート前の風景です。
白バイ隊がもの凄い台数。
女子の白バイ隊員もカメラに納めてみました。




それから昨日行われた高校ラグビー。
やはり、今年度からのルール変更が高校まで適用されていました。
Aシードの熊工と正智深谷が敗れる波乱がありました。
今までだったらAシードとBシード以下の実力差がハッキリしており、番狂わせがなかったのが、ジャイアント・キリングですね。
ここ1、2年Aシード校の実力が低下傾向にあったと思いますが、モールでの引き倒しが可能になったことによりどの試合も接戦になっていました。よりスピーディにボールも人も展開する必要が出てきたことは、サッカーの場合と同じでしょうか。それにしても埼玉の私立高校はラグビーにはあまり力を入れていないのは不思議です。
それからもう一点、冬の2大大会、今年は取り敢えず正智さんに独占されなかったことは、慶応志木の頑張りに拍手を送りたいと思います。
因みに慶応志木は全国大会の出場経験はありませんが、昭和38年、39年と2年連続準優勝の実績があります。次の準決勝、深谷高校に勝てば45年振りの決勝戦進出となります。かたや反対ブロックに勝ち残っている浦高、50年振り優勝を狙っています。サッカーもラグビーも古豪同士の対決が実現しますように・・・。

2年連続BEST4進出!VS 聖望学園

2008-11-01 18:29:17 | 高校サッカー
1年振りのしらこばと公園陸上競技場、去年は西武台に勝利した東にとっては縁起の良いグランド。
強風が吹く中、栄VS伊奈学でも栄の3点目、4点目が風の影響がモロに影響した感じだった。
伊奈学には何とも不運な失点に繋がり、風だけが心配だった。

大宮東 1 VS 0聖望学園 (前半0:0、後半1:0)
【得点】 後半 8分 上川原

FW上川原君の三試合連続となるゴールが決勝点となった。飛び出したGKより一瞬早くボールに触れ、無人のゴールにポンポンと転がりこんだ。本当に泥臭い、最後まで諦めない気持ちがボールに乗り移った上川原君らしいゴールだった。2002年ワールドカップの鈴木のゴールを思い出した。

第87回全国高校サッカー選手権 埼玉予選 準々決勝2


今日は経験の東か勢いのある聖望かの戦いだったが、生憎の強風がやはり両チームに大きく影響したと思う。聖望は、目指すサッカーのテーマ「空間の支配」を風の影響で出来なかったのが残念だったと思う。東にとってはラッキーだったが、東も前半風下を意識してかいつも以上にロングボールを多用。後半も聖望DFの裏を再三狙うも、浅いDFラインに苦しみオフサイドを連発してしまった。

風の影響で双方質の高い攻めが少なかったが、やはり、このブログでも再三、書いてきましたが選手権のベスト8以上に勝ち残るためには実績と経験が必要であり、その点で去年もしらこばとを経験している選手が多く残っている東に一日の長があったと思います。

取り敢えずテレ玉が始まったので今日の試合の感想です。
ノーシードからの2年連続BEST4進出!テレ玉を楽しみましょう。

追記
DF面90点
攻撃面60点
平均して75点、後半、聖望DFの裏を狙うも焦って飛び出したのと、選手が戻り切れない中での単調なパス出しに終始してしまったのがオフサイドを連発してしまった原因。
もっと中央でタメを作るとかしっかり繋いでから聖望DFの裏を狙うといった工夫が必要だと思う。
反省点の多い試合だったと思います。勿論、キャプテン以下、一番分かっていると思うので、誰がその役目を担うのか、栄戦に向けてしっかり修正して欲しいと思う。



それから、聖望サポーターさんへのコメントに対する私の感想です。
前半が聖望学園に対する評価。
後半が私の率直な感想です。(読まない方が気分を害さないと思います。)

>聖望の選手に埼玉出身がいないから負けられないということですが、聖望がある飯能は埼玉と言っても東京都に近く(車で5分行けばもう東京都です)飯能の人にとっては大宮、浦和なんかより東京(青梅、瑞穂などですが)の方が身近に感じます。
>一般でも東京から通っている生徒がけっこういます。
>そういう土地柄なんです。
>埼玉のサッカーは、大宮、浦和
>ばかりではないんです。
>すいません。つい好き放題言ってしまいました。
>とにかく来週は、どちらも悔いの残らない試合ができる様に祈っています。
>お手柔らかにお願いします。

埼玉出身がいないから負けられない。ん~、私にとっては今年の選手たちが今まで以上にサッカーに取り組んできたのを知っているので、全ての高校に対して絶対に負けられない相手なんですが、聖望 さんに対してはそう言うことになるでしょうね。

私の考えの一つとして、上でも書きましたが過去の大会の結果を調べてきた結果、選手権のベスト8に勝ち残るためには実績と経験が必要であり、埼玉県から全国に出て行くためにはそれなりのプロセスを辿ることが必要だと。
ただし、そういうプロセスを辿らなくても例外が2つあるだろうと思っていました。
一つは、学校がサッカーに対して力を入れて、優秀な指導者、コーチ、選手を招き強 化した場合、もう一つが、将来Jリーグに行くような突出した選手がいた場合です。
聖望さんの学校HPの「サッカー部」紹介では
【部活紹介】強化指定クラブ
 強化指定クラブとして2008年度で3年目を迎えました。オランダユースサッカーコ ーチングライセンスを持つ監督とイタリアでの選手経験を持つコーチを中心に、「全 国制覇」を目標に日々トレーニングに励んでおります。
 目指すサッカーのテーマは「空間の支配」です。攻守にわたりスペースを意識した 動きのあるサッカーを展開します。
 また、サッカーを通じての人間教育にも力を入れており、勉強はもちろん、人とし てのモラルやマナーについても指導しております。
【入部条件】
・総合進学コースのみ入部可能
・サッカーに対する向上心がある。
・勉強をおろそかにしない意欲がある。
・3年間続ける意志がある。

聖望さんの場合は最初の方の例外に当たるんだろうと思います。
聖望さんがこのようにサッカーを強化しているとは全くのノーマークでしたね。
でも、私は、私立高校がこのようにサッカーに対して強化することはありだと思って います。
サッカーの場合、野球と違って特待生が問題になりませんよね。それはどうしてか、 個人的な考えですが、サッカーの場合、一人のエリート、そして日本代表が強くなる ような育成が出来るんであれば、それは何でもありの世界なんです。
日本サッカー協会自らが福島にアカデミーを設立(今後は九州にも開校予定だそうで す)して究極のエリート特待生の育成に乗出している訳ですから、私立の特待生問題 なんか生じる訳がないですよね。

かって埼玉を制する者は全国を制す!とまで言われた埼玉県の高校サッカーが何故こ こまで弱体化してしまったか。
優秀な指導者不足、選手の流出、行政の立ち遅れ等指摘されていますが、埼玉県の場 合、選手の流出が大きな要因の一つに上げられています。Jリーグ下部組織への入団 、県北で言えば前橋育英、東京都強豪校への流出、静岡、東北地方、それから流経柏 にも沢山行っていますね。
色々な選択肢がある中で、私自身、子供がこの学校でサッカーしたいんだという希望 があったら子供の希望を叶えてあげたと思います。
そんな中、逆に東京都出身の選手が逆流出して埼玉県の高校に入学してくる。埼玉 県の高校では最近あまり見られない傾向だと思います。これはこれで、魅力ある指導 者、学校のもと頑張っている結果だと思います。
そういう訳で、聖望学園が埼玉高校サッカーに新風を吹き込んだことは、また1校強豪相手が出現したなという思いです。

ですが、・・・。ここからは率直な感想です。
このブログは思い入れと判官贔屓で成り立っていますので、私の個人的に感じたことです。
仕事柄、狭山市、入間市方面、立川から青梅線は良く行きますので、土地柄は分かり ます。でも、聖望学園で知っていることといったら
阪神の鳥谷(東京都出身)
選抜準優勝(大宮東も選抜準優勝したことがあります)
といったところでしょうか。

実際のところ、レギュラー背番号11人中9人が東京都出身で占める高校に対しては、残念ながら全く親近感が沸いて来ないし、持てないといったところが正直なところです。例えは違いますが、私が今回の聖望選手名簿を見て感じたことの印象を上げるとこんなところです。

西武ライオンズが今年度シーズンから埼玉西武ライオンズと名称変更し、公式戦を県営大宮球場で開催したり、2軍の公式戦を上尾市民球場で開催し始めたのは、西武グループが西武沿線しか頭になく、埼玉に密着していないことにやっと気付き、東京よりも埼玉全体とういう地域密着の重要性に気付いたから。

かって昭和55年、茨城の江戸川学園が甲子園に出場した時、県内出身者がリザーブの一人のみで
兎にも角にも不評だったということがありましたよね。鳥取の倉吉北なんかにもそのような時期がありましたよね。
野球も、特待生問題でいまだに反対派意見があります。
毎日JP:データでみる球児の中学時代:80thセンバツ/下 野球留学、賛否相 半ば4人に1人、県外出身
聖望学園は18人中8人が県外出身者。
地域とは全く関係ない人だったらやっぱり県内出身者が多い高校を応援すると思います。

ラグビーの例ですが
2007 第87回 正智深谷26-13深  谷
2006 第86回 正智深谷24- 5深  谷
2005 第85回 深   谷 8- 7熊谷工業( 決勝 )
2005 第85回 深  谷12-12正智深谷(準決勝):抽選勝ち 
2004 第84回 正智深谷21-17深  谷
2003 第83回 正智深谷46-15深  谷
2002 第82回 正智深谷31-19熊谷工業(埼工大深谷)
2001 第81回 正智深谷57-17深  谷(埼工大深谷)
2000 第80回 正智深谷38- 7熊谷工業(埼工大深谷)
1999 第79回 正智深谷26-17深  谷(埼工大深谷)
1998 第78回 正智深谷39-17深  谷(埼工大深谷)
1997 第77回 正智深谷21-17熊谷工業(埼工大深谷)
トンガからの留学生の圧倒的パワーの差に、毎年深谷そして熊工が粉砕されています。純粋に県予選で正智を応援できますか?

毎年、師走の都大路で繰り広げられる全国高校駅伝、花の1区で高校生離れしたアフリカ人留学生がいる高校を応援できますか?今年度から1区は外国人留学生が走れなくなりました。

同じ飯能には、飯能南という強豪校があります。
決勝トーナメントで飯能南VS聖望学園が実現したらどっちを応援しますか?私は、飯能南を応援します。
飯南の方が昔から西部地区で頑張っており、同じ県立高校であること、飯南フェステバル等の大会で親近感があるからです。

「空間の支配」、大きなサイドチェンジを多用して魅力あるサッカーで実績を積み上げて行けば、地元選手が少なくても親近感が持たれるようになるんだろうと思います。目標として「全国制覇」を謳っていますが、選手権出場を争うまでになるには本当に先が長いですよ。もう一度プログラムの7Pの過去の予選記録を確認して見てください。西武台や栄さんの出場までの足跡が分かります。正智も去年から出てきた訳ではなく、現在の監督さんになって全国に出るのに10年掛かっています。

大宮東は、4年前の地区予選敗退からBEST8、BEST4、そして、今年の子供達は今まで以上にサッカーに取組み、BEST4という結果を残しました。だから、相手がどこであっても負けられないというところです。こんなことを思っているのは自分だけで、選手達は目の前の試合、一試合、一試合が勝負でどこが相 手だろうと関係ないと思っていると思いますが・・・。
以上がコメントを頂いて思った私の率直な感想です。このブログは、思い入れと判官贔屓で成り立っていますので、悪しからず御了承をお願いします。