光れ稲妻☆応援blog

子供の入学を機にチームの応援とチームの観戦記を自分勝手に綴るブログです。

高梨沙羅の敗因

2014-02-13 10:11:28 | ソチオリンピック
残念!沙羅ちゃんメダル届かず!

スマホからの投稿になりますので、誤字脱字にはご勘弁を!

さて、ライバルのサラが本調子でない中で金メダル確実と目されていた高梨沙羅敗因は何でしょうか?皆さんは何が原因だとお考えでしょうか?
ちなみに私の予想は、銀メダルでした。

プレッシャー?それもあった思います。17歳の女の子1人に日本中の期待がかかってしまったのは、かなりのプレッシャーになったと思います。でもスノーボードの平野歩夢クンは15歳で堂々の銀メダルです。
応援してくれた人のためにという気持ちを背負ったプレッシャーと、観客とボーダーが一緒になって楽しみ、既にプロスノーボーダーとして自分が楽しむというプレッシャーの差とも言えなくもありません。

私は金メダルを取れなかった最大の要因は、高梨沙羅らしさを出せなかったことだと思います。高梨沙羅らしさとは何か?
それは、圧倒的飛距離です。今シーズン、テレマークの改善に取り組んだ結果、気持ちがテレマークに集中し過ぎ、最大の持ち味であるアプローチ姿勢と踏み切りのズレを修正仕切れなかったことが、ソチのジャンプ台を攻略出来ず、ヒルサイズまで飛距離を伸ばせなかった最大の要因だったと見ます。

いずれにしても、現在一番強いのは間違いありませんからこんごの活躍に期待しましょう。

これからの期待の選手のメダル予想ですが、
羽生結弦 銀メダル 絶好調!上手く行けば金
浅田真央 銅メダル 去年から一度も3Aの成功なし。下手したらメダル圏外。メダル確保のためには、3Aの完璧な演技が必要。 
まずは、メダルを考えるのではなく自分の岩壁な演技をすることだけに集中出来るかだと思います。浅田真央らしさですね。言わずものがな、それはトリプルアクセルですね!おのずと結果は、付いてくる。

はたしてイチローは本当に「バッターとして超一流」なのか

2013-12-13 13:03:26 | 野球
随分と刺激的な題名になったかな~。

内野安打を量産するイチロー選手の記録にずっと違和感を抱いていたところ、たまたま、図書館を覗いていたら、私の疑問を解決してくれそうな著書を見つけました。

江尻良文著 夕刊フジ編集委員
「はたしてイチローは本当に「一流」なのか」

まだ全部を読んでないので、数字の分析なんかも必要ですね。

トリプルアクセル・浅田真央か3回転-3回転・キム・ヨナか~ソチオリンピック

2013-12-08 16:43:20 | ソチオリンピック
いよいよオリンピックシーズン到来になりました。
バンクーバーの時にも同じ話題を取り上げましたが、バンクーバーではキムヨナに軍配が上がりましたが果たして4年後、ソチはどの様な結果になりますでしょうか。

バンクーバーの結果は
      トータル    SP    フリー
キムヨナ 228.56 78.50 150.06
浅田真央 205.50 73.78 131.72

GPファイナル結果

浅田真央 204.02 72.36 131.66

先日行われた未公認大会

キムヨナ 204.49 73.37 131.12

GPファイナルにおいて浅田は2回トリプルアクセルを試みるもいずれも不完全、公式大会では一度も成功していない。
一方、キムヨナも先の大会では出だしの3回転-3回転に失敗、二人とも未だ完璧といえる演技をしていません。

もし、浅田がトリプルアクセルをフリーで2回成功したら、もし、キムがバンクーバーのような完璧な演技を披露したら、どちらが金メダルを掴み取るか、キムの2連覇か?、浅田の涙の初優勝か?、はたまた二人以外から優勝者が出るのか興味は尽きないですね。

私は浅田の演技にはキムに及ばない決定的に足りないものがあると感じています。
それは、何か?

それは、ズバリ演技の妖艶さとでもいいましょうか。
キムの演技には、バンクーバーから変わりありませんが大人の妖艶さ・色気というものが演技に満ち満ちていて、完璧にジャンプをこなし、荒川静香のような雰囲気を漂わせている。
一方、浅田の方はというとGP予選、それからファイナルで見られるように女性らしい妖艶さは出てきましたが、妖艶さ色気という点では、まだまだ、キムにワンランク見劣るような気がします。

まあ、男性ファンの私から一言で言えば、キムは恋愛経験を沢山積んだ大人の女性の魅力、浅田はというと恋愛経験にまだ一殻抜け出せない、或いは一皮向けないといった色気でしょうか。

当然、オリンピックまでにはキムも完璧に仕上げて来るでしょうし、浅田には完璧なトリプルアクセルが2回飛べれば、勝機が出てくる。世界で一人しか飛ぶことができないトリプルアクセルを2回披露することができれば、誰も浅田の得点にイチャモンを付ける人はいないでしょう。
心・技・体、浅田真央!頑張れ!誰もがソチでの金メダルを期待しているぞ!

ところで、全日本フィギアが自宅近くのさいたまスーパーアリーナで行われるので、インターネット、携帯、固定電話と駆使して切符を取ろうとしましたが、全くダメでした。とに角、繋がらない!やっとインターネットが繋がった思ったら、既にソールドアウト、いやはや全くダメな結果と相成りました。
当日はテレビ観戦ですね。 

埼玉高校サッカー及び大宮東を話題に取り上げない理由について

2013-12-05 05:01:58 | 高校サッカー
高校サッカーを話題に取り上げるのは本当に久し振りです。
息子が大宮東を卒業して以来、このブログもスポーツ一般の話題を多く取り上げるようになり、最近は殆んどブログを更新していないにも拘わらず、毎日このブログをご覧になって下さる方がおられるようで、ありがとうございます。

もし、埼玉の高校サッカー及び大宮東サッカーについて期待しながら、当ブログを閲覧する方がいらっしゃいましたら、今後、話題としては埼玉県の高校が選手権等の大会で決勝あたりまで進まない限り、余程の事が無い限りは取り上げることは無いと思います。

最近の埼玉もインターハイで西武台とか正智深谷とか頑張っていますね。意外だったのは、早くも昌平高校が台頭して来たことですね。サッカーに力を入れ出したことは知っていましたが、予想外の速さですね。こんな嬉しい話題がある一方、取り上げない最大の理由は、大宮東の成績低落傾向に歯止めが掛からないことでしょうか。

2008年度 選手権予選ベスト4
2007年度 選手権予選ベスト4
2006年度 インターハイ出場、選手権予選ベスト8

常に優勝を争っていた武南高校、西武台高校、浦和東高校、市立浦和高校、正智深谷高校などに大きく水を開けられてしまいました。今や、埼玉の高校の中ではセカンドグループになってしまった。話題として、取り上げたくとも、取り上げる話題性がない、かっての父母関係者としてグランドに足を運びたくても、大宮東グランドが主戦会場だったのが、試合が埼工大Gだったり、西武台Gだったり、西武台Gには良く足を運んだのですが、いかんせん、この試合に勝ったら次の試合を応援に行こうと思っても直ぐに敗退してしまって応援に行けない・・・。残念です。

息子の時代から、このままでは先々厳しいと感じて、父母会の納会の席とか試合帰りにとか大宮東の足りない点について、外部の意見として福島監督、部長先生、校長先生、新田OB顧問には提言していたのですが、時代の流れと云うか、心配していたとおりのことが現実化してしまったというのが実感です。ようするに話題として取り上げたくとも、成績不振では取り上げようもないですものね・・・。
一度、父母会の納会に呼んでいただければ、内部では中々言えない外からの意見も提言できると思うんですが・・・、まあ、難しいか・・・。
父母会の皆さん、かっての武南、大宮東の2強時代の栄光は、ハッキリ言って難しいと思いますが、市立浦和が頑張っているように、サポートの仕方によっては、まだまだ埼玉の中で優勝争いに加われる実力はあると思っています。頑張ってサポートしてください。

それから、高校サッカーを取り上げなくなった2番目の理由として、少年サッカーを取り巻く環境の変化ですね。
先日、本当に久し振りにテレ玉で江南南と上尾朝日の少年団の決勝戦を見ました。ここで言えるのは、ジュニア世代も、次のジュニアユース世代も、既に別の大きなステージがあると云うことですね。クラブの台頭に伴い、少年サッカーの環境が大きく変わってしまった。高校世代も同様で、既に高校選手権の意義さえあるのかと思える程、大きく変貌してしまったということです。
ようするに、私の興味が子供の卒業と同時に、その後の少年サッカーを取り巻く大きな環境の変化に伴い、少年サッカーに対して興味を削がれてしまったということです。

高校サッカーの話題を期待して訪問してくださる方には大変申し訳ありませんが 今後、少年サッカーを話題として取り上げることは、残念ながら余程のことが起こらない限りないと思いますので ご了解ください。
なお J リーグの試合とか代表の試合とか海外組の活躍については常に興味を持って毎試合観ておりますので、もしスポーツ全般に興味があるという方は、よろしかったら引き続き当ブログをご訪問ください。

最近、HAN時代の資料を始末していたら、最後の水戸での高円宮杯で柏レイソルとの資料が出てきました。柏レイソルとは0対0、FC東京とは2対3と接戦しており、現日本代表の酒井宏樹とか工藤壮人とか指宿とかがメンバーにおり、当時のHANは改めて本当に強かったんだなと思いました。直接は対戦がなかったけれどマリノスの斉藤学なんかも同期なんですね。懐かしく思って資料を見ていた次第で、日本代表の応援も更に力の入れようが変ってくるというものです。

駅伝、マラソンシーズン、ソチオリンピックと話題は尽きないですね。スポーツ好きの独り言、よろしかったら引き続きご訪問ください。

川内優輝 福岡国際マラソン3位

2013-12-04 20:57:47 | 陸上
超久しぶりのブログ更新となりますが、いよいよ駅伝・マラソンシーズンの到来ですね。
プロバイダの変更とか色々手続きがあって内容に関して詳しく触れられなかったのですが、川内君の位置付けとしては、福岡国際マラソンは目標タイムを設定して今後日本代表を目指すか否かを分岐点にする大事なレース。

テレビを観ていて感じたことは、このレース全体をどのように評価するかといいう点だと思います。優勝候補のギタウ、ゾスト、モグスが後半失速する中、目標としていた7分30秒に95秒届かない2時間9分5秒、中盤で果敢に飛び出し、三位に粘ったと評価するのか、優勝争いに全く加われなかったと評価するのか、微妙ですね。

私的には、中評価、70点というところでしょうか。
川内君、それから、これはロンドン、ロシア世界選手権入賞の中本選手にも言えることなんだが、川内君には足りないものがあります。これは中本選手もそうなんだけど、中本選手の場合はビッグレースでも確実に自分の走力で押しきる力がある。

一方、川内君の場合は、熱さに弱い。また、絶対的にスピード力に欠けるので
アフリカ勢のスピードの上げ下げに対応できない。もっと、5000mと10000のスピードに磨きを掛ける必要があると思います。

私は、メキシコオリンピック銀メダリスト君原選手を育てた故高橋進コーチのマラソン15回限界説に一理あると思っています。野口選手が世界選手権で棄権をしたのも、正に15回限界説を地で行っていると再確認できました。

トップ選手としての活躍には、限界がある。

頑張れ!コバトン川内優輝!
 



高梨沙羅が巻き起こすジャンプ革命 PART3 / そしてフライングを飛ぶ日

2013-04-14 07:16:32 | ソチオリンピック
スキー(たぶんスケートも同じ)を加速させるのも、スピードをコントロールするのも全て足裏感覚にあります。スキー用語で加圧と言いますが、いかに足裏全体でスキーを押し出せて加速させ、なおかつ、安定した姿勢で踏み切れるか、助走路は、ご承知のように溝が切られていますが、90km前後のスピードで滑り降りてくる途中、板は常にバタついたり、横に振られたりと、凍結した助走路を安定的姿勢で滑り降りるのは至難の業です。ちょとしたタイミングで助走のバランスを崩したり、腰が引けたりしてこれが踏切のタイミングに影響します。

バランス良くスキー板に乗り、誰よりも低い助走姿勢で空気抵抗を抑えスピードを出す力、風を読んでの修正力など、踏切の力を余すことなくカンテに伝えられる能力が最も高い次元で行うことができている。
152センチの小柄な身体で圧倒的な飛距離を生める沙羅ちゃんは、この足裏感覚による、加速・安定度・踏切での無駄ない飛び出し、高い精神的集中力を発揮し、この時点で勝負は既に決しています。これが男子顔負けの飛距離を生む沙羅ちゃん最大の強さの秘訣です。課題は着地のテレマークなのですが・・・。

高梨沙羅 W杯初優勝



さて、大倉山で既に141m飛んでいる沙羅ちゃんがフライングを飛ぶ日はいつでしょうか。恐怖心を乗り越えて200mを飛ぶ日が来るか?
素晴らしい男子のフライングを見ながらながら想像したいと思います。

SKI JUMPING WORLD RECORDS (1966 - 2011)

高梨沙羅が巻き起こすジャンプ革命 PART2

2013-04-07 06:10:44 | ソチオリンピック
スキージャンプはルール上長いスキー板を履ける長身選手が圧倒的有利と言われています。揚力を得るための助走のスピードは板が長い方が有利、また、沢山の面積で風を受けられるため浮力を得られるには板が長い方が有利、ということです。

かってはスキー板に規制はありませんでしたが、まず、「身長+80cm」という板のルールが導入され、その後、「スキーの前の方が長いと有利」だということから、スキーの先端からビンディングの位置が決められ、やがてルール改正の矛先はスーツにも及び、一定の通気性を持ったもの、帆のような役目を持たせるような余分な生地の部分がないよう体にフィットさせること、などが加えられました。

ルール改正は強い日本叩きのためなどと言われましたが、長野オリンピック個人金メダルの舟木選手や岡部選手はこのルール改正に翻弄された口ですね。さらに選手たちは、空中からなかなか落ちないためには低体重が有利であるとして、過度の減量をするようになり、そこへ持ってこられたのが、現在の145%の板のルールと、減量のし過ぎ防止のためのルールです。

現在のルールはこちらに詳しいです。(ジャンプ雪印メグミルク

2013世界選手権混合団体ジャンプの結果です。
高梨沙羅
1本目 90.2k 101.5m
2本目 90.3k 106.5m

サラ・ヘンドリクソン
1本目 89.9k 99m
2本目 89.9k 104.5m

竹内択(北野建設)
1本目 87.5k 100.5m
2本目 87.5k 101.5m

シュリーレンツァウアー(男子2013W杯総合優勝:W杯通算50勝最多優勝者)
1本目 87.7k 99m
2本目 87.8k 100m

当然、女子と男子ではゲートの位置が違うので助走スピードも違う訳ですが、どうですか、別格の二人のサラはそんなの関係ないと言わんばかりに男子以上の飛距離を飛んでいます。サラ・ヘンドリクソンに至っては、個人戦では106m飛んでも完璧なテレマークを入れてきます。女子と男子で約2.5kのスピード差、竹内選手は4人目の1回目、2回目とも1位です。言わずもがなシュリーレンツァウアーは、現在の第一人者です。かっての圧倒的強さを誇ったニッカネンのような力強さはないですが。

スキージャンプでは明らかに低身長は不利であると言われる中で、身長152cmの沙羅ちゃんが誰よりも飛距離を伸ばせる秘訣は、誰よりも低い安定した助走姿勢にあると考えています。私は、これを、V字革命までとは言わないまでも、高梨流助走革命と呼ぶことにしました。

続きはPART3で。

ヘナチョコ・・・沙羅が始球式

2013-03-31 13:52:19 | 野球
沙羅ちゃんが昨日の巨人VS広島戦の始球式に登場しました。
日刊スポーツによると

世界女王は飛距離が伸びず、着地に失敗?広島安部の背後を通過するワンバンド投球となった。「私のヘナチョコボールもしっかり捕ってもらって尊敬しました」
「野球の聖地で投げられて私のこれからの自信になります」と終始、笑顔で話していた。

それにしてもちっちゃい。
菅野185cm、沙羅ちゃん152cm
でも、どうしてどうして投球フォームは堂には入っています。

日刊スポーツより



高梨沙羅が巻き起こすジャンプ革命 PART1

2013-03-31 06:23:53 | ソチオリンピック
今季W杯総合優勝!16戦8勝と圧倒的飛距離で総合優勝を果たし、ソチオリンピック期待の星としてこのブログでも取り上げましたが、さて、ソチでも金メダルが期待される訳ですが、沙羅ちゃんの強さの秘訣に迫ってみたいと思います。

まずは、前置きですがジャンプ革命という表題にしていますので、何が革命なのかジャンプの変遷について見ていきたいと思います。

1 初期の頃のジャンプ 1936(Skispringen Ski Jumping)


2 上の手をグルグル廻すスタイルから次に手を前方に投げ出すスタイルに移行したと思いました。(1と2は戦前のスタイルなので順序が逆かもしれません)


3 笠谷幸生 ・ 日の丸飛行隊 札幌オリンピック (1972年)

手を身体の前で組み、スキー板を平行に揃えて飛ぶスタイル

4 札幌オリンピック以降日の丸飛行隊は不調に陥り、世界のジャンプ界は助走路における姿勢をより風の抵抗を少なくするために身体の前で組むスタイルから後方に構えるバックハンドスタイルに移行しました。確か日本では伊藤高男という選手が最初に試みたと記憶しています。

そして、ジャンプ界の最大革命となった、ヤン・ボークレブ選手のV字ジャンプ、失敗ジャンプから偶然この方法を身につけたようです。当初は、飛計点で減点されていましたが、ボークレブ選手はこの年ワールドカップで5勝しました。次第に取り入れる選手が増えるに従い、飛計点の採点基準が見直しされました。
日本で最初に取り入れ、自分の物にしたのが、複合の荻原健司選手ですね。余りの圧倒的強さによって、この当たりから複合の配点が見直される日本叩きが始まった訳です。

5 V字革命 28.12.1988 SAPPORO ヤン・ボークレブ


長身選手が圧倒的に有利と言われている中で、どうして高梨選手が飛距離を伸ばせるのか?

高梨沙羅大倉山バッケンレコード141m


PART2に続く・・・。

川内 ホッ 異動なし

2013-03-30 06:39:04 | 陸上
今日の30日の日刊スポーツによるとどうやら川内君の今回の異動はなかったようです。
在籍5年目も春日部高定時制事務職員として、正午過ぎに出勤し、午後9時半までの勤務のようです。

「川内君の希望や職場の事情も鑑みて総合的な判断となったようです」県庁関係者談話
う~ん、今や日本を代表するマラソン選手に成長した川内君ですが、DeNAを断ったように記録が出ようが出まいが一生涯マラソン競技を続けたいんでしょうね。
埼玉県ももう少しマラソン練習に専念できる職場環境を用意できないものでしょうか。川内君が受け入れるか、DeNA同様断るか本人次第ですが、たぶん、後者なんでしょうね。
私が人事担当者だったら、リオまでそうしちゃいますが、後、残業が無いとか少ない部署へ異動とか、これも本人次第ですが・・・。


川内選手4~5月出場予定レース
4月07日 幸手さくらマラソン 10マイル
4月17日 本庄早稲田の杜ハーフマラソン
4月21日 長野マラソン
4月27日 日本選抜和歌山 5000m
5月04日 春日部大凧マラソン ハーフ
5月05日 日刊スポーツ豊平川マラソン ハーフ
5月12日 仙台ハーフマラソン
5月19日 高橋尚子杯ぎふ清流ハーフマラソン
5月26日 黒部名水ロードレース ハーフ

いやはや過密レースであちこち引っ張りだこですね。もう少し疲労を考えて移動時間の少ない関東周辺の大会に絞ったらなんて余計なことなんでしょうね。

いやはや、それにしても人事異動だけでスポーツ新聞を動かし記事にしてしまう川内君、人気沸騰?ですね。

川内優輝強さの秘訣-PART2

2013-03-27 19:37:16 | 陸上
川口選手の強さの秘訣は何か?
マラソンはよく30kmからが本当のマラソンの苦しさだと言われております。事実、男子では佐藤悠基が沈んだり、女子では福士加代子が期待されているほど記録が出せていない。福士選手の場合、初マラソンの醜態がまだまだトラウマになっているんだろうと思います。
マラソンでは失うものは何もないので、思い切って中山選手のように出だしから思い切って行ってしまえばなんて思いますが中々そうは行かないようですね。30kmまでのレースとマラソンは全く別物です。

それに対して、川内選手の場合は、マラソンに対して全く恐怖感を持っていないことが最大の強みであり強さの秘訣だと言えます。
初マラソンから3月17日のソウルマラソンまで既に22戦、ここ1年間に限って言えば、11戦8勝です。この人並み外れたマラソンの経験が強さの秘訣だと思います。草マラソンも代表選考も今の川口選手にとっては、日常の練習の一環位の感覚なんでしょうね。マラソンの体幹的な基礎体力も普段からマラソンの場数を数多く踏むことで体に染みついてきている。だから、それなりのスピードも付いてきたし、マラソンの基礎体力もあるからいつ大会に出てきても大きな失敗レースがない。この1年間の好成績がそれを物語っていると思います。今は走ることが楽しいと言っていますから怖い物なしですね。

一方、実業団の選手は30km以降のスタミナにビビってしまって、練習方法に思考錯誤しているのではないでしょうか。だから、一度良い成績が出せても続けて成績が残せない。距離に対する不安を無くすためには、川内選手のように気楽にマラソンレースに出場して距離に対する恐怖感を取り除くのも一つの方法かもしれません。

次に、川内選手は代表選考のような大きなレースに何回も経験するうちに次第にスピードにも慣れてきた。30km以降の距離に不安がないので、平均5km15分のペースにも対応できるようになり、後半も15分15秒前後でまとめられる走力が身に付いてきた。どんなに苦しくともストイックに最後まで諦めない。(元祖山の神今井、ロンドン6位入賞仲本、今飛ぶ鳥を落とす勢いの丸山まで振り切ってしまう粘り、仕掛け)

自己最高記録を出した別大毎日が典型的な例です。
05k 00:15:00 15:00
10k  00:30:19  15:19
15k  00:45:26  15:07
20k  01:00:47  15:21
25k  01:16:00  15:13
30k  01:31:17  15:17
35k  01:46:27  15:10
40k  02:01:43  15:16
Finsh 02:08:15  06:32

ソウルマラソンは恐らくもっと早いペースで進んだと思いますので、後半は16分位まで落ち込んだかもしれません。今後、6分代、7分代を狙うには15分前後の平均ペースで押し切れるもう一段階上の粘りが必要となります。

では川内選手に欠点は無いのかというと、欠点はズバリ、スピード不足です。これは、仲本選手、堀端選手にも共通するものでペースメーカーが外れてからの14分30秒/5kmに急激にスピードアップするアフリカ選手のスピードの切り替えに全く対応できないことです。

では、スピード練習をもっとする必要があるか。う~ん難しい課題です。スピード練習の負荷、距離練習の負荷は、実業団流ならケガに繋がりかねません。日本人がどんなにスピード練習をしてもゲブレシラシエやボルトになれる訳ないですよね。
私は、日本選手がオリンピックや世界選手権でメダルを取るためには、奇襲戦法しかないと思っています。ペースメーカーの付かない大会で、北京オリンピック女子のコンスタンティナ・トメスクのようにスタートで飛び出しそのまま逃げ切る、アテネでの野口選手のように20km過ぎの坂を利用してのロングスパートを仕掛けそのまま逃げ切ってしまう。15分/5kmの平均ペースで走れる走力、20km以上のロングスパートの出来るそういったスピード・体力といった練習を積み上げていった方が良いのではないかと思います。

1年位前なら実業団に喝!喝!喝!となるんでしょうが、今や、藤原新と並んで日本を代表するマラソンランナーに成長した川内優輝、マラソン22戦目にして、自己記録を更新する勢い、今のところは全く高橋理論なんて関係ないと言わんばかりに我が道を行く川内優輝。
2013モスクワ世界陸上が楽しみです。
実業団が日本記録を破るくらいの結果を出すか、さもなくば、川内式マラソンメソッドを見習うべき段階に来ているかもしれません。


左股関節と太股裏の故障を押して、さいたまシティマラソンに出場して来たそうですが、ケガの具合が心配です。そんなこととはつゆ知らず、応援で丸山文裕の1.01.15を狙って行けなんて声を掛けていた自分が・・・です。

ところで、川内君この4月に人事異動があるようですが、定時制からどの部署に異動するんでしょうね。埼玉陸協から律儀に埼玉県庁のユニフォームを身に纏い、今やかっての瀬古選手並に注目を集めるようになったわけですが、埼玉県はどのように処遇するつもりでしょうか。
高校事務なら県立はあちこちにありますし、同じ定時制高校なら浦和高校?、はたまた、練習に専念できる部署への異動なのか、いずれにしても、マラソン好きな私にとってはこれからも注目して行きたいと思います。

川内優輝強さの秘訣-PART1

2013-03-26 11:06:14 | 陸上
川内選手自己記録
1500m 3分50秒51 2012.9.22  日体大長距離記録会
5000m  13分58秒62 2012.9.23  日体大長距離記録会
10000m 29分02秒33 2010.6.20 ホクレンディスタンス
ハーフマラソン 1時間02分18秒 2012.2.5  香川丸亀国際ハーフマラソン
30Km 1時間29分31秒 2013.2.17 熊日30キロ 日本歴代6位
マラソン    2時間08分14秒 2013.3.17 ソウルマラソン 日本歴代16位
50Km      2時間51分45秒 2012.6.17 隠岐の島ウルトラマラソン

この4月から発足するDeNAの誘いを断った異色の公務員ランナー川口優輝、実業団からの嫌われ者ですね。今日は川内選手の強さの秘訣を探って見たいと思います。
メキシコオリンピック銀メダルの君原選手を育てた故高橋進コーチは、マラソン15回限界説というものを言っていたような記憶があります。イカンガーとか数名の実例選手の記録を挙げながら、瀬古が入っていたかどうかは記憶にありません。
どの様なことかというと、マラソンの記録は15回位までが最大のパフォーマンスを発揮できて、どんな一流選手でもその後は目に見えない蓄積したマラソンの疲労で本人に自覚意識がなくとも記録は自然と下降線を辿るというような内容だったと思います。

川内選手がDeNAの誘いを断ったのは実業団の上から指示された練習は自分には合わない、練習のし過ぎは故障の原因となるので「指導者に従うつもりはない」といった理由だった思いますが、自分なりに練習方法を工夫し、結果を残している自信ですね。

ある記事だったと思いますが、実業団の選手は多い時で月間約1000km、(もっと多く走っている選手もいるかもしれません。)一方、川内選手と言えば普段の練習は月間600km程度の練習量だそうです。普段練習出来ない分を練習の一環として毎週のように地方のマラソン大会・海外の大会に出場して練習に当てているという訳です。

実業団の選手は年に1回位しかマラソンに出場しないので、大会に向けて数ヶ月位前から大会に向けて距離を踏む練習をします。有力選手となれば、スピード練習、距離練習の過程を繰り返し、記録を狙うためにもっとスピード練習、もっと距離を踏めば強くなれる。と練習を積む訳ですが、その過程においてケガを誘発し、ケガで試合を欠場したり、本番の時にはケガで十分な練習が積めずに本調子になかったとか、絶好調と本人は思っていても蓄積疲労で思うように力を発揮できなかったという失敗レースに終わるという訳です。
高橋理論の検証というわけではありませんが、

藤田敦史(駒沢大→富士通)日本歴代2位(当時歴代最高)
1999年3月 2  2時間10分07秒 びわ湖毎日マラソン
1999年8月 6  2時間15分45秒 世界選手権セビリア大会
2000年12月 優勝 2時間06分51秒 福岡国際マラソン 日本歴代2位(当時歴代最高)
2001年8月 12  2時間18分23秒 世界選手権エドモントン大会
2002年3月 優勝 2時間11分22秒 東亜マラソン
2005年3月 10  2時間12分30秒 びわ湖毎日マラソン
2005年12月 3  2時間09分48秒 福岡国際マラソン
2006年12月 8  2時間11分50秒 福岡国際マラソン
2007年2月 優勝 2時間10分23秒 別府大分毎日マラソン
2007年12月 8 2時間12分29秒 福岡国際マラソン
2009年3月 10 2時間14分00秒 東京マラソン2009
2009年9月 8 2時間12分54秒 ベルリンマラソン
2011年2月 5 2時間12分26秒 別府大分毎日マラソン
マラソン全成績 13戦3勝 

佐藤敦之(早稲田大→中国電力)日本男子歴代4位
2000年3月 びわ湖毎日マラソン 4位 2時間9分50秒 初マラソン、当時学生最高記録
2001年12月 福岡国際マラソン 11位 2時間14分41秒
2003年3月 びわ湖毎日マラソン 5位 2時間8分50秒
2003年8月 世界陸上パリ大会 10位 2時間10分38秒
2004年3月 びわ湖毎日マラソン 4位 2時間8分36秒
2005年10月 シカゴマラソン 16位 2時間19分44秒
2006年3月 びわ湖毎日マラソン DNF 途中棄権
2007年2月 別府大分毎日マラソン 2位 2時間11分16秒
2007年12月 福岡国際マラソン 3位 2時間7分13秒 日本男子歴代4位
2008年8月 北京オリンピック 76位 2時間41分8秒 全完走者で最下位
2009年4月 ロンドンマラソン 8位 2時間9分16秒
2009年8月 世界陸上ベルリン大会 6位 2時間12分05秒
2010年2月 東京マラソン2010 3位 2時間12分35秒
2011年10月 シカゴマラソン DNF 途中棄権
2012年11月 大阪マラソン2012 3位 2時間16分28秒
マラソン全成績 15戦優勝なし

油谷繁(山口県立美祢工業高→中国電力)日本男子歴代8位
2000年3月 びわ湖毎日マラソン 7位 2時間10分48秒 初マラソン
2001年3月 びわ湖毎日マラソン 3位 2時間07分52秒 日本男子歴代8位
2001年8月 世界陸上エドモントン大会 5位 2時間14分07秒
2003年2月 東京国際マラソン 2位 2時間10分11秒 .
2003年8月 世界陸上パリ大会 5位 2時間09分26秒
2004年8月 アテネオリンピック 5位 2時間13分11秒 五輪5位入賞
2006年4月 ロンドンマラソン 13位 2時間14分49秒 .
2007年2月 東京マラソン DNF 途中棄権 .
2007年12月 福岡国際マラソン 5位 2時間10分30秒 .
2008年12月 福岡国際マラソン 10位 2時間13分48秒 .
2011年2月 別府大分毎日マラソン 13位 2時間19分05秒 .
2011年12月 防府読売マラソン DNF 途中棄権 ラストラン
マラソン全成績 12戦優勝なし
上の藤田敦史、佐藤敦之、油谷繁の3選手は、記録的には日本のトップランナーですが、早い段階で日本記録或いは歴代記録に迫る記録を出しながら、油谷選手を除けば記録も成績もいま一つ期待に応えられていないといったところでしょうか。
因みに3選手とも藤田選手13戦、佐藤選手15戦、油谷選手12戦と、12戦から15戦でマラソンへの出場が途絶えている(油谷選手引退)ことは、故高橋進コーチのマラソン15回限界説を裏付ける結果になっていると思います。実業団の常識?練習のし過ぎ?の結果かどうかは私にも分かりません。因みに女子の金メダルランナーはどうでしょうか。

高橋尚子 シドニー金メダル
1997年1月 大阪国際女子マラソン 7位 2時間31分32秒 初マラソン
1998年3月 名古屋国際女子マラソン 優勝 2時間25分48秒 日本最高記録(当時)
1998年12月 バンコク・アジア大会 優勝 2時間21分47秒 アジア最高記録(世界歴代5位)(当時)
2000年3月 名古屋国際女子マラソン 優勝 2時間22分19秒 大会記録
2000年9月 シドニーオリンピック 優勝 2時間23分14秒 金メダル獲得・五輪最高記録
2001年9月 ベルリンマラソン 優勝 2時間19分46秒 世界最高記録(当時)

2002年9月 ベルリンマラソン 優勝 2時間21分49秒 マラソン6連覇(欠場除く)
2003年11月 東京国際女子マラソン 2位 2時間27分21秒
2005年11月 東京国際女子マラソン 優勝 2時間24分39秒
2006年11月 東京国際女子マラソン 3位 2時間31分22秒
2008年3月 名古屋国際女子マラソン 27位 2時間44分18秒 公式上現役最後のレース
マラソン全成績 11戦7勝

野口みずき アテネ金メダル
2002年03月 名古屋国際女子マラソン 優勝 2時間25分35秒 初マラソン
2003年01月 大阪国際女子マラソン 優勝 2時間21分18秒 大会記録、日本国内最高記録
2003年08月 世界陸上競技選手権パリ大会 2位 2時間24分14秒 アテネ五輪内定
2004年08月 アテネオリンピック 優勝 2時間26分20秒 日本選手二人目の五輪女子マラソン優勝
2005年09月 ベルリンマラソン 優勝 2時間19分12秒 世界歴代3位、日本最高記録、大会記録
2007年11月 東京国際女子マラソン 優勝 2時間21分37秒 大会記録
2012年03月 名古屋ウィメンズマラソン 6位 2時間25分33秒
2013年03月 名古屋ウィメンズマラソン 3位 2時間24分05秒
マラソン全成績 8戦5勝 ケガで北京オリンピック出場辞退

渋井陽子 日本歴代2位
2001年1月28日 第20回記念大阪国際女子マラソン 優勝 2時間23分11秒 当時初マラソン世界最高記録
2001年8月12日 世界陸上エドモントン大会 4位 2時間26分33秒
2002年10月13日 シカゴマラソン 3位 2時間21分22秒
2004年1月25日 第23回大阪国際女子マラソン 9位 2時間33分02秒 アテネ五輪代表選考レース
2004年9月26日 ベルリンマラソン 優勝 2時間19分41秒 当時日本最高記録 2005年3月13日 第26回名古屋国際女子マラソン 7位 2時間27分40秒 世界陸上代表選考レース
2006年3月12日 第27回名古屋国際女子マラソン 2位 2時間23分58秒
2007年1月28日 第26回大阪国際女子マラソン 10位 2時間34分15秒 世界陸上代表選考レース
2007年11月18日 第29回東京国際女子マラソン 7位 2時間34分19秒 北京五輪代表選考レース
2008年11月16日 第30回東京国際女子マラソン 4位 2時間25分51秒 世界陸上代表選考レース
2009年1月25日 第28回大阪国際女子マラソン 優勝 2時間23分42秒
2011年2月27日 東京マラソン2011 3位 2時間29分03秒
2011年8月28日 北海道マラソン 3位 2時間35分10秒
2012年3月11日 第1回名古屋ウィメンズマラソン 4位 2時間25分02秒 ロンドンオリンピック代表選考レース
2013年1月27日 第32回大阪国際女子マラソン 8位 2時間32分41秒 世界陸上モスクワ大会代表選考レース
マラソン全成績 15戦3勝

高橋選手も野口選手も人一倍練習を積んだ選手であり、男子に比べて全成績は少ないですが女子ということを考慮すれば、高橋理論は的を得ているのではないでしょうか?先日の名古屋で復活した野口選手、世界陸上の代表には選ばれると思いますが果たして高橋理論との兼ね合いは如何でしょうか。救いは、北京以降2回しかマラソンに出場していなくて、その間、休養になっていたかどうかだと思います。

すいません。本題より前置きが長くなってしまいましたが、記録を載せていたらブログが長くなってしまったので、この辺にして、続きは次回にしたいと思います。

2013さいたまシティマラソン-川内優輝

2013-03-24 23:03:25 | 陸上
川内優輝がさいたまシティマラソンのゲストランナーとして出場するというので、今日スタート時間の8時30分前から中仙道大原橋下、第二産業道路見沼橋、さいたま新都心と自転車で駆けずり回り3カ所で応援してきました。
今や日本マラソン界のトップランラーに成長した川内君、ブッチ切りの1位でした。
優勝記録 1時間5分59秒 去年よりタイムが悪かったようですが、先週ソウルマラソンで2時間8分14秒(自己新)で走ったばかりで、陸上界の常識では推し量れない宇宙人ですね。
だけど、今、日本の長距離界で30km以上を走らせたら日本のトップにいるのは間違いないでしょう。
私が個人的に思う、2013世界陸上10000mの代表候補です。

1 佐藤悠基(日清食品グループ)27.38.25
2 大迫傑(早稲田大学)27.56.94
3 宮脇千博(トヨタ自動車)27.41.57
3 丸山文裕(旭化成)28.27.63
4 宇賀地強(コニカミノルタ)27.40.69
4 村澤明伸(東海大学)27.50.59
5 鎧坂哲哉(明治大学)27.44.30
6 竹澤健介

今、最も若手成長株と言われる宮脇選手を基準に比較してみたいと思います。
大迫、宮脇、東洋大の設楽兄弟、箱根駅伝優勝の立役者服部は1991年生まれの同世代です。丸山、村澤、鎧坂が90年生まれ。
10000m 27.41.57(11.11.26 八王子ロングディスタンス)※日本歴代6位
ハーフマラソン 1.00.53(12.3.18 実業団ハーフ)※日本歴代3位
30km 1.29.51(13.2.17 熊日30kmロード)
12年実業団ハーフ優勝
12年日本選手権10000m3位(1位佐藤悠基、2位大迫傑)
12年全日本実業団10000m4位(日本人1位)
12年ニューイヤー駅伝3区区間賞・区間新(区間記録保持)
12年都道府県駅伝7区2位
13年ニューイヤー駅伝1区区間賞
記憶にも新しい今年のニューイヤー駅伝 宮脇選手1区独走の区間賞でした。

2013全日本実業団ハーフマラソン(13.3.17)
1位 1:01:15 丸山 文裕(旭化成) 自己新 日本歴代8位タイ
2位 1:01:28 J.マイナ(富士通) 自己新
3位 1:01:43 N.ゲディオン(日清食品グループ)
4位 1:02:06 大石 港与(トヨタ自動車) 自己新
5位 1:02:09 A.ムワンギ(YKK)
8位 1:02:19 谷川 智浩(コニカミノルタ)

2013熊日30kmロードレース 結果(13.2.17)
1位 1:29:31 川内 優輝(埼玉県庁)
2位 1:29:34 丸山 文裕(旭化成)
3位 1.29.51 宮脇 千博(トヨタ自動車)
4位 1:29:55 設楽 啓太(東洋大学)日本学生新
5位 1:31:04 的場 亮太(小森コーポレーション)

2013青梅マラソン(13.2.17)
1位 伊藤 正樹(コニカミノルタ)1:30:21
2位 谷川 智浩(コニカミノルタ)1:31:09
3位 柏原 竜二(富士通)1:31:49

都道府県対抗男子駅伝7区アンカー(13.1.20)
1位 矢野 圭吾(日本体育大)37:54
2位 上野 裕一郎 (SB食品)37:58
4位 設楽 啓太(東洋大)38:05
8位 宮脇 千博(トヨタ自動車)38:23

宮脇選手を基準に比較すると現在の長距離界の強さが見えてきます。
10000m  27.41.57※日本歴代6位
ハーフマラソン 1.00.53※日本歴代3位
丸山選手の成績が光ります。さらにその上を行く、川内選手のポジションが見えてきます。。
主な成績
12.8.26北海道マラソン優勝2時間18分38秒
12.9.16シドニーマラソン優勝2時間11分52秒
12.12.2福岡国際マラソン 6位 2時間10分29秒 世界陸上モスクワ大会選考レース
12.12.16防府読売マラソン優勝2時間10分46秒
13.1.18エジプト国際マラソン優勝2時間12分24秒
13.2.3別府大分毎日マラソン優勝2時間08分15秒
13.2.17 熊日30kmロード 1時間29分31秒※日本歴代7位
13.3.17 ソウル国際2時間08分14秒※日本歴代17位
この間の中間もシティマラソンを走りまくりいやはや超人的なスケジュールで走りまくっています。アンビリーバブルとしか言いようがありません。
2時間7分代の実力は間違いないでしょう。どこかピンポイトで調整して記録を狙って欲しいものです。

それと設楽啓太君も10000mの記録が今ひとつもながら、学生陸上界のトップランナーに成長しているのが分かりますね。10000mでは大迫君に敵わないまでも20k以上のレースでは互角以上かもしれません。長距離に合いそうですね。
これからのトラックシーズンに駅伝での活躍期待できそうです。

川内優輝プロフィール
1987年3月5日生まれ
埼玉県久喜市在住。
埼玉県立春日部東高校・学習院大学卒
大学卒業後は埼玉県庁に入庁。埼玉県立春日部高校定時制の事務職として勤務の傍ら、埼玉県庁に所属し、市民ランナーとして各大会に出場。
東京マラソン2010では2時間12分36秒で4位。さらに2011年に開催された福岡国際マラソン選手権大会(第65回大会)では2時間9分57秒、東京マラソン2011では2時間8分37秒で、それぞれ日本人トップの3位に入った。ちなみに東京マラソン2011のタイムはフルマラソンの埼玉県記録とされている。また韓国大邱で開催された第13回世界陸上競技選手権大会に出場し、男子団体戦で銀メダルを獲得した。
最近では、8月26日に開催された北海道マラソンで優勝。さらに9月16日に開催されたシドニー・マラソンでは大会新記録で優勝した。また10月にブルガリアで開催される世界ハーフマラソン選手権大会に日本代表メンバーとして選出された。

自己ベストタイム
5000メートル13分59秒38
10000メートル29分2秒33
ハーフマラソン1時間02分18秒
マラソン2時間08分14秒

ソチオリンピック期待の新星!

2013-01-14 19:18:04 | ソチオリンピック
高校サッカー雪で中止になりましたね。

昔、大雪の決勝戦がありましたね。今日も雪かきをして開催するんだろうと思っていましたが、中止でした。

第76回全国高校サッカー選手権決勝
東福岡VS帝京 (1997年度) 1998年1月8日

雪の決勝戦 本山雅志 VS 中田浩二

この大会の主な活躍者

本山雅志 (東福岡)
千代反田充 (東福岡)
金古聖司 (東福岡)
古賀誠史 (東福岡)
手島和希 (東福岡)
中田浩二 (帝京)
木島良輔 (帝京)
遠藤保仁 (鹿児島実業)
小笠原満男 (大船渡)
巻誠一郎 (大津)

遠藤も小笠原もこの大会で活躍していたんですね。

雪と言えば1年後に控えたソチオリンピック
期待の新星!と言えば、女子ジャンプの高梨沙羅!
そして、今日、HBC杯ジャンプで初優勝した清水礼留飛(雪印メグミルク)。
1月12日はスキーの日、日本に初めて新潟県高田でレルヒ少佐が一本杖スキーを指導した日とされています。礼留飛はそのレルヒから取ったあて字ですね。ソチオリンピックに向けての超新星の出現です。

ところで、ソチオリンピックの金メダル候補一番手は、何といっても沙羅ちゃんですね。でも課題は着地ですね。飛距離で上回りながら、苦手としている着地でテレマークを入れられないため、どうしても飛計点で劣ってしまいます。金メダルはテレマーク姿勢次第でしょうか。

世界一美しい飛行と言われ舟木のテレマーク!
船木・原田・岡部・斉藤 長野オリンピック ジャンプ (1998年)


沙羅ちゃんのテレマーク。俗に言う一足飛びランディングと言います。
飛計点で2点~3点減点されてしまいます。
Sara Takanashi 高梨沙羅 スキージャンプ女子 総合優勝!W杯今季8勝目


礼留飛クンのテレマーク
Reruhishimizu清水礼留飛81 0m2012AllJapanNH 02


そして、世界一美しいテレマーク、本当のテレマークはこちらです。
足を揃えてのジャンプから、V字ジャンプの変遷と着地を姿勢が取りづらくなっていますが、青地、金野の上を行く笠谷の微動だにしない着地!笠谷選手の着地は当時から外人選手には出来ないものでした。日本の選手も笠谷選手のテレマークを参考にして欲しいものです。

笠谷幸生 ・ 日の丸飛行隊 札幌オリンピック (1972年)




それから、そのうち機会があったら浦和レッズ原口元気についてちょっと触れてみたいと思っています。








ロンドンオリンピック金メダル

2012-08-12 23:52:38 | ロンドンオリンピック
眠い毎日と感動の夏が終わろうとしています。
マラソンは中本が6位入賞を果たしましたが、男子も女子も全然勝負にならなかったですね。
史上最多のメダルを獲得しましたが、ロンドンオリンピックの金メダルの個人的な位置付けをしてみました。

1位 ボクシング男子ミドル級     村田諒太(東洋大職)
2位 体操個人総合          内村航平(コナミ)
3位 レスリングフリースタイル66kg級 米満達弘(自衛隊)
4位 女子レスリング63キロ級     伊調馨(ALSOK)
5位 女子レスリング55キロ級     吉田沙保里(ALSOK)
6位 女子レスリング48キロ級     小原日登美(自衛隊)
7位 女子柔道57キロ級        松本薫(フォーリーフジャパン)

私の感動した順番だとこうなります。

1位 女子レスリング48キロ級     小原日登美(自衛隊)
2位 体操個人総合          内村航平(コナミ)
3位 ボクシング男子ミドル級     村田諒太(東洋大職)
4位 女子レスリング63キロ級     伊調馨(ALSOK)
5位 女子レスリング55キロ級     吉田沙保里(ALSOK)
6位 レスリングフリースタイル66kg級 米満達弘(自衛隊)
7位 女子柔道57キロ級        松本薫(フォーリーフジャパン)

サッカー女子、なでしこジャパン!私の中では一番最悪のメダルだと思っています。