光れ稲妻☆応援blog

子供の入学を機にチームの応援とチームの観戦記を自分勝手に綴るブログです。

埼玉高校サッカー情勢Ⅲ

2009-09-27 00:36:29 | 高校サッカー
パート3です。
「我らが街に凱歌は響き/浦和レッズ、初戴冠/著者:豊田充穂
たまたま最近豊田氏の本を目にしました。
2003年に浦和レッズがJリーグ初制覇した時に浦和出身の著者が浦和の王国復活に向けて、最後の"南高“全国制覇を果たした折の名MFでもあった浦和東・野崎監督(当時2004年に開催される埼玉国体の県高校選抜監督)を取材した大変興味深い内容です。

浦和を愛し、その復活を望んでいる豊田氏自身が、元Jリーガーの代議士からボランティアで少年団を教えるサッカー仲間のレベルに至るまで多くの人々から等しく指摘されている問題点について、かって現役選手として全国制覇した立場、そして指導者としてさいたまの現場に戻ってきた同氏に2004の地元埼玉国体に向けての強化の現状、そして県の代表監督としての立場で、この地(浦和)のフットボールの現況に関して取材したものです。当時の埼玉の若年層に対するサッカー環境に対して県の代表監督として、そして一高校の指導者として苦労されている様子が窺えます。

要約すると低迷の原因は、地域が一体となって取り組むべき『サッカーの環境づくり』という大テーマに対して埼玉という自治体ベースの環境整備が遅れてしまったことがこの様な事態を招いている。
その結果、選手、指導者の育成のための環境不備。それに伴うコーチ人材の不足。他を圧するサッカー少年団の層やクラブ数を誇っているにもかかわらず、その有望な才能を継続して体系的に育成してゆく基盤づくりが立ち遅れている。
「結果として、人材の流出という問題が起きている」

一つの例として国体強化のトレセン。埼玉県代表チームが浦和東のグラウンドを拠点に大会に備えるしかない状況にあり、準備できること、できないこと、環境面、チームの士気……いろんな面での強化の難しさを挙げています。
地元の国体に合わせて、現場レベルが一時的に動いたところでどうなるという次元の話ではない。大会が終わればみんな一介の高校の指導者に戻り、やれることには限界が見えてる。一朝一夕では解決できない問題が積み重なって、今日に至っている。
これだけ全国のレベルが上がり、情報も比較できる時代に選手もよりよい環境を求めるし、指導者も教え子をそこに送り出す。『流入』よりも『流出』の傾向になっている」
若年層育成のための指導や設備などを県の協会とレッズが足並みをそろえれば、もっと改善できる面が出てくるのではないか。等々難しさを挙げています。

興味のある方は「我らが街に凱歌は響き/浦和レッズ、初戴冠」をどうぞ。
ちなみに、地元埼玉国体は西武台守屋監督の下、河原(大宮東出:新潟アルビレックス→栃木FC)選手を擁し、大宮東、西武台、浦和レッズ等の選手を主力に3位となりました。
ちょっと前の取材であり、国体制度も当時のU-18中心から現在はU-16に移ってしまい、必ずしも現在の埼玉の状況に合っているか分かりませんが、過去の栄光の上にあぐらをかいてしまった結果→協会・自治体ベースの環境整備の遅れ→指導者・施設面の不足→魅力あるチーム・指導者の不足→有望な人材の流出と、こんな負のスパイラルの図式に落ち入っているのでしょうか。
言い換えると古き体質→環境整備の遅れ(ハード面・ソフト面)→低落化、何やら今の自民党のような感じがしなくもないですが・・・。

埼玉高校サッカー情勢について、元埼玉新聞記者河野正氏の寄稿、それから豊田充穂氏の取材を通して埼玉の置かれている問題点・状況を見てきましたが、私は中学の部活で指導者不在の中学校が7割までになるまで放置していたこと。この指導者の不足が中学世代全体のレベル低下をまねいてしまった。中学世代の空洞化を引き起こしたことが低迷の大きな要因の一つになっているのではないかと思います。
これらのことが要因となり、そのまま高校世代になっての人材不足、伸びしろを狭めているのではないか。はたまた人材を埋もれさせているのではないか。その辺を少しずつ改善して行けば全体のレベルアップに繋がり、ひいては埼玉全体の高校レベルの底上げになるのではないかと思います。
王国・埼玉復活のカギを握っているのは指導者にあるのではないか。
協会が今年から大学生派遣制度という制度をスタートさせましたが、部活で部員を50人以上抱えていたら一人の顧問では到底見きれないと思います。もっと大きな視点で少年団レベルから高校まで裾野を広げて協会がコーチの派遣制度を作ることができないものか。豊田氏が言うようにさいたま市はJリーグのチームを2チームも擁するれっきとしたJタウンです。サッカーの街を標榜しています。浦和レッズのエンブレムも旧埼玉高等師範学校をモチーフにしています。大学生派遣制度などと小さな枠に捉われず例えばJリーグ経験者によるコーチを学校・トレセンに派遣するとか。
かって高校サッカー御三家と言われた埼玉・静岡・広島の三県で広島は見事復活を果たしました。高校のトレセン制度にしても埼玉の場合、U-17以降(正確にはU-16年代の国体終了後以降ですね)活動が死滅しているのではないか。協会主催のストライカーキャンプにしても1泊2日の1回限りの開催では強化に繋がっているのか疑問です。
少年団から高校までを通してなんだかんだと言ってもやっぱり高校でも活躍してくれることが一番です。幸い埼玉には特色を生かせるチームが沢山存在しています。
公立高校ならば、稲妻ラインの大宮東・文武両道を地で行く市立浦和・野崎監督率いる浦和東・赤き地のイレブン浦和南
私立高校ならば、武南・西武台、最近力を付けてきた埼玉栄・正智深谷
確かにこれだけチームがあったら戦力が分散するでしょう。だからこそ、小学世代、中学世代の全体のレベルアップを図る必要がある。そして各高校が特色あるチーム作りをし、お互いに競い合うことができれば王国・埼玉復活に繋がるのではないか。関係者一丸となって復活を目指してほしいと思います。


高円宮杯第20回全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会 ベスト8決定

2009-09-23 21:26:45 | 高校サッカー


私がレベルが低いと言ったFグループ3チームとも1回戦突破のベスト8です。

浦和レッズユース 1 - 0 東京ヴェルディユース
FC東京U-18    3 - 1 広島観音
米子北      2 - 1 ジェフ千葉U-18

やっぱり注目は米子北です。シンプルサッカーがこの先どこまで通用するか。
予選ラウンド 米子北 0VS2 FC東京U-18
の試合の感想として
>私のサッカー感があるのかないのか・・・・。はっきり言ってレベルの高い試合からは程遠かったように思います。

・・・というのは、米子北の戦術は前半も後半も変わりなくとにかく徹底していました。それに付き合ってしまったFC東京。完敗した浦和レッズ。そういう強さがあるんだろうと思います。
米子北についてこんなスポーツナビの記事を見付けました。
Fグループの3チーム以外見ていませんが、米子北を全く寄せ付けなかったプリンス関東優勝のFC東京U-18がやっぱり優勝候補でしょうか。はたまた、記事にあるとおり躍進の中国地区チームとなるのか。

それにしても米子から駒場に来ていたおじいちゃん、おばあちゃん、晴れの国立、埼スタの舞台までお孫さん(確か6番だったと思います。)が連れて行ってくれるか楽しみですね。追っかけ冥利に尽きます。


埼玉高校サッカー情勢Ⅱ

2009-09-22 09:06:25 | 高校サッカー
埼玉高校サッカー情勢パート2です。
最近10年では武南が5度の選手権出場、ここ5年に限ると毎年出場チームが入れ替わる戦国時代・群雄割拠の様相を呈しています。
埼玉高校チームの弱体化は以前から言われていることですが、優秀な人材のJリーグチームや他県への流出、指導者の問題、魅力あるチームの存在、サッカー環境の問題と色々な原因が重なっていると思います。
人材面の流出から見ると93年にJリーグが開幕し、各クラブに下部組織が編成された訳ですが、まとめた表を見ていただければ93年以降の低迷振りが見て取れます。
指導者面については、以前に大学生の派遣制度のスタートを取り上げましたが深刻な指導者不足-中学部活遅きに失したのではというのは、こう言った面からも影響が出ているかもしれません。施設面の不足も要因の一つとなっているかもしれません。

元埼玉新聞記者河野正氏が「オーレ!埼玉2007」の15周年記念特集で「埼玉高校サッカーこの15年」と題して、この15年を振返ると共に、これからの復権について寄稿していますので紹介いたします。(一部抜粋、要約)
「埼玉高校サッカーこの15年」
武南と大宮東が埼玉の高校サッカーをリードしていた時代、2強を倒そうと本気でキバをむいてきたチームが多く、埼玉は全国的にも高い水準を維持できていた。
Jリーグの各クラブがユースを抱えるようになって、高校チームはクラブチームとの共存共栄せざるを得なくなったが、人材の確保・流出は今も昔も変わらない。
かって第70回高校選手権で優勝した帝京高校の主力の8割が埼玉の中学生だったこと。高校チームとクラブチームが対戦する高円宮杯でも18回を数える中、15回高校チームが優勝していることを例に、県内の優秀な中学生が、クラブに加入するからといって、埼玉の高校チームが弱体化したというのは理由にならない。
肝心なのは、魅力あるチームづくりに尽きる。このチームならではの特長をいかに打ち出すかということ。それはパスワークでもいいし、体力と走力を生かしたパワフルなチームでもいいし、少しばかり守備が弱くてもアグレッシブな攻撃を身上としてもいい。そして高校サッカーでしか味わうことのできない喜びと苦しみを、上手に選手に伝えられるかに懸かる。相応の努力と辛抱がいるが、これは埼玉の高校チームに携わるすべての人々に課せられた宿命ではないだろうか。高校チームは自分たちが頑張ることによって伸びしろもクラブチームより多い。歯ごたえのあるライバル同士が磨き合う環境がほしい。「人材確保の過当競争」というひとくくりの言葉に、低迷する原因を求めないでほしい。それは千葉県を筆頭に他地域の躍進と検討を見れば、言い訳できない。アイデアと工夫、そして何より勝ちたい、という闘争意識を選手と指導者が持つことだ。そして、かって埼玉で活躍し、指導者として戻ってきた浦和東・野崎監督、大宮南・森田監督、若い世代の埼玉栄・磯貝監督らに期待を寄せハッパを掛けています。

各高校でチームの特長を生かした魅力あるチームづくりに尽きる。
埼玉復権へのカギと言えそうです。

たまたま最近ある本を読む機会がありました。少し古くなりますが、2004年3月に発売された「我らが街に凱歌は響き―浦和レッズ、初戴冠/著者: 豊田 充穂」です。
同氏が浦和東・野崎監督に対して取材をしており、現在置かれている埼玉高校サッカーの現状とか課題とか大変興味深い内容が掲載されていますので、次回取り上げたいと思います。

埼玉高校サッカー情勢

2009-09-20 12:13:55 | 高校サッカー
このブログも9月でとうとう4年目に突入しました。息子が卒業したらブログも終わりにしようと思っていましたが、U-16の試合を観たら面白そうな選手がいるのでもう少し追っかけをしてみようかと思っていますが、個人的にスポーツ観戦が大好きな自分の気になる事を主に取り上げて行こうと思い、「東の風」さんのHPリンクから外して貰いました。つたない内容ですが、何故だかこの夏以降このブログを訪問してくれる方が急増しました。
無料のブログで管理しておりカウンター(実はブログパーツの付け方が今一つ分からないのと面倒くさいため)も付けていませんが、結構見に来てくれる方がいます。これからも私の勝手な思い込みの内容となりますが、悪しからずご了承の程を。

色々と気になることはあるんですが、今一番気になるのは浦和レッズ、山田直輝、原口元気の活躍でしょうか。少年団~中学世代~高校世代と全国を制覇した二人がこの先どんな成長を見せてくれるかですね。
息子が浦和という地区でサッカーを始めて少年団~中学世代~高校世代と過ごしてきた訳ですが、山田直輝そして原口元気と2年連続で小学校世代で全国優勝し、平成18年にもFC浦和が全国準優勝、平成20年度には全国優勝と小学校レベルでは全国クラスなのに、高校世代に必ずしも結びついていない。
FC浦和の選抜チームには昔から色々と議論もあるんですが、高校世代では「埼玉を制する者は全国を制す!」と言う言葉は「死後」となり、はっきり言って全国でも勝ち抜けないのが現状です。そこで最近の成績を出来るだけ調べて下の表にまとめてみました。



第71回大会で武南がベスト4になってから低迷が続き、最近では3回戦の壁を突破できていません。高校総体も同様です。寂しい限りです。元埼玉新聞記者の河野氏が2年前の「オーレ!埼玉2007」で復活への示唆的なことを書かれているので次回取り上げたいと思います。

第89回全国高校ラグビー埼玉県大会

2009-09-17 07:39:29 | ラグビー
「第89回 全国高等学校ラグビーフットボール大会埼玉県大会」
開会式が9月13日(日)、熊谷ラグビー場Aグラウンドにて、午前10時より行われます。(テレ玉録画放送)
サッカーも以前に総合開会式の開催を書き込みましたがやっぱり難しいんでしょうか?
選手権県大会の参加全校の総合開会式実施について

ラグビーでは今年、今までだったら考えられないことが発生しました。過去37年連続ベスト4の熊工がAシードを外れました。深谷と熊工のどちらかの高校がベスト4(ベスト16での武南VS浦東みたいなものです。)を前に敗退する訳ですが、他の高校のレベルが上がっているとは思えませんので熊工のレベルダウンとしか思えません。はたして37年間守り続けたベスト4の座を守ることができるのか。巻き返しはあるんでしょうか。


合同A:草加西・八潮南・吉川
合同B:浦和西・上尾鷹の台・秀明英光
合同C:桶川西・北本・熊谷西
合同D:本庄第一・熊谷農業


高円宮杯全日本ユースサッカー選手権大会 米子北VSFC東京U-18、静岡学園VS浦和レッズユース

2009-09-13 15:54:12 | 高校サッカー
今日は高円宮杯第20回全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会の第一次ラウンドが駒場であって、K君の弟君がいる浦和レッズが出場すると知って早速行って来ました。残暑!いや~本当に暑かったです。残念ながら弟君の出場はなりませんでした。


第1試合
米子北 0VS2 FC東京U-18(前半0:2、後半0:0) 




今家に戻ってきてこのブログを書いている訳ですが、米子北のことを全く勘違いしていました。米子北とFC東京の地区プリンスリーグの結果を調べ直していたらFC東京はプリンスリーグ関東を2年連続優勝!この大会も優勝候補の一角。一方、米子北はプリンスリーグ中国の2部、ひょっとしてインターハイでの出場権?(前橋育英がインターハイで優勝したのは知っていましたが、準優勝は島根県のチームと勘違いしていました。)米子北については全く知識になかったので、FC東京相手にどこまで試合を出来るんだろうな位しか思っていなく、たまたま、前の席にいたおじいちゃん(お孫さんの応援に来ていたようです。)に米子北は公立高校ですかと聞いたら、隣の娘さんが私立ですとお答え頂きました。(ありがとうございました。)
ところで試合のほうですが、第三者として試合への思い入れもなく、全くの先入観なしに試合を上の方から観ていると見えてくるものがあります。
この試合は非常に考えさせられる試合でした。試合中得点時間や前の席のおじいちゃんやおばあちゃんの独り言などをメモっていたのですが、私のサッカー感があるのかないのか・・・・。はっきり言ってレベルの高い試合からは程遠かったように思います。でもプリンスリーグ関東2年連続優勝に平成21年度高校総体準優勝チームの対決。初戦米子北は静岡学園高校に勝利しているし、FC東京U-18も浦和レッズと好試合、今日の浦和レッズV静岡学園も結構良い試合。
グループF
1 米子北高校(中国地域代表/鳥取県)
2 静岡学園高校(東海地域代表/静岡県)
3 FC東京U-18(関東地域代表/東京都)
4 浦和レッズユース(関東地域代表/埼玉県)

この先グループFがどんな戦いを展開していくのかわかりませんが、私の印象としてはレベルの低いグループだと思います。
浦和レッズと静岡学園も良い試合をしていたのですが、帰ってきて第1試合の成績を調べたら拍子抜けしてしましました。

第2試合
静岡学園 0VS1浦和レッズユース(前半0:0、後半0:1)

後半のPKは静岡学園GKが完璧に押さえたのに、再キックは気の毒でした。もっと早く主審が副審の上げている旗に気付くべきシーンだったと思います。余りにも完璧に抑えたと私も感じました。GKが早く動いて副審が旗を上げたものだと思います。一番近くで見ていた副審の判断ですので再PKはいたしかないのかなと思います。それから相手の反則の度にオーイと大きな声を上げて、自分のチームの反則には何もなし。応援になると声をあげるなというのは難しいのですが、初戦と今日の試合で自チームがいったい何枚イエローカードを切られてしまったか、退場者も出していますし、JFAのHPに公式記録が載っているので次の試合の反省になると思います。PKもイエローカードによる反則でした。

話は全く変わりますが、昨日のJリーグ、川崎F VS 鹿島Aの試合中の雨でのコンデション不良による中止ですが、う~んどうなんでしょうか。雨が降っても強風が吹いても雪が降っても試合はあるんだと思っていました。ブログのメインに使っている写真もドロンコ試合ですが、もっともっとヒドイドロンコ試合もありました。ユニフォームが家で洗えなくて公園まで持って行って10回位泥を落としたなんてこともありました。(カミナリは別)コミッショナーの最終判断ということですが、何年か前の誤審を思い出し、また岡田主審かなんてついつい思ってしまいました。

サッカー日本代表 ガーナ戦は何点?

2009-09-10 06:11:35 | サッカー
ガーナ戦逆転勝利!前半の5分位と後半しかテレビで観れませんでしたがとても評価の分かれる試合ではなかったでしょうか。
ガーナ戦のまえに、辛口でなるセルジオ越後氏のオランダ戦の評価です。
「ちゃんとサッカーしなさい」4強どころか1次L突破難しい/親善試合

さて、いつものyahooクイックリサーチ、今日の朝の時点の日本代表の評価です。

10点 9% 1977 票
 9点 6% 1288 票
 8点 16% 3649 票
 7点 20% 4576 票
 6点 18% 4145 票
 5点 13% 3004 票
 4点 8% 1870 票
 3点 6% 1212 票
 2点 3% 519 票
 1点 2% 459 票
 0点 4% 709 票
さすがにガーナ戦は後半の逆転勝ちを評価して、皆さん高評価です。課題の一つでもあった後半終盤での得点ラッシュが高評価の要因と思われます。
個人的には3点としました。
試合のゲームプランとして0点、とにかく海外で4点取って逆転勝利したことに6点、平均3点です。ガーナ戦はオランダ戦の反省を踏まえて、ゲームプランとして少なくとも最少失点に抑えて、そして日本は得点を取りに行くという展開で進めなければいけなかった試合。後半早々に2点目を許し、ガーナも3日前にW杯本戦出場を決めたばかりでの親善試合。油断もあったと思います。過去2回の海外でのW杯ではまだ1勝もしていない日本代表。来年の本番まで、もっともっとアウェーで強豪との試合で経験を積上げる必要があるんだろうと思います。

サッカー日本代表 オランダ戦は何点?

2009-09-06 07:43:28 | サッカー
yahooクイックリサーチの7時10分位の日本代表の評価です。
10点  3% 422 票|
 9点  1%  82 票|
 8点  2% 278 票| 
 7点  4% 581 票|  
 6点  8% 1371 票|  
 5点 15% 2504 票|  
 4点 12% 1935 票|  
 3点 19% 3251 票|  
 2点 10% 1713 票|  
 1点  8% 1326 票|  
 0点 24% 4061 票|  
来年の南アW杯予選を7戦全勝の圧倒的強さで突破し、最低でも4位以内、そして悲願の初優勝を狙っているオランダ代表。一方、ベスト4を目標に世界を驚かせたいとする岡田日本代表。6月のオーストラリア戦に続いて0点の評価が多いのは気になります。
以前に日本代表の決定力についての課題を取り上げ、少しずつではありますが改善されているようですが、日本代表の別の課題がまた浮き彫りになってきたようです。昨日の完敗を予測されるような記事が9月1日付けの朝日新聞スポーツ欄に掲載されていました。ご覧になった方はご存知だと思いますが。
昨日も後半先制されてから、選手にも疲れが見え始め、テレビでも控え選手を映し出していましたが、ベンチに残っているのが、駒野、阿部、岩政、今野、橋本、稲本、前田選手といった顔ぶれ、いかんせん守備的な選手ばかりで得点に絡めそうなのは前田選手位、試合を日本側に引き寄せそうな選手がいない。お決まりで闘莉王選手が前線に上がる展開に・・・。ベスト4を目標にしている岡田ジャパン、来年のW杯、はたしてこのまま大丈夫でしょうか。

パ・リーグの最強ナイン

2009-09-05 07:10:05 | 野球
プロ野球がセ・パ両リーグに分かれて60年。
朝日新聞beランキングにパリーグの史上最強のベストナインが選出されました。
選出者:関根潤三氏(82野球解説者)、江本孟紀氏(62野球解説者)、近藤唯之(79野球評論家)、水島新司氏(70漫画家)の4人のポジションごとの投票によるものです。
いぶし銀や天才肌はたまた野武士風の名選手。昔のテレビでしか見たことがない選手も結構います。
どちらかというと昔の選手が多い印象を受けるのは選考者の年齢にもよるかもしれません。関根潤三氏はとりわけショートの木塚忠助氏を「俊足、強肩、華麗」これぞプロ中のプロといえる最初の内野手だった。と絶賛しています。
投手、捕手、順当なところですが、三冠王の落合選手が1位に選出されていないのは二塁手と三塁手に票が分散したためでしょうか。

投手 1稲尾和久(西鉄) 神様、仏様、稲尾様 276勝137敗、1.98
   2鈴木啓二(近鉄)
   3山田久志(阪急)
捕手 1野村克也(南海ほか) 戦後初の三冠王 0.277、657本
   2伊藤 勤(西武)
   3梨田昌孝(近鉄)
   3中沢伸二(阪急)
一塁手1飯田徳治(南海ほか) 6年連続40盗塁の巧打者 0.284、183本
   1清原和博(西武ほか) 無冠の「番長」 0.272、525本
   2加藤英司(阪急ほか)
   3大杉勝男(東映ほか)
二塁手1辻 発彦(西武ほか) 西武黄金期の名手 0.282、56本
   2岡本伊三美(南海) 
   3大下剛史(東映ほか)
   3落合博満(ロッテほか)
三塁手1中西 太(西鉄) 160m超の大ホームラン 0.307、244本
   1有藤道世(ロッテ) ミスターロッテ 0.282、348本
   2落合博満(ロッテほか)
   3松永浩美(阪急など)
遊撃手1木塚忠助(南海など) 強肩の「韋駄天」 0.262、42本
   2石毛宏典(西武ほか)
   3豊田泰光(西鉄ほか)
<-- 木塚選手華麗なる守備 -->

外野手1イチロー(オリックス) 球界初の200本安打 0.353、118本
   2張本 勲(東映ほか) 球界初3000本安打 0.319、504本
   2大下 弘(西鉄ほか) 「青バット」のスター 0.303、201本
   2福本 豊(阪急) 球界最多の盗塁王 0.291、208本
指名打者1門田博光(南海ほか) 不惑のホームラン王 0.289、567本
    2マニエル(近鉄ほか)
    3ブライアント(近鉄ほか)
    3石嶺和彦(阪急ほか)

1位~3位の3選手を選出、1位5点、2位3点、3位1点を配点(外野手は順位づけせずに3選手選出、一律1点を配点)