昨日試合が行われた人工芝グランドの隅っこにこのような記念碑を見つけました。
第79回全国高等学校ラグビーフットボール大会で準優勝した時の記念碑です。
毎年トンガからの留学生の圧倒的パワーの前に行く手を阻まれている埼玉高校ラグビー。ちょっと複雑な気持ちでした。
そして、昨日12日、サッカーより一足先に8強が出揃いました。
◆第88回全国高校ラグビー大会埼玉県予選 3回戦
於:熊谷ラグビー場
熊谷工高 67- 0 川越工
早大本庄 33- 5 浦和工
進修館高 54- 5 草 加
浦和高校 19-10 川越東
正智深谷 29-10 大 井
慶応志木 15-10 所沢北
川越高校 20-12 立教新座
深谷高校 52- 7 松 山
こうして見ると埼玉県のサッカーとラグビーの強豪校の違いがよく分かります。サッカーもラグビーも16強に勝ち残ったのが正智深谷1校だけ、それと工業高校が4校(進修館→旧行田工)勝ち残っています。今年は熊谷工と深谷にチャンスがありそうです。
ところで、埼玉のラグビー無名校から大学ラグビーで頑張っている選手が現われましたので注目しています。
東海大学ラグビー部主将 岸 直弥 4年(川越東) 身 長/体 重 167cm/97kg
2007 関東大学リーグ戦トライ王
2007 関東大学リーグ戦ベストフィフティーン
2007 学生東西対抗代表
ポジション HO
岸選手の凄いところは、身長167cmとFWとしては小柄ながらトライを取れるということです。高校時代のポジションはフランカーで非常に機動力のある選手でした。
サンスポでこんな記事を見つけました
”早大一強”は許さん!東海大”雑草”HO岸が3Tの大爆発”
まだ大学に入ってからのプレーを見たことがありませんが、SANDAさんという人のブログでこんな観戦記を発見。
◆東海大 VS 流通経済大
この東海大学で魅力のあるHOを発見。
岸直弥君3年。
メンバー表によると身長が166cm。小さい。スクラム第一列とは思えない。
しかし、前半4本のトライの内、3本はこの小さなHOが叩きだす。
この岸君というHO。まちがいなくスクラムの第1列。どうみてもアンバランス
しかし、彼は走り回り活躍する。
BKに展開すると、なぜかピッチサイドの一番端にポジショニング。
そこはWTBの位置だが、彼がボールを受けると一直線にゲインラインを突破。
スピードを活かして大きくまっすぐ走りこみ、捕まるとHOの技量なのかボールキープでSHへ球を供給していく。ランナーでなくとも、密集と見るや一目散に体を当ててボールキープへの貢献を見せる。
前半は彼を見ているだけで楽しかった。
相変わらずの機動力に、献身的な動き、サッカーでも小柄な選手が活躍できる要素と共通するところがあると思います。
無名校出身、高校時代無名選手、雑草魂、応援したくなるフレーズ!活躍が楽しみな選手です。機会があったら是非観にいきたいと思っっています。