光れ稲妻☆応援blog

子供の入学を機にチームの応援とチームの観戦記を自分勝手に綴るブログです。

氷雪の記憶 バンクーバーオリンピック閉幕

2010-03-02 23:27:49 | バンクーバーオリンピック
数々の感動と記憶を残しバンクーバーオリンピックが幕を閉じました。
上村愛子選手に始まり、長島、加藤、高橋、浅田、スケート女子団体パシュートと、闘いの後の秘話、周囲の支えを知ると4年後ソチを目指す人、競技生活の第一線から退く人、記憶の中により一層刻み込まれます。
さて、今回は5位入賞ながら金メダルにも匹敵する活躍を見せた選手を取り上げたいと思います。クロスカントリー女子30Kクラシカル5位入賞石田正子選手。
オリンピックニュースこの競技での5位入賞は特筆すべき活躍です。手足が短く、小柄で体力的に劣る日本人には圧倒的に不利な競技種目です。
石田選手の今後の活躍に注目したいと思います。

トリプルアクセルか3回転-3回転か

2010-02-25 23:51:23 | バンクーバーオリンピック
いよいよ明日女子フィギュアのフリーです。
フィギュアは日頃家族で結構見ていますが真央かヨナか日本中(世界中?)が大注目する演技となりました。
男子フィギュアも4回転を飛べない王者と銀メダルのプルシェンコに揶揄されましたが、女子も浅田真央のトリプルアクセルとキム・ヨナの3回転-3回転との争いになりました。

気持ち的には金メダル確実と言われるキム・ヨナの方がプレッシャーを受けるんだろうと思いますが、浅田真央にも完璧な演技が要求されます。
トリプルアクセルか3回転-3回転か二人の完璧な演技を見たいと思います。

バンクーバーオリンピック

2010-02-20 08:18:49 | バンクーバーオリンピック
バンクーバーオリンピックの前半戦が終了しました。
連日テレビの速報、ハイライトに釘付けになっていますが、前半戦で最も印象に残ったのはスノーボードHPのショーン・ホワイト選手。
圧倒的強さで2連覇を達成。

2010.2.18 ショーン・ホワイト 金メダルの瞬間


あくなき開拓精神で「ダブルコーク」に「ダブルマックツイスト」を開発。他の選手が追随してきたところでまた、次の技を打ち出す。常に新しい技を求める開拓精神で完璧に決めてみせる強さが印象に残りました。

一方メダルを期待されていた上村愛子選手。
レース後『何で!一歩一歩階段を昇るようなんだろう』と涙を見せていた姿が印象的でしたが、メダルに手が届かなかった4位の差は何だったのか。
本人も認めている心の問題なんだろうと思います。
女子選手ではいち早くカービングターンを自分の物にしましたが、その技術は02年冬季五輪の金メダリストであるヤンネ・ラハテラ・コーチの指導を受けたもの。2008~2009シーズンのアドバンテージもそこから自分流の滑りに進化させることができなかった。技術的にも気持ち的にも誰かに頼ろうとする守りの気持ちがメダルと4位という結果になって表れたような気がします。
夫である皆川賢太郎選手は、スキーアルペンにカービングターンを取り入れたスキー界の革命児としてヨーロッパでは上村選手をも凌ぐ有名選手ですが、別々に調整していたのも影響が出たんでしょうか。4年後ソチは更にスピードにエアの3D技へ進化するんだろうと思います。

追記
いよいよ明日はジャンプラージヒル。
今日の予選で葛西選手がヒルサイズを越える142.5mの大ジャンプを飛びましたが、ランキング5位の選手までは5m~10mの開きがある印象です。いずれにしてもヒルサイズ以上のジャンプを2本揃えないとメダルは難しいと思われます。
37歳、6回目のオリンピック、葛西らしいジャンプを期待したいと思います。




★思い出の冬季五輪

2010-01-10 16:27:05 | バンクーバーオリンピック
いよいよカナダ・バンクーバーオリンピックが来月に迫って来ました。そこで朝日新聞beランキングから思い出に残る冬季五輪の名場面を取り上げたいと思います。

beランキング 思い出の冬季五輪
1位 フィギュアの荒川静香が金(2006年トリノ)     2955票
2位 「日の丸飛行隊」表彰台独占(1972年札幌)     2789票
3位 日本、スキー複合団体で金(1992年アルベールビル) 2607票
4位 ジャンプ団体で金(1998年長野)          2146票
5位 スケートの清水宏保が金(1998年長野)       2128票
6位 フィギュアの伊東みどりが銀(1992年アルベールビル)1841票
7位 ジャンプ舟木が金・銀(1998年長野)        1778票
8位 モーグル里谷多英が金(1998年長野)        1738票
9位 ジャネット・リン(米)が銅(1972年札幌)     1629票
10位 原田が痛恨の失敗(1994年リレハンメル)      1518票
11位 五輪の歌「虹と雪のバラード」がヒット(1972年札幌)
12位 スケート橋本聖子が五種目入賞(1988年カルガリー)
13位 スケート岡崎朋美が銅(1998年長野)
14位 モーグル上村愛子が7位(1998年長野)
15位 フィギュア伊藤が5位入賞(1988年カルガリー)

私の思い出の冬季五輪1位は当然こちらです。
笠谷幸生 ・ 日の丸飛行隊 札幌オリンピック (1972年)

当時の笠谷選手の着地は世界一と言われていました。腰を落とした綺麗なテレマーク姿勢は誰にも出来ないものでした。下の世界一美しい飛行と言われた舟木選手も着地だけは笠谷選手に敵いません。

そして2位と言えばラージ舟木の金、それから10位の原田の失敗ジャンプと総合してこちらです。
98長野五輪スキージャンプ団体 感動の金メダル

残念ながら舟木選手の代表選出は難しいと思われます。度重なるルール改正で長身選手に有利になってしまったジャンプ競技、踏切からの飛び出し姿勢を研究する必要があります。

3位はスケートの清水選手でしょうか。
清水宏保 金メダル 長野オリンピック (1998年)

今シーズン限りで引退する様子。腰痛がなければ2大会連続の金メダルは確実だったと思います。日本のスピードスケートを牽引し、長野オリンピックの金メダルは感動ものでした。

4位はこちらです。
荻原健司・河野孝典 ノルディック複合 (1992・94年)

荻原選手はいち早くV字型ジャンプを取り入れて、スキーのキングオブスキーと言われるまでになり、あまりの日本のジャンプの強さに複合のルール改正が行われました。ジャンプで先行し、距離で逃げ切るパターンが通用しなくなりました。昨年の世界選手権に続く金メダル獲得なるか注目です。

5位はこのランキングには入っていません。
黒岩彰 執念の銅メダル(1988年カルガリー)
サラエボの失敗を執念で乗り越えました。現在の500mを内と外で2本滑る規則と違い、圧倒的不利と言われるアウトスタートの中での銅メダル獲得は執念の賜物だと思います。因みに引退後は西武で松坂のマネージャー的なこともしていました。残念ながら黒岩選手の動画はユーチューブで見つかりませんでした。

番外ですが、札幌オリンピックのトワエモア「虹と雪のバラード」は今聴いても名曲だと思います。
『札幌オリンピック・開会式』♪虹と雪のバラード(トワ・エ・モワ)