光れ稲妻☆応援blog

子供の入学を機にチームの応援とチームの観戦記を自分勝手に綴るブログです。

北京オリンピック 終了

2008-08-25 00:34:48 | 北京オリンピック
北京オリンピックが昨日で終わりました。
個人的注目選手を取り上げましたが、テレビ観戦して勝手に感じたこと。

・男子短距離 ウサイン・ボルト(21歳、21日に22歳)
 
パウエルのエクスプローシブスタートも敵わないサンダーボルト(稲妻)、ライトニングボルト(雷光)と称される爆発的加速力。今年の夏のゲリラ雨の稲妻と伴に、我東の稲妻軍団の嵐の前兆と勝手に良い方に思い込む。


・男子マラソン サムエル・ワンジル 

奇しくもボルトと同じ21歳。実は新潟・陸上記録会で走っていました。
仙台育英高校からトヨタ自動車九州と記録会では同僚三津谷選手の引張りをしていました。駅伝中心のチームの強化方針とマラソンに専念したい助っ人の狭間からオリンピック直前にトヨタを離脱、今後はどの実業団に所属するのか、はたまた世界のトップに君臨する21歳。引く手数多だと思いますが、大会前にワンジルを間近で観戦できたのは幸運でした。

・女子マラソン
野口みずき選手、本当に残念でした。出場していたら金メダル間違いなかったと思います。4年後はどうでしょうか。
土佐礼子選手、一時期外反母趾痛による途中リタイアに対する批判がネットを賑わしていました。男子の大崎選手も直前リタイア、各選手が、競技人生を賭けて勝ち取った出場資格と本番に向けてのギリギリの調整。陸連の選手管理能力は批判されて然るべきだと思いますが、選手個人を批判するのはチョット酷に思いました。
個人的に潜在能力の一発に期待した中村友梨香(21)選手ですが、13位は現在の実力を出し切った思います。ただ、男子も同様なことが言えるんですが、マラソンの実績がない選手(以前の小鴨選手)はオリンピックでは全く通用しないことが今回の結果で判明しました。毎回マラソンの選手選考は揉めるんですが、たぶんロンドンでは選手の選考方法が変わり、初マラソンとか2回目のマラソンの好成績だけで選ばれることはなく、それなりの実績(有森選手のような)が求められるようになると思います。勿論、今回13位という実績を残した中村友梨香選手は最有力の一人だと思います。

・卓球 福原愛
 フォアへの返しに全く反応できなかった。
19歳で望んだ2回目のオリンピック。バックハンドを得意とする愛ちゃん。3位決定戦の最終試合、愛ちゃんのサーブからいきなり2本、フォアにエースを決められて全く反応できなかった。愛ちゃんから脱して、世界と戦うため、そしてBEST8以上のための今後の克服する課題か。

・男子サッカー

アルゼンチンは次々と若手が現れる人材の宝庫。対する日本は狭間の世代と言われたが、20歳以下でも世界から取り残されているのが現状。3試合で1点しか取れないのはお寒い限り。ストライカーの養成が急務だが、A代表も然りなんだけど、日本はFWに対して多くの事を要求し過ぎるんだろうと思う。

・水泳・トライアスロン
新潟の新聞を観ていたら新潟は水泳選手のDNA発信地となっていました。海が近いから???意外な発見でした。
北島選手の祖父(父方)は上越市中ノ俣出身。
200m銅メダルの中村礼子選手。糸魚川のマーメイドらしい、両親は糸魚川市(旧能生町:カニが美味い)出身。
トライアスロン5位入賞の井出選手。トライスロンを始めて2年余りでの快挙。ロンドンではメダル候補。父親は佐渡ヶ島出身。

他にもシドニーオリンピック銀メダル中村真衣。(長岡市)
平泳ぎ代表の種田恵選手は(長岡SSS)

今回のオリンピックとは関係ないが、ハギトモのお父さんは現在、上越市にある岩の原葡萄園(ワイン)の社長さん。http://hagitomo.blog.so-net.ne.jp/archive/20080705

以上、勝手な感想です。
いよいよ27日から1次予選の開始で、高校サッカーモードに突入しようと思っています。(27日は応援に行けないので初戦突破待っています)今年の埼玉県の注目は一点だけです。それは、次の機会に。

光れ稲妻!

北京オリンピック注目選手(個人的)

2008-08-16 05:01:08 | 北京オリンピック

陸上女子1万メートル決勝で力走する福士加代子。
大阪マラソンでのまさかの失速、ケガから復調した福士選手。物凄く頑張ったと同時に限界の見えた1万メートルでもあったと思います。1万メートルを29分台で走られてはどう頑張っても日本人選手では入賞ラインが精一杯。今後はマラソンに転向するのか興味深いところです。それにしても野口みずきの欠場は残念です。私は密かに名古屋国際を2時間25分51秒で優勝した中村友梨香(21)選手=天満屋=の潜在能力と一発に期待しています。

北京オリンピックのこれからの注目選手。
8月6日放送のNHKスペシャルを観ました。

ミラクルボディー ~世界最強の男たち~


競泳、現在6冠のマイケル・フェルプス選手。

誰よりも長いターンでの潜水泳法とドルフィンキック。キック力強化として、腰に8キロの重量をつけて、まずは立ち泳ぎ。腕は使わず、脚(ドルフィンキック)だけで、40秒間浮かぶ。これを10秒レストで10回。次に、水中ジャンプを10回1セットを、30秒のインターバルで10セット。計100回も水中ジャンプを繰り返します。アテネ五輪でソープ選手に敗れて以来、毎日課したトレーニングだそうです。8冠もなるほどと頷いてしまうトレーニング内容です。


アサファ・パウエル(ジャマイカ)選手。

世界最速の男を決める陸上男子100メートル。
長身選手はスタートが遅いという今までの陸上の常識を覆したエクスプローシブスタートと呼ばれる爆発的なスタートダッシュ。驚異の加速はなぜ生まれたか。やっぱり子供の頃からずっと続けている自宅の前の道路の坂道ダッシュにその秘訣がありました。
エクスプローシブスタートのパウエル選手か同じジャマイカのウサイン・ボルト選手の驚異的な後半の加速か見逃せない男子100メートルです。



それから、最も注目しているのが、走り高跳びのステファン・ホルム選手(アテネオリンピック金メダル)です。
メキシコオリンピックでフォスベリーが飛んだ背面跳び。
ホルム選手の完成されたあまりに美しいフォーム。ホルム選手の凄いところは身長1m81cmでありながら抜き(飛んだ高さ-身長差)が世界一の59Cmだということです。かって八木たまみ選手が抜き26cmでギネスブックにも記録されました。
男子と女子の違いがあれど、身長1m90以上が普通の走り高跳びの世界にあってまさに驚異的な記録です。5歳から走り高跳びを始めて25年間掛けて辿り着いた芸術的なまさに完成されたフォームです。

NHKスペシャルで取り上げられた選手ですが、注目して観ると面白さが倍増します。
興味のある方はこちらをどうぞ。
第1回 アサファ・パウエル~史上最速の男~
第2回 マイケル・フェルプス~世界最強のスイマー
第3回 ハイジャンプ~翼なき“天才”~