今年度選手権埼玉県大会において、HANFC出身者が
各高校で大活躍(http://www.hanfc.jp/hanfc2008/200811ob.html)しましたが、そのHANFCで1月にも3回練習会が行われるようです。
練習会の日程をHANFCのHPより転記させて頂きました。
OB祝勝会で韓監督にお聞きしたところ、セレクションで選手を絞るようなことはしていなく、基本的にHANで3年間過ごしたいという希望者は受け入れているようです。(勿論、息子の世代もそうでしたが、埼玉県内有数の強豪クラブで40名近い子供達が入団して来る訳ですから一度も公式戦に出場できないことも頭の中に入れておく必要があると思われます。)
それから、高校への進学にあたっては公立高校への進学を指導しているとのことです。HANは大宮東のグランドをホームグランドとして部活が終わった夜7時から練習している訳ですが、多くの子供達が色々な中学から時間を掛けて大宮東のグランドまで通って来ている。高校では授業が終わったらすぐにサッカーが出来る環境で思う存分サッカーをして欲しいというのがその理由だとお聞きしました。
韓代表・監督の紹介は↓(HANFCのHPより転記)
韓代表・監督の現役時代の実力は折り紙付きです。
かって1960年代から80年代前半に掛けて、日本のトップチーム、全日本代表を上回る実力を持つと噂されたチームが存在したことは、私も知りませんでした。そのチームが、上記埼玉新聞の記事に出てくる在日朝鮮蹴球団です。そんなチームにあって1980年モスクワオリンピック予選の代表に選出されています。
『チュックダン!~在日朝鮮蹴球団の物語』
ミズノ スポーツライター賞 優秀賞 河崎 三行 (双葉社)
に、その誕生から現在までを追ったノンフィクションが書かれています。
その第四章「証言」の中でセルジオ越後さん(解説者)は、「彼らは日本の実業団のどこにも負けなかった。あの当時、日本リーグでやってたら間違いなく優勝してるよ。実力の面でも、それ以外の面でも、彼らは当時の日本でプロと呼べるたった一つのチームだったね」と証言しています。
選手権を狙っている有力高校が実力試しに朝高詣をしていたなんてことも書かれており、大変興味深く、面白かったです。(図書館で借りて読みました。)
部活よりクラブでサッカーをと考えている方、HANFCってどんなクラブと思っている方、練習会に参加してみては如何でしょうか。