光れ稲妻☆応援blog

子供の入学を機にチームの応援とチームの観戦記を自分勝手に綴るブログです。

中学生Vリーガー

2010-03-17 22:17:27 | バレーボール
バンクーバーオリンピックスピードスケート代表の15歳 高木美帆
2010年世界ジュニアフィギュアスケート選手権優勝。15歳 羽生 結弦(はにゅう ゆづる)村上 佳菜子(むらかみ かなこ)15歳の逸材が揃いましたが、バレー界にも15歳の逸材がいました。
以前に全日本女子バレー歴代NO1セッターはで、180cmクラスのセッターを育てることが日本の急務だと言いましたが、ぴったりの逸材がいました。
大阪国際大和田中(大阪府守口市)3年の宮下遥選手
Vリーグ史上2人目の中学生選手です。セッターを育てるには時間と経験が必要ですが、今後15年から20年は日本のセッターは決まりだ言われるくらい大きく育ててほしいものです。どんどん大きな大会に起用して経験を積ませることも大事だと思います

全日本女子バレー歴代NO1セッターは

2009-11-21 07:15:28 | バレーボール
唐突ですが今日は女子バレーの話題を。
8月に行われていた女子バレーワールドグランプリ2009を見ていた時に取り上げようと思っていたのですが、なかなか歴代セッターを調べられなくてちょっと時間が掛かってしまいました。そうこうしている内にグラチャンが始まり4位という成績で終了しました。
バレーと言えば何と言ってもアニメ「ミュンヘンへの道」。
フライングレシーブ、Bクイック、一人時間差を編み出し、大古、森田、横田、猫田と多彩なメンバーが揃っていました。最近余りバレーボールは見ないのですが、女子バレーワールドグランプリ2009を見ていてう~んとちょっと考えさせられるところがあり、取りあえずこのタイトルを付けてみましたが、全日本女子の歴代NO1セッターが本筋という訳ではありません。ただ興味があって調べて行ったら東洋の魔女まで行き着きました。まずは東洋の魔女から最近までの成績と過去の日本代表の歴代セッターです。
 年  大会名     順位  監督   セッター  
1960 世界選手権    2位 前田 豊 河西昌枝
1962 世界選手権   1位 大松博文 河西昌枝
1964 東京五輪    1位 大松博文 河西昌枝
1967 世界選手権   1位 船山浩志 松村勝美/生沼スミエ
1968 メキシコ五輪   2位 船山浩志 松村勝美/生沼スミエ
1970 世界選手権    2位 小島孝治 松村勝美/生沼スミエ
1972 ミュンヘン五輪  2位 小島孝治 松村勝美/生沼スミエ
1974 世界選手権   1位 山田重雄 古田敏美
1976 モントリオール 1位 山田重雄 松田紀子
1977 ワールドカップ 1位 山田重雄 松田紀子
1978 世界選手権    2位 山田重雄 小川かず子
1980 モスクワ五輪   不 小島孝治 小川かず子
1981 ワールドカップ  2位 小島孝治 小川かず子
1982 世界選手権    4位 小島孝治 小川かず子
1984 ロサンゼルス五輪 3位 米田一典 中田久美
1985 ワールドカップ  4位 小島孝治 中田久美
1986 世界選手権    7位 小島孝治 中田久美
1988 ソウル五輪    4位 山田重雄 中田久美  
1989 ワールドカップ  4位 宗内徳行 中田久美  
1990 世界選手権    7位 米田一典 名取知恵  
1991 ワールドカップ  7位 米田一典 中田久美  
1992 バルセロナ五輪  5位 米田一典 中田久美  
1993 グラチャン    4位 米田一典 中西千枝子 
1994 世界選手権    8位 横田忠義 永富有紀  
1995 ワールドカップ  5位 小島孝治 中西千枝子 
1996 アトランタ五輪  9位 吉田国昭 中西千枝子 
1997 グラチャン    5位 葛和伸元 大貫美奈子 
1998 世界選手権    8位 葛和伸元 大貫美奈子 
1999 ワールドカップ  6位 葛和伸元 板橋 恵   
2000 シドニー最終予選 6位 葛和伸元 竹下佳江  
2001 グラチャン    3位 吉川正博 竹下佳江  
2002 世界選手権    13位 吉川正博 大貫美奈子 
2003 ワールドカップ  5位 柳本晶一 竹下佳江  
2004 アテネ五輪    5位 柳本晶一 竹下佳江  
2005 グラチャン    5位 柳本晶一 竹下佳江  
2006 世界選手権    6位 柳本晶一 竹下佳江  
2007 ワールドカップ  7位 柳本晶一 竹下佳江  
2008 北京五輪     5位 柳本晶一 竹下佳江  
2009 Wグランプリ   6位 眞鍋政義 竹下佳江
2009 グラチャン    4位 眞鍋政義 竹下佳江
こうして見ると70年代までは常に優勝を争っていましたがバレーの世界的普及とともに身長差というか体格の差は如何ともし難い感じです。ここに一つのデータがあります。

昔と現在では身長差も体力も全然違い、当然戦術も大きく違うと思いますが、全日本女子歴代NO1セッターと言われれば、中田久美でも竹下佳江でもなく、個人的には東京五輪世代の松村勝美さんを推したいと思います。ピンチの時の華麗なパスアタックは今でも記憶の片隅に強烈に残っています。

さてここからが本題なのですが、昨年の北京オリンピックからワールドグランプリ2009、そしてグラチャンの流れを見ていてオリンピックのメダルを取りに行くと言って5位という結果に終わりました。
今、女子バレーでNO1セッターは誰かと言われれば竹下選手だと言うのは紛れも無い事実だと思います。
だけど、竹下選手が中心では世界でのメダルは狙えないと言うのも過去の成績が示しているように事実です。
北京オリンピックから代表引退を決めていたようですが、竹下選手でいつまで代表を引っ張るんだろうと思ったのがタイトル元です。2012年のロンドンでメダルを取りに行くためには身長159cm/最高到達点 スパイク:280/ブロック:270のセッターでは世界に対抗できない。180cmクラスのセッターを育てることが日本の急務だと思います。それも速い2段トスを上げられるセッター。日本は身長差を速いトス廻しでカバーして世界の強豪に対抗する以外にメダルを狙うのは無理だと思います。セッターを育てるには時間が掛かる。オリンピック間際の代表権を賭けた試合には経験の浅い選手は使えない。代表権とは関係の無いワールドグランプリ2009とかグラチャン辺りから3年かけて世界に通用するセッターを育てる必要を感じました。テレビを観ていてもジャイアントキリングが起きる要素のない試合はどうしても途中でチャンネルを廻してしまう。
翻って日本のサッカーもどうして野球やバレーボールのような長身の動けるDFやFWが出て来ないのかと思ってしまいます。少年団なんかを見ていると足が遅かったり動きが遅いとDFやGKのポジションに回しがちになるような感じがします。子供の頃は、体が大きければ当然筋力が伴わない訳ですから俊敏な動きは期待できない。日本の画一的な指導方法が大型FW、それから大型DFの出現を阻んでいるのかもしれません。

ところで私の一押し選手です。9月に結婚したばかりの選手ということですがワールドグランプリが代表初選出。どことなくマラソンのQちゃんに似ている?偶然にもコートネーム キラ だそうです。

井上香織選手(デンソーエアリービーズ)