家の軽トラ(ダイハツ ハイゼット ジャンボ AT 4WD)の5年目(?)車検が2月25日になり、昨年暮れに行きつけのダイハツディーラーで新車購入と下取り見積もりを軽い気持ちで頼んだ。
このトラックは石垣作りの石、キッチンハウスの建築材料、他所で頼まれたウッドデッキ作りの材料運びなど大活躍。一度近所のおばさんが後方確認せずいきなりバックしてフロントに当てられ修理こそしたが走行距離5万㎞超で調子は良い。
家内は運転や駐車のし易さからこの軽トラしか運転せず、踏み間違い防止や衝突軽減などの安全装備も欲しいと考えていたところ、新型軽トラに乗用車並みの安全装備が付くことが分かった。田舎の田んぼや畑で走り回っているのは軽トラだけで、しかも運転者は圧倒的に高齢者が多い。軽トラに安全装備を付けるのは遅すぎたぐらいで本来全ての新車に安全装備義務化すべきだ。
ディーラーが提示した一番装備が充実したジャンボエクストラ CVT 4WDの新車値引きは5万円(予想通り)、今乗っているジャンボエクストラ AT 4WDの下取り見積もりは予想よりかなりいい。差額支払は私の酒の量を減らし(どれだけ飲んでいた?)粗食にすれば(元から粗食をさらに)何とかなりそうなので即注文した。
周知のように半導体不足で新車の納期はかなり遅れ、迷っていたらどんどんずれ込む。車検が2月25日で切れるので、セールスは今注文すれば何とかそれまでは納車できそうとのことだった。
そして車検切れ4日前の2月21日に新車が準備できたとのことで引き取りに行った。どさくさで注文したので何を頼んでいたのか、何が付いてくるのかよく確認や理解してなかった(多分説明は受けている)。一番簡単なナビ、ETC、前後カメラのドライブレコーダーは頼んでいたと思うが。
家に帰り実車で装備を確認すると結構沢山の安全装備が施されている。まず、嬉しいのは4WDにロックとオートボタンが付いている。前の車では4駆はボタン切り替え(ロック式)だが、今度はオート4WDに設定しておけば普段は後輪2駆だが車輪が滑り出したら自動的に4駆になる。軽トラは荷物を積んでいないと荷台が軽いので雨降りなど(特に登坂)は後輪が空転し易い。
アイドリングストップが採用されているのもいい。遮音対策が貧弱(無いが正確表現)なのでエンジン音がうるさく信号待ちでエンジンス停止は快適性の向上のみならず省エネにもなる(逆か?)。
驚いたのは何とキーレス、まるで乗用車なみにエンジン始動停止はボタンのみ。残念ながら給油のための開栓用鍵の携帯は必要。
その他のスマートアシストは
●衝突被害軽減ブレーキ(対歩行者) ●ペダル踏み間違い時加速抑制装置
●車線逸脱警報 ●先進ライト(自動切替型前照灯)
■対歩行者衝突被害軽減ブレーキ(AEBS2)。

もともとこの車種は乗用車並みのリクライニング(軽度)シート仕様だが、材質等も上品になり快適性は向上している。シート後方の室内荷物置き場もフラットになり使いやすくなっている。

オートライトやハイビームも付いていて改良点は期待以上。
外観の色やナンバーも前と同じにしたので買い替えたことに気づく人が少ないのもいい。ATからCVTに変更されているのに気に留めていなかったが、実際走行してこれも大きな改良点だと気づいた。ATは前進三速で時速60㎞以上はエンジン回転が上がり過ぎだったが、CVTはギア変速がなくエンジンが適切な回転でタイヤに伝わる。高速道でも快適走行(騒音対策は所詮軽トラ)。
今、この新車で砂利を仕入れに行くにはちょっと躊躇するが、所詮実用車、荷物を運んでこそ実力発揮する。