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手動式薪割り機油圧シール交換 Hydraulic Cylinder Seal changed

2019-01-06 | 日記
7-8年前にコナラや山桜を伐採して40cm丸太に切り斧で割って薪にしていた。私は小中学生の頃、家で薪割りを手伝っていたので斧の扱いには慣れているが、数時間続けて振り上げては下ろしているとかなり疲れるし、クサビが弛んで斧が柄から抜けたりする。薪割りとはそんなものだと思っていたが、手動式油圧薪割り機があるのが分かりどんなものか試しに買ってみた。2本の棒(1m長)ハンドルを前後に動かし油圧の力で直径30-40cmの丸太も簡単に割いてくれる。丸太を薪割り機に載せるのは重いが、割るのは家内でも楽にできる。そのうち、割る量が増え電動油圧薪割り機を購入したのでこの手動式はお蔵入りになっていたが、この前新しく薪割りを始めた人にこの機械を譲ったところ油漏れすることが判明したので引き取った。前置きが長くなったが、今日はこの油漏れ修理(シリンダーシール交換)作業。

先ずは薪割り機をひっくり返して油受け容器を置いてシリンダー空気抜きキャップを外して作動油を全部抜き取る。
次はシリンダーキャップを外すのに薪割り機を固定する必要があるので、私はウッドデッキの上で本体両側を2x4木材で挟み込みビスで固定。

両側のゼンマイバネを外す。


パイプレンチ(モンキースパナ)の先に鉄管を射し込みキャップを弛めてシリンダーを引き抜く。


シリンダーからシール(パッキング)を抜き取り観察すると確かに一部変形(油漏れ原因?)している。
新しいパッキング(内径40mm、外形50mm)は破損したパッキングとは少し形状が異なるがサイズが同じなので合うはずだが、気温が低いため(5度C)弾力性(伸縮性)がなくシリンダーに被らない。70-80度のお湯に5分ほど浸して温め弾力性回復させたらうまくシリンダーに装着できた。
シリンダーとパッキングに作動油を塗りシリンダーを筒に戻す。
レンチでキャップをしっかりと締める。
ゼンマイバネを引っ掛けるのだが、硬いので工夫しないと伸びない。針金をバネの先端に付け長い釘抜「バール」でテコの作用で引っ張って取り付ける(最初の写真)。
作動油は新品(写真下)を入れる(1Lぐらいかな?=空気抜きキャップから覗いてシリンダーが浸かる程度)。


空気抜きキャップ(2個)を全開にしてハンドルで数回ポンピングして空気抜きをする。

さていよいよドキドキの試運転。
薪を挟んでハンドルを動かしシリンダーを出していく(油圧全開)。薪に圧力がかかりパキッと割れたが油はまったく漏れてない。
シリンダーシール交換成功!



コメント (2)
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